2020.03.24
【害虫対策】入れない増やさない!すぐできる家の害虫対策
こんにちは
町の引越屋さんです。
対策していてもどこからかやってきてしまうのが「虫」です。
特に一人暮らしの方や女性は、見るのも嫌!という方も多いでしょう。
今回は、家でできる害虫対策をまとめました。
家に入ってくる虫の特性
家に入ってくる害虫には3種類の特性があります。
衛生に影響する虫
衛生に影響する虫はハエやゴキブリです。
窓や玄関の隙間から侵入して、食品に雑菌をつけ、食中毒の原因になる可能性があります。
特にゴキブリは「1匹見つけたら100匹いる」と言われるほど繁殖力が強く、気温が30度を超えると一気に増殖します。
どちらも家に入れない、そして家の中で繁殖させない対策が必要になります。
人体の健康に影響がある虫
人体に影響する虫で多いのはダニや蚊です。
人を刺し、そこから炎症やアレルギーを起こします。
ダニは犬や猫の皮膚に張り付き皮膚炎を起こすこともあります。
また、蚊は違う感染症の菌を持っていることもあるので、注意が必要です。
住宅に被害のある虫
住宅に影響する虫はシロアリです。
シロアリは住みつくと家の構造部分を食べるので、耐震性が大きく下がります。
最近は木造部分だけでなく、家電製品の中にも巣を作るアリもいます。
害虫が出やすい家の特徴
虫が苦手な人は「虫が出にくい状態」をキープすることが大事。
虫が発生しやすい家や部屋になってしまわないようにしましょう。
【虫が発生しやすい部屋の特徴】
すぐ出来る害虫対策
害虫対策で1番大切なのは家の中に侵入させないことです。
すぐ出来る害虫対策をご紹介します。
害虫対策:排水溝の詰まりや隙間を埋める
ゴキブリは排水溝や水道管から侵入することが多いので、排水溝に隙間がある場合はパテで埋めておきましょう。
キッチンは食べ物があるので、ゴキブリが好む場所です。
排水溝はS字に曲がっているものにしましょう。
S字トラップが下水の匂いを予防し、コバエやゴキブリの侵入も防いでくれます。
また、排水溝が詰まっているのを放置すると悪臭だけでなく、害虫の発生につながるので、
トイレの詰まりを解消するのと同じように、ラバーカップで詰まりを解消するようにしましょう。
排水溝が詰まる原因は、食べ物のカスや油です。
大量に油を使ったときは排水溝に流さず、吸い取って捨てるようにしましょう。
害虫対策:網戸の目の大きさに注意
網戸をしっかりと閉めて隙間のないようにしても虫が入ってくる場合は
網戸の目の大きさが大きすぎる可能性もあります。
一般的な網戸の目では害虫はほぼ侵入してきませんが、長期間使い続けているうちに
目が大きくなってしまっている箇所があるかもしれません。
その場合ははり直して害虫を防ぎましょう。
害虫対策:鉢植えの水は蚊を発生させる
蚊は水回りに最も発生します。
川、池、用水路以外にも鉢植えの水も蚊の発生源になります。
ベランダに鉢植えを置く場合は、水が溜まった状態が長く続かないよう
こまめに水は捨てるようにしましょう。
また、ペットボトルやバケツなど、水が溜まりやすいものは出来る限りベランダには置かないようにしてください。
害虫対策:生ゴミは放置しない
生ゴミは害虫が最も好み、集まってきます。
特にベランダに放置して捨て忘れ、その周辺に卵を生まれてしまうと
害虫を駆除してもどんどん湧いてくる・・・・なんてことになりかねません。
生ゴミは極力外に出さないようにするか、きっちりと封をして捨てるようにしましょう。
害虫対策:ダンボールは撤去する
意外と盲点になりやすいのがダンボールです。
ダンボールはゴキブリやシロアリの住処になりやすいので
不要なダンボールは放置せずすぐに処分しましょう。
害虫対策:ハーブを育てる
蚊やゴキブリはペパーミントやレモングラスのようなハーブの香りを嫌うので
玄関やベランダで育ててみると良いかもしれません。
その時も、鉢植えには水がたまったまま長時間放置しないように気をつけてください。
まとめ
ダニやゴキブリ、シロアリは一年を通して対策しておかなければいけません。
部屋と外との隙間はふさぎ、部屋や水回りは清潔に保ち、害虫が侵入や増殖しないようにしましょう。