2019.11.22

【リフォーム】ビルドインガレージのメリット・デメリット!

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
住み始めた頃は必要ないと思っていても、
 
もう少し愛車の防犯を強化したい、雨や鳥の糞ですぐに汚れてしまう
 
といった理由からビルドインガレージを増築しようと考える方もいるでしょう。
 
そこで今回はビルドインガレージを増設するリフォームで気をつけることや
 
ビルドインガレージのメリット・デメリットをまとめました。
 

ビルドインガレージのメリット・デメリット

リフォーム
 
通常の駐車場は屋外にスペースを作り、カーポートを設置して雨風・鳥の糞などを
 
防いでいるスタイルが多いと思います。
 
ですがそれだと雨や糞を避けきれず、汚れてしまったり傷ついてしまうこともあります。
 
ビルドインガレージは建物の1階部分を駐車スペースにしたものを指します。
 
そこでまずはビルドインガレージのメリットとデメリットをまとめました。
 

ビルドインガレージのメリット

 
建物の一部をガレージにすることで、
 
屋外にとめていた頃に感じていた不便さを解消することができます。
 

車が汚れたり傷ついたりない

 
車を屋内に置けるようになるので、雨風や鳥の糞などの汚れや
 
傷つくのを防ぐことができます。
 
また、紫外線による劣化も防ぐことができます。
 

防犯性が高い

 
ビルドインガレージにシャッターをつけれいれば
 
閉めていれば盗難されたり、何か悪戯される心配はありません。
 

快適な車内温度を保ちやすい

 
屋外の駐車場に置いていると、
 
夏場はすごい熱気に、冬場は冷気や霜がおりてしまう、ということもありますが、
 
シャッター付きのビルドインガレージにしておくと
 
車内温度が上がりすぎたり、下がりすぎるのを軽減することができます。
 

車の手入れがしやすい

 
車が好きな人は、休みの日に車をメンテナンスするのを楽しみにしている方もいるでしょう。
 
ビルドインガレージは車好きな方にはもってこいの設備です。
 
リビングとの仕切りをガラス張りにしてガレージが見えるようにしておくと
 
自慢の愛車を眺めながらお茶を楽しむことができますし、
 
メンテナンスをしながら家族と話すこともできるので
 
以前より趣味の時間が充実したと感じる方が多いようです。
 

雨に濡れることなく車にのれる

 
ビルドインガレージは雨に濡れずに車へ乗り降りできます。
 
特に、子育てや介護をしている方は
 
子どもやお年寄りが雨の日でも濡れずにゆっくりと乗り降りできるので
 
とても役立ちます。
 

ビルドインガレージのデメリット

 
車との距離が近くなることで生まれるデメリットもあります。
 

車の音が部屋の中に響く

 
ビルドインガレージは家の中に車がある状態なので
 
車によっては騒音を感じるかもしれません。
 
早朝や深夜に車に乗ることの多い家では、
 
寝ている家族の睡眠の妨げになってしまう可能性もあります。
 

排気ガスが篭りやすい

 
車の音と同じくらい問題になりやすいのが排気ガスです。
 
ビルドインガレージを設置するときは必ず大型の換気扇や換気口をつけ
 
排気ガスを外に逃がせるようにしておきましょう。
 

家が狭くなる

 
駐車スペースを1階部分に設置するのでその分居住スペースは狭くなります。
 
ただ、ギリギリの大きさで作ってしまうと車庫入れも難しくなりますし、
 
乗り降りが不自由になるので、ある程度は余裕を持ってスペースを確保
 
しなければいけません。
 

シャッターがないと防犯性が落ちる

 
ビルドインガレージで防犯性がUPするのはシャッターを設置した場合。
 
もしシャッターなしのビルドインガレージにすると、
 
暗く視覚になりやすいので防犯面ではデメリットになります。
 
ビルドインガレージにするのであれば、シャッターは必須として
 
予算を考えておくと良いでしょう。
 

リフォーム費用が高額

 
ビルドインガレージを1から設置する場合は
 
大規模なリフォームになるので費用が高額になりがちです。
 
また、1階部分に大きな開口部を作るので家の構造によっては
 
耐震補強が必要になってしまいます。
 
そうなるとさらに高額な施工費用がかかってしまいます。
 

ビルドインガレージ増築で気をつけること

リフォーム
 
ビルドインガレージを設置する際に気をつけるべきことをまとめました。
 

固定資産税をきちんと把握する

 
ビルドインガレージは設置したらそれで完了ではなく
 
固定資産税を払う必要があります。
 
ビルドインガレージの面積で高額な税金がかかるケースは稀ですが
 
設置したときにリフォーム会社の人からきちんと説明を受けておきましょう。
 

維持費を考慮しておく

 
ビルドインガレージはシャッターを設置することで
 
利便性と防犯性がアップします。
 
シャッターは電動であれば1年に1回は点検しておく方が安心です。
 
こまめなメンテナンスが面倒な方は手動のシャッターの方が良いかもしれません。
 

設置スペースにゆとりを持たせておく

 
スペースにゆとりがあるかどうかはビルドインガレージでは
 
非常に重要なポイントです。
 
ギリギリのスペースだと駐車が難しいですし、
 
車を買い換えた時に入らない、といったトラブルになることも考えられます。
 
できるだけスペースにはゆとりを持って作るようにしてください。
 

排気ガス対策をきっちりしておく

 
排気ガスがこもらないようにしておくことも非常に重要です。
 
特に住居スペースと直結したデザインの場合は換気がきちんとできなければ
 
建物内に排気ガスが流れ込んでしまいます。
 
換気扇や自然給排気がしっかりしていると
 
排気ガス以外にオイルやタイヤの匂いを防ぐことができます。
 

構造や耐震性に気をつける

 
ビルドインガレージの設置で最も気をつける点は
 
構造上の問題や耐震性です。
 
1階部分を大きく開口するので家の強度や耐震性が下がってしまい
 
補強工事が必要になると100万〜200万ほど費用が多くかかることもあります。
 
ビルドインガレージに向いているのは狭小住宅や軽量鉄骨の家です。
 
狭小住宅の場合は土地が狭いので、1階をガレージにして2階、3階を住居スペースにする
 
という間取りにするとスペースを有効活用できます。
 
また、軽量鉄骨の家は木造の住宅と比べて室内の柱が少なく設計されているので
 
ビルドインガレージを増築しやすいようです。
 
ただ、ガレージスペースを確保するために柱や壁を減らすことになるので
 
耐震強度は下がってしまいます。
 
逆に大型住宅や一般的な3階建てサイズの住宅では
 
ビルドインガレージにしようとすると大掛かりな補強工事が必要になるケースが多いので
 
あまり向いていません。
 

まとめ

 
ビルドインガレージの増設は1台分のスペースで200万〜
 
補強工事が必要になるとプラス100万〜200万円程度かかる
 
大規模なリフォームになります。
 
ですのでリフォームを行うときは
 
いくつかの会社に見積もりを依頼し、現地調査を行ってもらいましょう。
 
比較するためには少なくとも3社以上は見積もりをお願いしてくださいね。
 



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