2018.11.15

ミニマリストの断捨離vol.4「捨てづらいモノを捨てるコツ」

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
捨てづらいモノと聞くと何を思い浮かべますか?
 
人からもらったもの、故人が遺したもの、買ったけどもったいないと感じているもの、などを挙げる人が多いのではないでしょうか。
 
モノが捨てられないのは、気持ちや思い出がこもっているからです。
 
そういうときは自分自身を客観的に見ることが大事。
 
今回は、捨てづらいモノを捨てる時のコツをまとめました。
 
ミニマリスト流!モノの捨て方のコツvol.1
ミニマリスト流!モノの捨て方のコツvol.2
ミニマリスト流モノの捨て方のコツvol.3「今」にこだわる
 

ミニマリスト流!モノの捨て方

ミニマリスト断捨離
 

ミニマリストの断捨離29:プレゼントも捨てて良い

 
モノを捨てる難易度の高い一つが「人からもらったモノ」。
 
プレゼントを捨てるのはもらった人に申し訳ないし、せっかくプレゼントしてくれた相手の気持ちを踏みにじったのでは?
 
と、なかなか捨てにくいですよね。
 
ただ、自分が贈る側のことを想像してみてください。
 
プレゼントしたモノを喜んで使ってくれていたら嬉しいですが、「使い道がない・・・」と困っていたり、「折角もらったから・・・」と申し訳なさそうにしている姿を見るのも心地よいとは言えないですよね。
 
他の人に譲るか、処分してくれて大丈夫だよと思う人も多いのでは?
 
モノを大事にする気持ちも必要ですが、捨てても【自分のことを考えながら選んでくれた時間】や【相手が贈り物をしてくれた気持ち】を大切にすることはできるはずです。
 

ミニマリストの断捨離30:モノの連鎖を断つ

 
モノの多くは一つ増やすと、連鎖的に増えることが多いのです。
 
どういうことかというと、「ランニングを始めよう!」とランニングシューズを買って走り始めたとしましょう。
 
最初はランニングは靴一つでできる!と思っていても、いざ始めてみると「着替えが必要」「走る時に音楽を聴きたいからイヤホンがいる」「ランニング用のポーチが欲しい」「防寒具が欲しい」という風に色々と買いたくなるもの。
 
PC1台にしても、ケーブル、USBメモリ、保護シート、持ち運び用のケース、プリンターなどを揃え出すと結構な量のモノを買うことになります。
 
逆にいえば、1つ捨てるだけで一気に部屋をスッキリさせれるモノがたくさんあるということです。
 
例えば、テレビを断捨離する場合、コードやケーブル類、録画用のHDD、ps4、テレビ台なども不要になりますよね。
 
もういらないけど「捨てずらい」と迷ったものほど、勇気を出して根こそぎ捨ててみましょう。
 

ミニマリストの断捨離31:コレクションは自己満足

 
本や切手、人形、ミニカーなど、特定のモノを集める人をコレクターと呼びますよね。
 
中には、博物館に展示できるような歴史的に貴重な品を持っている人もいます。
 
ですが、多くの場合は一定の努力で手に入る範囲のものをコレクションしているでしょう。
 
コレクションは自己満足、いわゆる趣味の一つです。
 
保管するスペースの確保、管理や新規購入にかけるお金などをきちんと自分でコントロールしましょう。
 
なんとなくで集めている人は即断捨離、価値があるかもしれない思ってと捨てられない人はまずは鑑定に。
 
熱意のないコレクションは手放して良いでしょう。
 

ミニマリストの断捨離32:レンタルをうまく活用する

 
最近はネットで様々なものがレンタルできます。
 
スーツケース、スノーボード、ダイビング器材、バイクといった大きなものから、ドレス、望遠レンズ、ビデオカメラなど。
 
自分の好きなものや趣味、使用頻度の高いものは購入して手元において、1年に数回しか使わないものは買う前にレンタルで賄えないか調べてみましょう。
 

ミニマリストの断捨離33:before→afterをSNSで公開する

 
ダイエットをするときは周りに宣言したり、SNSで公開した方が成功率が上がるのですが、断捨離も同じ。
 
「捨てる!」と宣言したり、before→after、断捨離したものなどを写真に撮って公開すると不思議と断捨離の成功率あがります。
 
一人で黙々とやるよりも、モチベーションが維持しやすく、思い切って捨てやすい心理状態を作り出してくれます。
 

ミニマリストの断捨離34:ゼロから部屋を作るなら?と想像してみる

 
とあるドキュメンタリー映画で、青年が自分の荷物を全て倉庫に預け、「1日1つだけモノを取り出せる」条件で部屋を作っていく話があります。
 
最初は素っ裸で新聞紙で身体を隠した状態から始まり、倉庫から1枚のコートを取り出し床にゴロ寝・・・と、ちょっと真似するのは難しいかもしれませんが、想像はできますよね。
 
持ち物をゼロにして、1日1つだけ取り出せるなら、本当に大切なものや必要なものから手元に置こうとするでしょう。
 
今、手に持っているものはもう一度同じ値段でも買いたい?
 
今、手に持っているものは何番目に取り出す?
 
今、手に持っているものはリュック一つで家を出ることになっても持って行く?
 
など、問いかけてみると意外と「そんなに大事にしてないな」と思うものがたくさんあるはず。
 
ゼロからの部屋づくりをするときに、いま持っているものをもう一度部屋に置きたいと思うなら、それはきっと大切なのでしょう。
 

ミニマリストの断捨離35:「仮捨て」をしてみる

 
捨てるか迷っているときは、「仮捨て」がオススメ。
 
捨てようか悩んでいるものを一つにまとめて、押し入れやクローゼットなどに置いておいたり、ゴミ袋に入れて捨てる一歩前の状態にしてみる。
 
そして1週間〜1ヶ月程度時間を決めて過ごし、そのモノが必要にならなかったら捨ててしまってOK。
 
逆に、出番があったならそれは必要なものなので、置いていて良いでしょう。
 

ミニマリストの断捨離36:1つ買ったら1つ捨てる

 
これは綺麗な部屋をキープするための王道ルール。
 
「1in 1out」とも呼ばれます。
 
このルールはとてもシンプルで、何か買うなら先に捨てる。ただそれだけです。
 
服ならハンガーの数を決めてしまったり、靴は収納スペースを増やさず備え付けのシューズbox内に収めるという工夫も良いでしょう。
 
断捨離初期だと、まだかなりの量のモノが残っているはずなので、1つ買ったら2〜3つ減らしてみましょう。
 
1つ買ったら1つ減らすルールがあれば、どれだけモノを買っても総量が増えることはありません。
 
ただ、気をつけるのは「同じジャンル内で調整する」こと。
 
服を買うなら、減らすのも服。
 
ボールペンを1本減らしたからブランドバッグを買う・・・ではうまく調整できません。
 

ミニマリストの断捨離37:失敗に執着しない。潔く認める

 
人は誰しも自分の失敗を認めたくないものです。
 
例えば、お店で着たときはすごく素敵だと思って買ったのに、帰ってクローゼットを見ると合わせる服がない、とか数回着たらもう着なくなった服・・・など。
 
心の中では「買わなくても良かったかな・・・」と思っていても、その失敗を「もったいないから捨てない」と打ち消しがちです。
 
そういうときは、「買い物に失敗した!」と潔く認めてしまいましょう。
 
試着して断れなかった、安かった、人が着ているのが素敵だった、など失敗の原因が何かあるはずです。
 
その原因をちゃんと受け止めて、次に買い物をするときに気をつけましょう。
 
失敗して買ったモノはすぐに手放す方が懸命。
 
そうしないといつまでも「これ失敗だったなー」と心がモヤモヤしてしまいます。
 
さっぱり捨てて、次からは上手にモノを選びましょう。
 

ミニマリストの断捨離38:安い・タダで買うのをやめる

 
定価1万円のコートが8000円で買えると嬉しいですよね。
 
「3万円以上お買い上げでノベルティプレゼント!」や、「先着10名様に無料で〇〇!」といったキャンペーンもよく見かけます。
 
確かに安く買えることは嬉しいし、無料でもらえるのであれば得!と感じるかもしれませんが、いったん落ち着いて考えてみましょう。
 
モノが増えると管理・維持する場所と時間が必要なだけでなく、無意識的に「〇〇を持っている」と脳の記憶メモリを使ってしまいます。
 
この脳のメモリは意識の中では持っていることを忘れてしまっても、潜在意識では忘れることなく記憶しているので、ずっとエネルギーを使い続けます。
 
「余計な物を持たない方がいい」というのは、この脳のメモリの仕組みも関係しています。
 
余分なモノは持っているだけで、労力を使っているのです。
 

ミニマリストの断捨離39:悩んだモノは捨てられる

 
「悩む」理由は大きく分けると2パターンあります。
 
一つは選択肢がどっちでもいいと思っている、もう一つはどちらも価値があると感じているかです。
 
例えば、目の前に100円と100万円があって「どちらでも好きな方をもらっていいよ」と言われたら、迷うことなく100万円を選ぶでしょう。
 
何かを得るときは何かを失うという言葉があるように、選択をすると必ずメリット・デメリットが存在します。
 
「迷っている」ということは、そのメリット、デメリットが拮抗しているか、どっちになってもいいやと選ぶことに興味がない証拠。
 
「友達と割り勘をした時のお釣りが100円と101円になった」ぐらいの小さな違いなのです。
 
捨てるか捨てないか悩むということは、捨てる捨てないそれぞれのメリットデメリットに大差がないということ。
 
それなら捨ててしまっても良いのではないでしょうか。
 

ミニマリストの断捨離40:感謝して捨てる

 
プレゼントを捨てる、故人のものを捨てる、買ったけど使わなかったから捨てる、どれも「捨てる」という行動に違いはありません。
 
ですが、大切なのは捨てるときに「感謝」を忘れないこと。
 
断捨離に成功している人のほとんどは、捨てるときにモノに感謝して捨てています。
 
モノを生み出してくれた人、モノを贈ってくれた人、モノを遺してくれた人、様々な人に対して「ありがとう」と感謝してみてください。
 
使わないけど捨てられない、もらったから捨てられない、というような気持ちで過ごし続けるなら、一度心の中を感謝でいっぱいにして手放してみましょう。
 
そうやってモノを手放しているうちに、モノへの価値観や見方が変わっていくはずです。
 

モノは自分を豊かにしてくれる

 
人からもらったもの、人が遺してくれたもの、買ったけどなかなか使っていないもの、など捨てづらいモノは誰にでもあります。
 
そういうときは、「これは、今、自分を幸せにしてくれているかな?」「これを持っていて毎日が楽しくなるかな?」と問いかけてみましょう。
 
今回紹介したポイントは、
 
・人からもらったものでも捨てていい
 
・モノの連鎖を断つ
 
・コレクションは自己満足と心得る
 
・レンタルをうまく活用する
 
・before→afterをSNSで紹介してみる
 
・ゼロから部屋を作ると想像してみる
 
・「仮捨て」をしてみる
 
・1つ買ったら1つ捨てる
 
・失敗は潔く認めてしまう
 
・安い、タダにつられて買わない
 
・悩んだものは捨てられる
 
・モノは感謝して捨てる
 
の、12ポイント。
 
ぜひ断捨離の時の参考にしてみてくださいね。



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