2019.06.15
【リフォーム】和室を洋室へ。工事範囲と目安の費用

こんにちは
町の引越屋さんです。
最近はライフスタイルが変わって、和室を洋室にリフォームする人が増えています。
洋室へのリフォームといっても畳をフローリングに張り替えるだけの簡単なものから、
部屋全体を洋室に変更する大掛かりなリフォームまで様々です。
今回は和室を洋室へリフォームする方法や目安の費用をまとめました。
和室を洋室にリフォームする4つのパターン
まずはどの範囲まで洋室へリフォームするかを考えましょう。
大きく分けると
1、畳をフローリングに変更する
2、壁や天井も和室に合うように変更する
3、押入れをクローゼットに変更する
4、和室全体を洋室へ変更する
の4つのパターンが考えられます。
畳をフローリングに変更する
畳をフローリングに変更するには、
畳を撤去する
↓
下地処理(隣の部屋との段差調整、根太の組み直し、防音処理、断熱材設置など)
↓
フローリング設置
といった手順を踏みます。
フローリングは大きく分けて2つの種類があります。
ひとつは、安く張り替えられる人工的に作った複合フローリング。
もうひとつは、費用は高くなりますが、自然の木の風合いを生かした無垢フローリングです。
大体の目安ですが、
6畳の和室をフローリングに張り替える時の費用は、15万〜25万円程度です。
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壁や天井も和室に合うように変更する
畳をフローリングに変更するのに合わせて、
壁や天井の壁紙のクロスを張り替えるだけで、和室っぽさは一気に解消されます。
費用は、畳からフローリングへのリフォーム費用+6万〜20万程度を考えておきましょう。
費用に差があるのは、クロスの種類はもちろんですが、戸建てとマンションによっても変わります。
実は、多くの戸建てでは、和室と洋室の壁の構造は異なって建てられています。
床の間や欄間のある戸建ての和室の壁は「真壁」という柱を露出させる仕様が多く、
洋室の壁は「大壁」という柱が見えない仕様にされています。
こういった場合、和室(真壁)から洋室(大壁)に変える時に
耐火ボードを張ったり、壁の厚みを調整する工事が必要になるので、費用は高くなります。
一方、マンションの和室は洋室と同じように大壁で造られていることが多く、
そのままクロスを張り替えるだけなので費用は安くすみます。
押入れをクローゼットに変更する
押入れが使いずらいと感じる理由の一つは、奥行きが大きいという点です。
ハンガーパイプを取り付けてクローゼットにリフォームすると格段に使い勝手はUPします。
押入れをリフォームするには3つのパターンがあります。
1、ふすまは残したまま内部の棚を取り除き、ハンガーパイプを設置する簡易クローゼット
2、ふすまを扉に交換し、内部はハンガーパイプや好みの棚を設置する一般的なクローゼット
3、元の押入れのスペースより拡張し、ウォークインクローゼットにする
費用の目安ですが、
最も簡単な簡易クローゼットへの変更は5万前後、
一般的なクローゼットは10万〜20万円、
ウォークインクローゼットは20万〜50万円です。
ふすまをそのままに、簡易クローゼットにするだけでも使い勝手は良くなりますが、
予算が許すなら扉を物の出し入れがしやすい折れ戸にする工事はオススメです。
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和室全体を洋室へリフォームする
畳をフローリングに変更、壁や天井のクロス張り替え、押入れをクローゼットに変更に加え、
建具やカーテンレールなど細部まで洋室に作り変えます。
戸建てorマンション、和室の下地の劣化具合によって変わりますが、
6畳〜8畳の和室を洋室へリフォームするには約70万〜100万円程度を目安にしておきましょう。
まとめ
和室から洋室への変更はどの範囲までリフォームするかによって費用も工事期間も大きく変動します。
床材が畳だから部屋が使いにくい、という理由であれば全面リフォームをしなくとも
フローリングに変更するだけでガラッと印象が変わり、部屋の使用範囲は変わりますよね。
リフォームの目的はもちろん、予算も合わせてリフォーム会社の人とよく相談してみてください。