2019.11.29

【リフォーム】防犯対策・プライバシー保護!必要なフェンスの高さは?

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
外構のフェンスは、他人の視線を遮断してプライバシーを守ったり、防犯の効果があります。
 
フェンスを設置すると得られるメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
 
今回は外構フェンスのメリット・デメリットや高さの決め方をまとめました。
 

外構フェンスのメリットとデメリット

リフォーム
 
では外構にフェンスを設置するメリットやデメリットをご紹介します。
 

外構にフェンスを設置するメリット

 

家の外観を変える

 
塀やフェンスを設置すると、イメージをガラッと変えることができます。
 
防犯やプライバシーの保護はもちろんですが、
 
家の色や大きさに合わせてフェンスのデザインを選ぶとおしゃれな印象になります。
 
防犯目的ではなくプライバシー保護の場合は、塀やフェンスで
 
家の周りを囲ってしまわなくても、気になる部分のみ設置しても良いでしょう。
 

プライバシーや防犯性の確保

 
住宅の間取りはおおよそ方角の関係で決められています。
 
例えば、日当たりの良い東、西、南には
 
庭や駐車スペース、そしてリビングや洋室などが作られ、
 
日当たりのよくない北にはトイレ、浴室、洗面所、などの水回りが設置されます。
 
そうすると、人の行き交う道にリビングや庭が面していることが多くなり、
 
外を通る人に家の中が見えたり、在宅中かどうかが丸わかりになってしまう事もあるので
 
プライバシーの保護や防犯目的のために塀やフェンスを設置すると良いでしょう。
 

外構フェンスのデメリット

 

風通しが悪くなる

 
目隠しフェンスや防犯フェンスを設置すると
 
素材や高さによっては風の通りが悪くなる可能性があります。
 
目隠しフェンスなら、隙間の大きいデザインのものを選ぶと良いでしょう。
 

家の中から見ると圧迫感を感じる

 
フェンスの高さや隙間の大きさによっては圧迫感を感じ、
 
ストレスを感じる方もいます。
 
防犯フェンスは機能性が重要ですが、目隠しフェンスであれば
 
快適な生活を送れるよう素材やデザインを選ぶと良いでしょう。
 

日当たりが悪くなる

 
目隠しフェンスや防犯フェンスは遮光性のものがあります。
 
日差しを家の中に取り込みたい場合は、高さを考慮し、
 
くもりガラス状の素材を選ぶなどの工夫をしてみましょう。
 

逆に防犯性が下がる可能性がある

 
防犯フェンスは外から入りづらくする効果はありますが、
 
逆に一度侵入されると、外から全く見えないので何が起こっているのか
 
わからないという可能性があります。
 
特に、最近の不審者や空き巣は昼間に侵入しやすい家の下見を行うことも多く、
 
スーツ姿の営業マンにしか見えないケースもあります。
 

フェンスの高さの決め方

リフォーム
 
外構にフェンスを設置するときは、目的に合わせて高さを決めることが大事です。
 
外構フェンスの目的は大きく分けて2つ。
 
ひとつは防犯性を高めること。
 
もう一つはプライバシーを保護することです。
 

防犯性を高めるフェンスの高さ

 
防犯フェンスは隣の家との境界を明確にするだけでも向上します。
 
外からの侵入を防ぐためには簡単には乗り越えられない高さにしておくと良いでしょう。
 
従来は、防犯目的のためにフェンスや塀を設置するとなると
 
外から中の様子が見えない高さのものを設置するのが主流でした。
 
しかし、最近の外構リフォームであh
 
一度侵入されてしまうと、外から全く見えなくなってしまうので
 
かえって死角になってしまい、防犯性が下がる、
 
だからかえって外から見通しの良い高さや素材のフェンスにした方が良い、
 
と考えられています。
 
ですので、従来使われていたブロック塀や板塀よりある程度
 
見通しの良いタイプが主流です。
 
高さは、高すぎると圧迫感が出てしまいますし、
 
低すぎると簡単に入れてしまうので150cm〜180cm程度がおすすめ。
 
防犯目的でフェンスを設置する場合は
 
横格子の模様や升目の大きいフェンスだと、よじ登る時の足場になってしまうので、
 
縦格子や細かい升目のフェンスが適しています。
 

プライバシーを守るフェンスの高さ

 
フェンスのもうひとつの目的がプライバシーの保護です。
 
外部から丸見えだと、家の中の様子や人の出入りが丸見えになってしまい、
 
防犯性も低下してしまいます。
 
目隠しフェンスの理想的な高さは180〜200cmです。
 
あまり高すぎると風に弱くなるので、土台の部分や完成サイズが大きくなってしまいます。
 
もちろんこれ以上の高さでもOKですが、
 
日当たりや風通し、圧迫感などを考えると一般の住宅では200cm以下に
 
留めておいた方が良いとされています。
 

隣家や道路より自宅が高い

 
高低差があり隣家や道路より家の方が高い場合、
 
一般的に高い方の地盤を支えるために敷地内に構造用ブロックが構築されています。
 
こういったブロックをフェンスの基礎として使うことができます。
 
その場合、高低差とフェンスの高さの合計が180cm〜200cmになるように設置すればOKです。
 
例えば、自宅の方が周りの道路より100cm高い場合、
 
フェンスは80〜100cmを設置しましょう。
 
ただ、隣家への配慮も必要になります。
 
目隠しフェンスを設置することで日差しを遮ってしまうこともあるからです。
 
法的には敷地内に目隠しフェンスを設置するのは自由ですが、
 
隣家への配慮を怠るとトラブルの元になるので気を付けてください。
 

隣家や道路より住宅が低い

 
自宅よりも隣家や道路が高い位置にある場合は、目隠しフェンスの設置は少々難しくなります。
 
例えば、周囲が自宅よりも100cm高い場合は、
 
280〜300cmほどのフェンスを設置しなければ目隠しの目的を果たせません。
 
これだけの高さのフェンスを設置するには、
 
土台をしっかりと作り、構造部分も大きくなるので費用が高くなってしまいます。
 
こういうケースではフェンスではなく木を上手く使った方が資金的にも効果的です。
 

まとめ

 
防犯対策やプライバシーの保護は快適な生活に欠かせません。
 
それぞれのメリットやデメリット、目的を含め、リフォーム会社の方と相談しましょう。
 



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