2020.03.29

【害虫対策】ゴキブリ・アリ・ネズミ・蜂の対策法【虫の写真なし】

こんにちは
町の引越屋さんです。

 

暖かくなってくると虫も活動が活発になり、害虫被害も多くなります。

 

害虫は見た目が不快、人や家に害がある、など色々な種類を総称した呼び方です。

 

今回は、害虫の種類や特徴をまとめました。

 

なぜ害虫が増えている?

害虫

 

害虫被害は、人の生活が快適になるにつれ増えてきています。

 

理由は6つあります。

 

害虫が増えた理由;家が快適になっている

 

最近の住宅は気密性・断熱性が高く、空調設備も良い家が増えてきてきます。

 

人が快適に暮らせる家は虫にとっても住みやすい環境なのです。

 

害虫が増えた理由;住宅に使用される有害物質が減っている

 

近年は健康志向や住宅の安全性が重視されたことにより、

 

家の建材に含まれる有害物質の規定が厳しくなりました。

 

人にとっては安全で安心できる住宅になりましたが

 

害虫にとっても安全な環境になりました。

 

害虫が増えた理由;宅地開発が進んでいる

 

日本は宅地開発が進み、田んぼ、畑、山、林などがあった場所に

 

家を建てています。

 

虫が住んでいた場所に侵入しているので、そこに元々住んでいた虫は

 

行き場所を失い、家に入ってきてしまうのです。

 

害虫が増えた理由;建材が乾燥不足

 

家を建てるときにかかる時間は昔よりも短くなっています。

 

そのため、使用する木材やコンクリートを乾かす時間も短くなっており、

 

湿気をおびた状態になっていることがあります。

 

湿気の多い環境は害虫が住みやすく、好まれてしまいます。

 

害虫が増えた理由;生活習慣が変わった

 

現在は共働きの家庭が多く、日中は家を閉め切っていたり、

 

畳を定期的に干している家も少なくなっています。

 

家の中に湿気がこもりやすい状態になっており、害虫が住みやすい環境になってしまっています。

 

害虫が増えた理由;外来種が増えた

 

元々日本にいた在来種だけでなく、

 

輸入品を介して海外からたくさんの虫が日本に入ってきています。

 

それらの中には害虫になってしまう種類も多く、

 

害虫の総数が増えてしまっています。

 

よく見かける害虫の種類

害虫

 

では、住宅でよく見かける害虫の種類をご紹介します。

 

害虫:ゴキブリ

 

ゴキブリは夏場によくみかけますが、

 

最近は冬も室温がゴキブリが活動できる15度以上に保たれていることが多いので

 

年中対策が必要になってきています。

 

ゴキブリは暗い・狭い・暖かい場所を好みます。

 

特にキッチンは水・食糧・湿度・暗さなど、ゴキブリが好む条件がそろっています。

 

ゴキブリは巣をつくって集団生活をしているので、1匹見つけたら100匹いる、

 

と思った方が良いでしょう。

 

ゴキブリは冷蔵庫の下、コンロの裏、流しの下などにひそみ、

 

そこで集合フェロモンを含んだフンを排泄して、仲間のゴキブリを呼び込みます。

 

なので、家の中で1匹ゴキブリを見つけたら巣ごと退治できる撃退グッズを買ってきて

 

家の中に設置するようにしましょう。

 

ゴキブリの対策法

 

  • ゴキブリは梅雨に繁殖期を迎えるので、5月〜6月ごろに燻煙材で駆除する
  • 水回りはこまめに掃除をする
  • 食べ残しはラップをして冷蔵庫に片付ける
  • ガスコンロの油汚れは毎日掃除する
  • 三角コーナーのゴミは毎日捨てる
  • 冷蔵庫の裏のホコリをこまめに掃除する
  • 生ゴミはビニール袋にいれて水気がもれないようにする
  • 不要な段ボールはゴキブリの住処になるので捨てる
  • 髪の毛、ホコリはこまめにすてる
  • 玄関、室外機、窓は開けっぱなしにしない
  • 害虫:シロアリ

     

    シロアリは暗く湿気の多い場所を好み、土や木の中に巣を作ります。

     

    日の当たる場所には出てきません。

     

    日の当たる外気を移動する時は土や分泌物で蟻道というトンネルを作り

     

    自分の体を保護して移動します。

     

    主に木や土などを餌にしていますが、シロアリは目が見えないので

     

    餌を探すときにプラスチック、鉛、畳、新聞紙、断熱材、衣類、コンクリートなど

     

    なんでもかじってしまします。

     

    家の耐震性が低下するのできっちり対策しなければいけません。

     

    シロアリの対策法

     

  • 床下に木くず、紙くずを放置しない
  • 床下を換気して乾燥させる
  • 家の周辺に木材を放置しておかない
  • 雨漏りがある場合はすぐに直す
  • 防湿対策をしっかりしておく
  •  

    害虫:蜂

     

    蜂は確実な予防法がないので、巣を早めに見つけることが大事です。

     

    蜂は1年ごとに巣をかえるので、一度作った巣を続けて住処にすることはありません。

     

    春から夏にかけて巣をつくりはじめるので、巣作りを始めのを見つけたら

     

    早めに駆除するようにしましょう。

     

    蜂の対策法

     

    蜂は巣を作らせない環境にすることが大事です。

     

  • 軒下は定期的に巣がないか確認する。
  • 庭は春頃に剪定して、蜂が雨風をふせげないようにする
  • 天井裏や床下は金網で防ぐ
  • 小屋や倉庫は定期的に巣ができていないか確認する
  • 家の外構にはゴミをおかないようにして風通しをよくする
  •  

    害虫:蚊

     

    蚊は刺されると痒みをともないますが、ほかの感染症の病原菌を媒介することがあるので

     

    注意が必要です。

     

    蚊は水の中に卵を産んで繁殖するので、水場に薬剤をまき、

     

    幼虫のうちに駆除してしまいましょう。

     

    蚊の予防法

     

  • 水は蚊の幼虫の住処になるので水たまりをつくらない
  • 雨の後は卵を産みやすくなるのでベランダや庭に蚊取り線香をたく
  • 蚊は汗によってくるので体を清潔にしておく
  • 蚊はレモンやペパーミントの香りを嫌うので玄関やベランダにおいておく
  •  

    害虫:ネズミ

     

    ネズミは悪臭、騒音、食害、菌を媒介して感染症の原因になるなど

     

    さまざまな害が発生してしまいます。

     

    ネズミ自身に菌が住みついていたり、菌を含んだ排泄物から

     

    触れた部分から食中毒、感染症などの健康被害が発生しています。

     

    また、人を噛み、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。

     

    ネズミが住みにくい環境にしておくことが大事です。

     

    ネズミ対策

     

    ネズミは餌を食べなければ2、3日で死んでしまいます。

     

    ネズミが家に侵入してくる1番の理由は食糧を求めてです。

     

  • 食べ残しや開封した食料を放置しない
  • ペットフードや枯れた花も食べることがある
  • 出入り口の割れ目を放置しておかない
  •  

    まとめ

     

    害虫は侵入させないようにすることと、もし入ってきてしまっても

     

    住みにくい環境にしておくことが大事です。

     

    どれも簡単にできることなのでぜひ実践してみてください。



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