2019.12.16

【リフォーム】駐車場や外構に砂利は有り?DIYで施工するには?

こんにちは
町の引越屋さんです
 
駐車場や外構の外観を変えたり、機能性を高めてくれる素材の一つに
 
砂利があります。
 
よく駐車場や外構に使用されるコンクリートやレンガと比較して
 
どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
 
またDIYで施工することは可能でしょうか?
 
今回は駐車場や外構に使用される砂利についてまとめました。
 

外構や駐車場に砂利を使うメリット・デメリット

リフォーム
 

砂利を使用するメリット

 

施工費用が安く済む

 
砂利はコンクリート、芝生、レンガなどを使うよりも施工費用が安くすみます。
 
コンクリートやレンガを使う場合は、土地を掘り下げて固めて・・・など
 
下準備をして土台を作らなくてはいけないので費用と時間がかかりますが
 
砂利は、砂利をいれるだけの深さまで既存の土を取り除いて
 
砂利を入れて固めるだけで済みます。
 
そのため、多くの業者で1平方メートルあたり3000円前後が相場になっており、
 
狭い範囲であればDIYで施工することも可能です。
 

水ハケが良い

 
砂利は水を吸収することはできませんが、
 
他の素材よりも隙間が多いので、外構や駐車場の水ハケが良くなります。
 

熱がこもりにくい

 
コンクリートやアスファルト、レンガなどは夏場になると太陽の熱を吸収して
 
非常に高温になりますが砂利は熱がこもりにくいので
 
他の素材と比べて夏場の照り返しを抑えることができます。
 

雑草が生える量を減らせる

 
地面が剥き出しになっているとすぐに雑草が生えてきてしまいますが
 
砂利を敷くと剥き出しの頃と比較すると、雑草が生える量を減らすことができます。
 
雑草を除去する手間を省いたり、外構や駐車場の外観を綺麗に保つことができます。
 
植物の種は風でも運ばれてくるので
 
砂利を敷くときに、防草シートを敷いておくと一層効果的でしょう。
 

防犯効果がある

 
砂利の上を歩けばジャリっと音がするので防犯対策として外構に取り入れている方もいます。
 
最近は防犯対策用に普通の砂利よりも大きな音が鳴る商品も販売されています。
 

砂利を使用するデメリット

 

定期的なメンテナンスが必要

 
砂利は最初の施工費は他の素材と比べて安く抑えることができますが
 
雨風や人の歩行、車の移動や重みなどで砂利が動いたり窪んだりするので
 
定期的に慣らしたり補充しなければいけません。
 
放置していると駐車場に敷いている場合は、砂利が飛んで車を傷つけてしまうことあるので
 
日頃からメンテナンスを行うようにしましょう。
 

駐車場の全面に敷くとうるさいことも・・・

 
駐車場に砂利を敷く場合、車を出し入れする時の音は意外と大きいので
 
タイヤの通る部分まで全面に敷いてしまうと騒音問題になってしまうことも・・・。
 
早朝や深夜に車を出し入れする方はタイヤの通る場所は
 
コンクリートやレンガを取り入れることも検討してみましょう。
 

落ち葉の掃除が大変

 
砂利は落ち葉の掃除に手間がかかります。
 
大きな葉っぱだとそのまま手で拾えますが、小さな落ち葉が砂利に絡まったり
 
砂利の隙間に入り込んだり、雨で濡れてしまった落ち葉を取り除くのは
 
時間と手間がかかってしまいます。
 

汚れやすい

 
砂利は他の素材と比べると汚れが目立ちやすいデメリットがあります。
 
特に白っぽい色の砂利だと、黒ずみや苔が気になるかもしれません。
 

砂利をDIYで敷く手順

リフォーム
 
広範囲であれば業者に依頼したほうが良いですが、
 
狭い範囲であればDIYで敷くことも可能なので
 
おおよその手順をご紹介します。
 

手順1、下地を整える

 
まず、砂利敷く部分の雑草を根本から抜いて土地を整えましょう。
 
雑草を抜いたら専用の器具を使って地面に圧力をかけて平らにし、
 
同時に土に含まれている余分な水分を取り除きましょう。
 
そうすることによって地面の密度が高まり、隙間がなくなるので
 
均一に砂利を敷くことができます。
 
この圧力をかける作業を転圧と言いますが、この作業を丁寧にやっておくと
 
砂利が窪んだり偏りが発生する頻度を抑えることができます。
 

手順2、防草シートを敷く

 
剥き出しの地面と比べると砂利を敷くだけで雑草が生えるのを抑える効果はありますが
 
それだけだと風や衣類に付着して運ばれてきた種から発生する雑草が
 
育つのを防ぐには不十分です。
 
もし砂利だけで雑草を防ごうとすると地面に太陽の光が一切届かないように
 
しなければいけないので砂利の厚みが8cmほど必要になってしまいます。
 
なので、雑草の除去と転圧をして整えた地面の上には防草シートを敷いておきましょう。
 

手順3、砂利を用意して敷く

 
砂利を敷く範囲の面積を計算して必要な量の砂利を用意しましょう。
 
砂利の厚みは防草シートを敷いた状態で4cm前後が適量です。
 
ただ、砂利の大きさが2cmほどの小さいものであれば少々少なくても
 
地面が見えないかもしれませんが
 
5cmほどの大きな砂利を敷く場合は、5cmほど厚みを出して敷いたほうが良いでしょう。
 
1平方メートルに必要な砂利の量は
 
砂利の種類や厚み、大きさにもよりますが約70kgです。
 
メンテナンスのために必要な量より少し多めに買っておくことをおすすめします。
 

砂利を均等にする

 
地面を整え、防草シートを敷いて、砂利を用意したら
 
実際に砂利を敷き、厚みを均等にしましょう。
 

まとめ

 
砂利はDIYでも敷くことができますが、
 
下準備をしたり、砂利や防草シートを購入して敷く手間と時間が必要になるので
 
それも踏まえた上で業者に依頼するか否かを検討しましょう。
 
また、転圧は専用の機会を使ってしっかりと行ったほうが良いので
 
広範囲に敷くときはDIYはおすすめできません。
 
砂利は外構や駐車場を手軽に変えられる素材ですが、
 
日々のメンテナンスが必要なのでその手間も含め、素材選びの参考にしてくださいね。



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