2020.01.25

【リフォーム】キッチンの水漏れ!どう修理すれば良い??

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

キッチンからの水漏れはどんな理由で発生するのでしょうか。
 

床下や床の内部から水漏れしている場合は早く対処しなければ
 

家の強度にも影響してきます。
 

今回はキッチン水漏れの原因と修理費用についてまとめました。
 

キッチンから水漏れを起こす原因

水漏れ
 

ジワジワとした水漏れはパッキンの劣化

 

キッチンの水漏れで最も起こりやすいのが蛇口や排水溝のパッキンの劣化です。
 

パッキンは蛇口や配管の接続部分からの水漏れを防いでくれるのですが、
 

ゴム製品なので経年により劣化して弾力性を失っていきます。
 

するとゴムの隙間から水漏れが起こってしまうのです。
 

パッキンの劣化による水漏れはいきなり水が噴き出す事はなく、
 

隙間からジワジワと漏れるので、大惨事になる事は稀です。
 

ただ、水漏れをしている事に気づかず、床下に浸水して
 

そこから建材が腐食してしまうと修理費用が高くなってしまうケースもあります。
 

一般的なパッキンの寿命は10年前後なので、
 

それより早い周期で水漏れを起こしていたり、急に大量の水漏れが起こった場合は
 

違う原因で水漏れしているかもしれません。
 

キッチンの床下の水漏れは排水管の詰まりが原因

 

キッチンの床下が水漏れしている場合は、
 

排水管が詰まってしまい、水が逆流しているケースが多いようです。
 

シンクの排水溝から洗浄用のワイヤーを通して汚れや詰まりを取り除けば解消されますが、
 

あくまでもこれは一時的な対応で、完全に汚れを取り除く事はできません。
 

根本から解決するには業者に依頼して高圧洗浄を行う事です。
 

洗浄ワイヤーは市販で売られているので自分で詰まりを解消することもできますが
 

失敗して配管を傷つけてしまう可能性もあるので、できれば業者に依頼しましょう。
 

キッチンの床までの水漏れは配管が原因

 

キッチン周りの床が濡れている場合は排水管の何処かから水漏れしている
 

可能性が高いようです。
 

配管からの水漏れは、配管の詰まり、接合部分の劣化、配管自体の劣化などが
 

原因として挙げられます。
 

配管が原因の水漏れはキッチン内部の配管なのか、
 

床下の配管から漏れ出しているのかの判断が難しいことも多々あります。
 

キッチン内部の配管であれば、シンクに水を流すと床に水が漏れ出し、
 

床下部分の配管であれば、水漏れ以外にも床やフローリングが湿り気を帯びます。
 

排水管の水漏れは、水道メーターで確認することができないので
 

日頃からキッチン周りが不自然に濡れていないか注意してみておきましょう。
 

蛇口や水栓からの水漏れは接合部分の劣化

 

蛇口や水栓はパッキンが劣化する以外にも
 

部品同士の接合部分が水漏れを起こしている可能性があります。
 

最近の蛇口は、蛇口の根元が動かせたり、ホースで引き出せるなど
 

昔と比べると構造が複雑になっているため、水漏れも起こりやすくなっています。
 

蛇口の外側に漏れ出していると見た目でわかりやすいのですが、
 

蛇口内部で水漏れしていると、水がキッチン内に流れ込んでいて
 

水漏れに気づくのが遅れてしまうことがあります。
 

蛇口からの水漏れは家中の蛇口をしめた状態で
 

水道メーターを確認した時に動いていると何処かから水漏れしているサインになります。
 

シンク下の水漏れはシンク自体の破損

 

シンクの収納部分が濡れていると、配管の問題ではなく
 

シンク本体が破損している可能性もあります。
 

シンクでよく使われているのはステンレスですが、
 

サビたり割れたりしにくい素材なので、シンクの破損が原因の水漏れはあまり起こりません。
 

ただ、重たいものを落としてしまうとヒビが入ってそこから水漏れを起こしたり、
 

熱でシンクを変形させてしまうと、排水溝とシンクの接触部分が歪み、
 

水漏れを起こす可能性があります。
 

シンクの水漏れは排水溝を塞いで水を流すと確認できます。
 

ただ、破損の状態によっては圧力がかからないと水漏れしないケースもあります。
 

その時はシンクいっぱいに水を貯めて少しの時間放置していると
 

水が漏れているかどうか確認できます。
 

キッチンの水漏れの修理費用

水漏れ
 

キッチンの水漏れを直す目安の費用をまとめました。
 

ちょっとした水漏れ修理は5000円

 

配管の接触部分がずれている、パッキンが劣化している、
 

程度の修理であれば約5000円ほどで修理することができます。
 

蛇口からの水漏れは蛇口を交換することになると、新しい蛇口の購入費用が必要になりますが
 

ちょっとした部品交換で完了できるのであれば5000円程度で修理できます。
 

排水栓・止水栓などの交換は1万円

 

排水栓・止水栓を交換することになると、それに合わせて
 

排水トラップのホースやパッキンなども同時に交換することになるので
 

約1万円ほどの修理代金になります。
 

ただ、一部ではなくキッチン全体が劣化してきていると
 

交換箇所も多くなるので費用は高くなります。
 

排水ホースの水漏れは1万5000円

 

水漏れの原因が排水ホースの破損や接触部分の劣化の場合、
 

配管交換・パッキン交換が必要になるので費用は1万5000円前後になります。
 

他の修理に比べて高いのは、床下の配管の場合だと床材を剥がすので
 

作業に時間と手間がかかるからです。
 

見えている部分の交換であればもう少し安く修理できるでしょう。
 

もし水漏れによってすでに床下が傷んでしまっている場合は
 

その部分も補修しなければいけないので数万〜の費用が必要になるかもしれません。
 

床下の水漏れを放置しているとキッチンから排水の匂いがしてくることもあるので
 

修理してもらうときに合わせて確認してもらうと安心です。
 

蛇口の修理は5000円〜30000円

 

蛇口から水漏れを起こしている場合は、5000円〜30000円ほどの修理費用になります。
 

パッキンが劣化している場合は交換するだけで良いので5000円ほどですが
 

金属部分が破損している、蛇口自体が劣化しているなどの場合は
 

蛇口そのものを交換しなければいけないので蛇口本体費用が必要になります。
 

蛇口は一般的なものだと約2万円、ホースタイプや洗浄機が組み込まれているタイプだと
 

約4万円ほどで購入できます。
 

蛇口はホームセンターなどでも販売されているので自分で取り付けできそうですが、
 

設置に失敗するとさらに水漏れしてしまう可能性があるので
 

できれば業者に任せる方が良いでしょう。
 

まとめ

 

キッチンの水漏れはすぐに対処すれば修理費用安く、時間も短くすみます。
 

キッチンの水漏れは放っておくと床下に染み込み、家の土台を脆くさせてしまうことがあるので
 

気付いたら早めに対処しましょう。
 



シェア