2020.02.15

【リフォーム】水回りのリフォーム最適の時期&目安の費用

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

台所、お風呂、キッチン、洗面台などの水回りは毎日使うので劣化しやすい場所です。
 

ですが、内部の劣化には不具合が出るまで気付かないことも多く、
 

不具合が出た頃には少々大掛かりなリフォームが必要になっているケースもあります。
 

今回は水回りのリフォームの目安の時期や費用の目安をまとめました。
 

水回りリフォームの目安の時期

リフォーム
 

水回りには最適なリフォームの時期があります。
 

新築や前にリフォームしてから、それらの耐用年数がくる前に検討して施工するのが理想的で、
 

そのタイミングを逃すと不具合が起こりやすくなり、
 

下地の補強工事が必要になったり、多くのパーツを交換しなければいけなくなるケースもあります。
 

きちんと耐用年数を守り早めに行動する方が、結果的にリフォーム費用を抑えることができたり、
 

家の傷みを軽くすることができます。
 

キッチンのリフォーム時期

 

キッチンは新築や前回のリフォームから15年前後で、次のリフォームを検討するのが良いでしょう。
 

リフォームを検討する症状としては、
 

  • 引き出しが開閉しにくい
  • 水漏れが起こる
  • ライフスタイルの変化でキッチンが狭くなったor広すぎる
  • キッチン周りの床が傷んでいる
  •  

    などです。
     

    お風呂のリフォーム時期

     

    お風呂は新築や前回のリフォームから10年前後で、次のリフォームを検討するのが良いでしょう。
     

    リフォームを検討する症状は、
     

  • お風呂の壁が黄ばんでいる
  • お風呂の床に汚れやカビがこびりついている
  • 浴槽の保温機能が低下している
  • お風呂が広すぎるor狭すぎる
  • ドアの開け閉めがスムーズにできない
  • ドア付近の床が傷んでいる
  •  

    トイレのリフォーム時期

     

    トイレは新築や前回のリフォームから10年前後で、次のリフォームを検討するのが良いでしょう。
     

    リフォームを検討する症状は、
     

  • トイレが頻繁に詰まる
  • 便座の保温機能が低下している
  • ウォシュレットの故障
  • 便座がひび割れている
  • 床が傷んでいる
  • 壁や床の匂いや汚れが取れない
  •  

    洗面台のリフォーム時期

     

    洗面所は新築や前回のリフォームから7〜8年前後で、次のリフォームを検討するのが良いでしょう。
     

    リフォームを検討する症状は、
     

  • 洗面ボウルが汚れが取れない
  • 洗面ボウルがひび割れている
  • シャワー部分が詰まっている
  • 水漏れを起こしている
  • 鏡が破損したり、汚れている
  •  

    水回りリフォームの目安の費用

    リフォーム
     

    では、水回りリフォームの内訳や、それぞれの箇所の目安の費用をまとめました。
     

    水回りのリフォーム費用の内訳

     

    水回りのリフォームにかかる費用の内訳は、
     

    1、解体費用
     

    既存の器具を取り除く費用です。
     

    2、新しい設備やパーツの選択
     

    設備はリーズナブルなグレードものから、ハイグレードのものまで様々で
     

    どのグレードの設備を選ぶかによって、リフォーム費用が大きく変わります。
     

    3、取り付け費用
     

    大抵の場合、設置費用は設備のグレードで設置費用が大きく変化することはありませんが
     

    キッチンとお風呂に関しては、設置にかかる期間や人数によって人件費が変化するため
     

    多少の増減はあります。
     

    4、廃材処分費用
     

    リフォームで発生した不用品や廃材を処分するための費用です。
     

    大掛かりなリフォームになるほど廃材も多くなるので、費用は高くなります。
     

    5、内装工事の費用
     

    例えば、壁紙や床材を交換するための費用です。
     

    6、給排水工事や電気工事費用
     

    給水管・排水管をつなぐ工事や電気配線を設置する工事費用で、
     

    設備ー住宅をつなぐだけの工事より、新しく配管設置する方が費用は高くなります。
     

    キッチンのリフォーム費用

     

    キッチンリフォームは、システムキッチンを入れ替えるか
     

    コンロ、換気扇、水栓などのパーツを交換することになります。
     

    システムキッチン本体は大抵のメーカーで3つのグレードが用意されていて、
     

    スタンダードで50万前後、ミドルで70万前後、ハイグレードで100万〜となっています。
     

    最低限の機能でOKという方はスタンダードでも良いですが、
     

    つけられるオプションや選べる素材や色が少ない可能性があります。
     

    リフォーム費用は、キッチン本体や交換するパーツの料金以外に
     

    人件費や施工費、解体・処分費、水道電気工事費、などが加わります。
     

    ですので、50万円のキッチンを取り付ける場合、総額だと70万〜80万程度になります。
     

    キッチン周りのリフォームでオプションを付けたい場合は
     

  • 食洗機:20万〜30万
  • 浄水器:2万〜
  • レンジフード:10万〜
  • スライド収納:10万〜
  •  

    などがあります。
     

    また、シンクやキャビネットの素材(ステンレス、大理石、ホーロー、セラミックなど)によっても
     

    価格が変動します。
     

    お風呂のリフォーム費用

     

    お風呂のリフォームは今のお風呂がユニットバスか、在来工法のタイル貼りのお風呂かによって
     

    費用と工事期間が変わります。
     

    現在のユニットバスを新しいものに交換するためにかかる費用は、
     

  • ユニットバス本体(30万〜150万程度、グレードによって変わる)
  • ユニットバス解体費用
  • 搬入、搬出、養生、処分費
  • 洗面所の壁の取り壊しや作り直し
  • 配管工事
  • 内装補修工事
  • 電気工事
  •  

    などで、おおよそ本体価格+50万程度が必要になります。
     

    ユニットバスからユニットバスへの交換は3日〜5日程度で完了しますが、
     

    在来浴室の場合は解体だけで3日ほどかかるので、その分作業費や人件費、
     

    廃材撤去費などがかかるので、ユニットバスのリフォームよりも50万円ほど
     

    費用がかかることがあります。
     

    トイレのリフォーム費用

     

    トイレのリフォームは、便器だけの交換、便器+洗面所の交換や設置、
     

    床や壁の張り替えなど、施工する内容と範囲によって費用が変わります。
     

    便器を新しく交換するには、リフォーム業者だけでなく、便器と排水管を接続する部品を交換できる
     

    水道業者の手も借りなければいけません。
     

    便器の本体価格はグレードによって5万〜30万ほどと様々で、
     

    人件費、施工費、廃材処分費用を合わせると、10万〜35万円ぐらいが予算になります。
     

    便器を交換した時に、手洗い場を新しく増設することになると、少し大掛かりなリフォームが必要になります。
     

    なぜなら、トイレ内の壁を解体して便器につながっている配管を分岐させて水が出るよう配管工事を行うからです。
     

    配管工事→壁の復旧工事→手洗い場の設置→内装工事→便器の取り付け
     

    という手順になるので、工事期間も3日ほどかかります。
     

    便器丸ごとではなく、便座のみを交換する場合はホームセンターやネットショップで購入して
     

    自分で交換することも可能です。
     

    洗面所のリフォーム費用

     

    洗面台は大きさによって費用が変化します。
     

    60cm程度のコンパクトなものから、2m以上の大きなものまであり、
     

    収納スペースが豊富なものや、高級感のある素材を使用しているものもあります。
     

    ですので値段も10万ほどで購入できるものもあれば、100万円以上するものもあります。
     

    洗面台ほ本体費用以外に必要なのは
     

    既存の洗面台の撤去費と処分費、設置費、配管工事費、人件費などで5万〜10万程度です。
     

    まとめ

     

    水回りのリフォームは早めに検討する方が良いでしょう。
     

    水漏れや不具合を放置していると、生活に支障が出るだけでなく
     

    家の土台が腐ったり、シロアリやカビの発生につながってしまうからです。
     

    そうなると気になる箇所以外の補修工事も必要になってしまい、費用も時間もかかってしまいます。
     

    少し気になり出したら、早めに相談をしてリフォームしてくださいね。



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