2019.12.22

【リフォーム】手入れが楽!人工木のウッドデッキの魅力

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
ウッドデッキは「第二のリビング」として使用したり、
 
子どもやペットの遊び場、ティータイムを楽しむ場、など
 
様々な用途で使用できるためとても人気があります。
 
そこで今回はウッドデッキを新しく設置する時に知っておくと良いことをまとめました。
 

ウッドデッキをリフォームするときのポイント

リフォーム
 
ウッドデッキを新しく設置、もしくはリフォームする時は
 
次のような点に注目してください。
 

使用する素材

 
ウッドデッキの素材は樹脂製(人工木)と天然木があります。
 
樹脂製は見た目は木材に似ていますが、木粉とプラスチックをMIXさせて作られています。
 
樹脂製は天然木と比べると、雨風の腐食やシロアリなどの害虫に強いので耐久性が高いですが
 
その分費用も高額になります。
 
天然木は自然素材ならではの風合いが素敵ですが、
 
色あせや反りなどのトラブルが起こりやすかったり、シロアリ対策が必要など、
 
こまめなメンテナンスが必要になります。
 

屋根の有無

 
ウッドデッキは屋根の有無で使い勝手や見た目が大きく変わります。
 
例えば、樹脂製のウッドデッキは熱を吸収しやすいので夏場は日光が当たり
 
非常に高温になります。
 
そのため屋根をつけておいた方が夏場の使い勝手はUPしますが、
 
見た目に圧迫感を感じたり、隣接する部屋の気温が上がりにくくなるので
 
冬場は室温が低くなりやすいなどデメリットもあります。
 
どうするか決められない時は、先にウッドデッキを設置してから
 
必要になったタイミングで屋根を追加することも可能です。
 

手すりの高さは?

 
子どもやペットがいる場合は手すりの高さも気をつけておきましょう。
 
低すぎると転落事故の原因になってしまいます。
 
ですが、あまり高い手すりを設置すると閉塞感のある空間になってしまいます。
 

樹脂製(人工木)のメリット・デメリット

リフォーム
 
ウッドデッキには天然木と樹脂製(人工木)がありますが、
 
手入れが楽な人工木のメリット・デメリットをまとめました。
 

樹脂製(人工木)のメリット

 

耐久性が高く、劣化しづらい

 
天然木と比べて、人工木の方が圧倒的に優れているのが耐久性の高さです。
 
腐りにくく、色あせや摩耗も天然木より長持ちするので手入れも楽です。
 

湿気や日差しに強い

 
人工木は湿気を吸収しにくいので、腐ったり変形しにくい特徴があります。
 
また、紫外線で変色しにくいので美しさが長持ちします。
 

シロアリに強い

 
樹脂製(人工木)の原料は主にプラスチックなので
 
シロアリや害虫の被害に遭いません。
 
天然木は色々と対策をしても、全てのシロアリや害虫に対応できるわけではないので
 
人工木と比べると耐久性は低くなってしまいます。
 

品質が一定

 
天然木は自然の素材なので品質や生産量にばらつきがありますが、
 
人工木は一定の品質で必要な分だけ生産されています。
 
ですので素材が足りない、手に入らないというような事情で工事の日程が遅れる心配がありません。
 

メンテナンスが楽

 
天然木にすると、
 
防腐対策、シロアリ対策、定期的な表面の再塗装など、
 
色々なメンテナンスが必要ですが、人工木はこれらの対策はいりません。
 
ただまるっきり何もしなくてOKかというとそうではなく、
 
汚れや水たまりをそのままにしておくとカビる場合があるので、
 
その場合は水洗いをしたり、ブラシで擦るなどの手入れを行いましょう。
 
すでにカビが発生してしまった場合はサンドペーパーなどで擦ってください。
 

デザインが豊富

 
人工木はカラーバリエーションが豊富で、
 
天然木の色味にはないグレー系やホワイト系などのカラーにも対応しています。
 
また、同時にフェンスを設置する場合も同じラインラップが用意されていることも多く、
 
統一感のある仕上がりになります。
 

人工木のデメリット

 

熱を吸収しやすい

 
人工木はプラスチックを使用しているので熱を吸収しやすく、
 
また、一度吸収すると熱を保持しやすい特性があります。
 
ですので真夏の直射日光に当たると火傷をしてしまうくらい熱くなる場合もあります。
 
対処法としては、屋根やオーニングを設置したり、
 
遮熱効果を施した人工木を利用するなどがあります。
 

設置時の施工費、材料費が高い

 
人工木は原料を作る工程の費用が必要なので、天然木よりも素材そのものの値段が高めです。
 
ですので設置する時の初期費用は天然木より高くなるケースが多いです。
 
また、設置に特別な金具やビスが必要な場合もあり、天然木より施工に手間がかかります。
 

塗装できない

 
人工木は天然木と違って塗装の塗り直しが簡単にできません。
 
劣化して色合いが風化してきても、天然木のように自分でDIYをして
 
綺麗にすることが難しいので、色を変えたい場合は業者に依頼しなければいけません。
 

水が溜まりやすい

 
人工木は水を弾き、耐水性があるので水分が吸収されません。
 
なので表面に水が長時間残ってしまい、放置しておくとカビや汚れの原因になります。
 
その分腐食しにくく耐久性が高いのですが、雨が降ったあとは水分を拭き取っておきましょう。
 

まとめ

 
ウッドデッキは人気があり、ネットやホームセンターでDIYでできるセットなども
 
販売されているので自分で作ってみようと思っている方もいるかもしれません。
 
ですが、土台をしっかりと作り、水平になるようにならし、柱をまっすぐ立てておかないと
 
すぐにガタついたり、傾いてしまいます。
 
できればリフォーム会社に相談してプロの手で設置してもらいましょう。



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