2019.07.17

【クッションフロアがリフォームで人気な理由】メリットやデメリットは?

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
床材によって部屋の印象はガラッと変わります。
 
クッションフロア塩化ビニール樹脂を原料とした床材の一つ。
 
ビニールの裏にクッションを貼りつけているので、非常に柔らかく扱いやすいのが特徴で、
 
一般家庭、企業、病院、飲食店など、様々な場所で取り入れられています。
 
今回は、クッションフロアのメリット・デメリットを含めた特徴や、向いている部屋などをまとめました。
 

クッションフロアのメリット・デメリット

リフォーム
 

クッションフロアのメリット

 

汚れ・水に強く掃除が簡単

 
クッションフロアは表面がビニールなので、水分を弾いてくれ、汚れても落としやすいのが特徴。
 
アンモニア汚れにも強いので、トイレやペットのが過ごす部屋にもオススメです。
 

防カビ、消臭、抗菌など機能性がたくさんある

 
最近のクッションフロアは様々な加工が施されています。
 
例えば、汚れをつきにくく落としやすくした防汚加工、カビや菌に強くした抗菌加工、においを抑える消臭加工、
 
UV樹脂コーティングで耐久性を高める加工、床暖房に対応した加工、など。
 
使用する部屋の用途に合わせて機能性を高めたタイプを選べるのも、クッションフロアの良いところです。
 

弾力があり、柔らかい

 
クッションフロアは弾力があり、長時間歩いたり座っていても足腰が疲れにくいのが特徴。
 
高齢者や小さい子どものいる家庭、ペットの足音が気になる家庭などにとって、
 
クッションフロアはとても使い勝手の良い素材です。
 

バリエーションが豊富

 
クッションフロアは、カラー、デザインともにバリエーションが豊富。
 
無地、地柄、タイル調、木目調、チェック柄、大理石調、タイル柄、幾何学模様などがあり、
 
自然な風合い〜レトロ調、モダン調、北欧デザインなど色々なインテリアにマッチします。
 
また、表面に凹凸をつける加工、マット加工なども施せるため、同じ模様でも違う質感を選ぶこともできます。
 

安価で施工が簡単

 
クッションフロアはフローリングやタイルなど、他の床材と比較して施工費、材料費共に費用を抑えることができます。
 
はさみやカッターでカットもできるので、使用するスペースに合わせて自由に大きさや形を変更でき、
 
貼り付けも容易なので制限の多いリフォームでも扱いやすい素材です。
 
施工〜撤去作業が簡単にできるので、将来的にフローリングやタイルに張り替える予定がある場合や、
 
急遽床のリフォームが必要になったた場合でも対応可能です。
 

クッションフロアのデメリット

 

重い家具を置いた後が残りやすい

 
ビニール製で柔らかく弾力があることは、重たい家具や物を置いた痕が残りやすいデメリットにもなります。
 
気になる場合はクッションフロアと家具の間に布を敷いて対策をしましょう。
 

熱に弱い

 
クッションフロアは熱に弱いので、紫外線や強い日差しを受けると劣化や剥がれる原因になります。
 
そのため、日当たりの良い部屋にはあまり向いていません。
 
また、タバコを落としたり、熱湯をこぼすと溶ける可能性があるので要注意。
 

ゴム汚染に注意

 
ゴム汚染とは、クッションフロアと椅子やテーブルなどの家具の脚についている転倒防止のゴムパーツが化学変化を起こし、
 
汚れが染み付いてしまうこと。
 
ゴム汚染のシミはクッションフロアに染み込んでしまった汚れなので、一度つくと落とすことができません。
 
ゴム素材をクッションフロアの上に置く場合は、ゴム汚染が起こっても目立たない場所にするか、
 
クッションフロアとゴムの間に布や紙などを敷き対策しましょう。
 

湿気がこもりやすい

 
クッションフロアは表面がビニール、裏面は下地合板なので、通気性が悪いという欠点があります。
 
きちんと下地処理をして施工しておかないと、剥がしてみると床が湿気でカビだらけ・・・なんてことになりかねません。
 
リフォーム会社に依頼して施工してもらった場合は、カビ対策を行ない隙間なく貼り付けていると思うのであまり心配はいりませんが、
 
DIYで行う場合は注意が必要です。
 

クッションフロアが向いている部屋

リフォーム
 
クッションフロアの耐水性、汚れに強い、弾力性がある、といったメリットを生かせる部屋に使用しましょう。
 
【脱衣所、トイレ、洗面所】
 
耐水性の高さと掃除の楽さをもっとも生かせるのが「水回り」です。
 
脱衣所、トイレ、洗面所など、クッションフロアは家中の水回りに最適な素材です。
 
【子ども部屋】
 
クッションフロアは材料費、張り替え費用が安いので、汚れやすい子ども部屋にもぴったり。
 
汚れや音が気になる場合は、傷に強い加工がされたものや、少し厚めのクッションフロアを使用しましょう。
 
【ペットが過ごす部屋】
 
フローリングやタイルなどの硬い床はペットの足腰や股関節に大きな負担になります。
 
柔らかく弾力のあるクッションフロアはペット向きの素材。
 
その場合は消臭機能のついたクッションフロアを使用するとより快適に過ごせるでしょう。
 

クッションフロアのお手入れ方法

リフォーム
 
クッションフロアは基本的に、
 
掃除機でゴミを取る→雑巾やクイックルワイパーで水拭き
 
をしておけばOK。
 
毎日軽く掃除をしておけば、特別な手入れは必要ありませんし、フローリングのようにワックスがけも必須ではありません。
 
もし傷や汚れへの耐久性をUPさせるためにワックスがけを行う場合は、薬剤が直接つくと変色やシミになる可能性があるので、
 
クッションフロアには直接撒かずに、布に染み込ませて塗っていってください。
 

汚れがひどい場合は薄めた中性洗剤

 
水拭きで取れない汚れや、静電気による汚れがついた場合は、薄めた中性洗剤を少しだけふりかけて拭き掃除をしましょう。
 
この場合も、原液のままだと変色やシミの原因になるので、薄めてから使ってください。
 
表面にエンボス加工(凸凹の加工)がしてあるクッションフロアだと、汚れが拭きずらいこともあると思います。
 
その場合はスポンジやブラシを使ってみてください。
 

まとめ

 
クッションフロアは
 
・耐水性が高い
・汚れに強い
・掃除が楽
・デザインが豊富
 
など、場所が合えばとても扱いやすい床材です。
 
費用も6畳の部屋への張り替えだと5万〜10万程度で済ませられることが多く、床のリフォームの中では安くリフォームが可能です。
 
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