2019.11.18

【リフォーム】日当たり良好★サンルームの増設!おすすめの使い方と注意点

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
あまり使っていないベランダを上手く活用したり、部屋数を増やしたい場合は
 
サンルームを増設するリフォームがおすすめです。
 
太陽の光をうまく取り込めば、明るく暖かな空間で読書やティータイムを楽しんだり、
 
子どもやペットの遊び場にすることができますよ。
 
今回はサンルームを増設するリフォームについてまとめました。
 

サンルーム増設がおすすめのパターン

リフォーム
 
サンルームとは、日光をたくさん取り入れられるよう
 
屋根や壁面をガラス張りで作られた部屋のことです。
 
壁面の一部をドアにして庭続きにできるデザインのものは「ガーデンルーム」と
 
呼ぶこともありますが、明確な区別はありません。
 
サンルーム増設がおすすめなケースは次のような場合です。
 

ベランダやバルコニーがデッドスペースになっている

 
ベランダやバルコニーがデッドスペースになっている場合は
 
思い切って部屋やサンルームにした方が有効的に使えるようになるかもしれません。
 
ベランダ分のスペースだとしても、1部屋増えるだけで
 
使い勝手は随分良くなります。
 

現状の部屋では狭いor足りない

 
ちょっとした書斎や趣味の活動スペースが欲しいと思っている方も
 
サンルーム増設はおすすめです。
 
ベランダやバルコニー分のスペースがあれば小さなテーブルや椅子は置けますし、
 
デザインによってはプライベート空間にすることも可能です。
 

子ども部屋やペットの部屋を作りたい

 
子どもやペットが遊ぶちょっとしたスペースであれば
 
サンルーム増設で賄えるのではないでしょうか。
 
また、屋根や壁面をガラス張りにせず小さな小部屋にして
 
子ども用のベッドを置く、というような使い方をする方もいます。
 

部屋干しスペースが欲しい

 
ベランダやバルコニーに洗濯物を干している方は多いですが、
 
屋根がない場合や排気ガスが多い、潮風がつよい地域に住んでいる場合は
 
部屋干しをしている方も多いでしょう。
 
こういった場合は思い切ってベランダをサンルームにリフォームして
 
部屋干しスペースとして活用すると利便性がアップします。
 

サンルームの使い道

リフォーム
 
室内で日光浴ができるので冬でも暖かで気持ち良い空間になるため、
 
子どもの遊びスペースやペットのお部屋にするのも人気の使い道です。
 
そこでおしゃれなサンルームの使い方の例をご紹介します。
 

ダイニングスペース

 
屋根と壁面をガラス張りにして日光が入り込むようにし、
 
ダイニングスペースとして活用するのも、明るく爽やかな空間になりおすすめです。
 
明るく爽やかな雰囲気にするには枠組みをオフホワイトやアイボリーなどの
 
白っぽい色にすると良いでしょう。
 
庭があり緑が見えるのであれば、白っぽい枠組みにナチュラルなテーブルを置き
 
北欧風の小物で揃える・・・などのデザインもおすすめ。
 
リビングのダイニングとはガラッと雰囲気を変えて
 
テイストの違うインテリアにするのも小さな空間なので挑戦しやすいですよ。
 

休憩できるカフェスペース

 
床を木目やタイル風にして小さなテーブルセットをおけば
 
サンルームがおしゃれなカフェスペースに早変わりします。
 
壁を前面ガラス張りにして開放的な雰囲気にするのは定番ですが、
 
一部はパステルカラーの壁面にする、なども可愛らしい雰囲気になるのでおすすめです。
 

家庭菜園やガーデニングスペースに

 
サンルームは「ガーデンルーム」とも呼ばれているので
 
ちょっとした家庭菜園やガーデンスペースとして活用するのもおすすめです。
 
害虫や気温の変化の影響を受けないので初心者でも手軽に楽しむことができます。
 
その場合は水やりをした時の水捌けを考えたり、
 
鉢をおく部分は濡れても良いコンクリートなどの床材にしておきましょう。
 

ペットが寛ぐスペース

 
最近はペットは室内で育てている方が増えています。
 
ですが本来、犬や猫は外が好きな生き物です。
 
ですので庭の近くにガラス張りで日光浴のできるペット専用のスペースとして
 
サンルームを増設する方も増えています。
 
犬の寝床にしたり、猫ならキャットタワーを置いて運動できる空間にするなどの
 
活用方法が人気です。
 

部屋干し専用スペースに

 
雨の日、風が強い日、花粉が舞っている日、など天候に関係なく洗濯物を干したい方は
 
部屋干し専用スペースとしてサンルームを作る方もいらっしゃいます。
 
特に、ベランダはもともと日当たりの良い場所に設置されていることも多いので
 
ベランダを土台にリフォームすると日当たりを確保しながら
 
費用を抑えて施工できるケースが多いですよ。
 
部屋干しスペースにするのなら、湿気対策として一部を開閉して風を取り込めるようにすると
 
より一層使い勝手が良くなります。
 

サンルーム増設で気をつけること

リフォーム
 
サンルームを増設したり、ベランダをサンルームへリフォームするときに
 
気をつけるべき点をご紹介します。
 

サンルームは増築扱いになる

 
家ではベランダは「設備」扱いですが
 
リフォームをして部屋にすると「居室」扱いになり、増築したことになります。
 
ですので、建ぺい率の上限を超えてしまわないかリフォーム会社にきちんと相談しておきましょう。
 
上限を超えてしまうと建設基準法に違反することになってしまいます。
 

建ぺい率とは?

 
建ぺい率とは、敷地面積に対する建物の建築面積の割合のことです。
 
建ぺい率は各自治体が設定していて、この上限を上回って建物を建てることは
 
建設基準法の違反になってしまいます。
 
サンルームを増築する場合は、増築した面積が建築面積に含まれるので
 
建ぺい率を考えながらリフォームしなければいけません。
 
建ぺい率を超えてしまうと
 
火災保険や地震保険などの保険に入れなかったり、契約していても保険が下りない
 
などのトラブルが起こる可能性があるので
 
リフォーム会社の人にきちんと確認してもらいましょう。
 

固定資産税に注意

 
サンルームは基本的に通常の部屋と同じ扱いになるので
 
建物の床面積が増えることによって固定資産税が増える可能性があります。
 
また、不動産登記簿の内容が変更になるので変更登記の申請が必要になります。
 
基本的には、こういった手続きは代行して行ってもらうのですが
 
トラブルを防ぐためにもサンルームの増築経験が豊富なリフォーム会社を探して
 
依頼する方が安心です。
 

工事が大掛かりになりやすい

 
2、3畳ほどの広さのベランダを既存の型のサンルームへ変更する場合は、
 
比較的小規模な工事(10日程度)で済むのですが、
 
こだわって本格的なサンルームを作る場合は時間も費用もかかります。
 
サンルームを2階に設置する場合は、建物の耐震性を確保できるかどうかの確認も必要で、
 
もし補強が必要になると1ヶ月ほど工事期間がかかることもあります。
 

集合住宅では増設不可能

 
ベランダは分譲マンションであっても共用部分に含まれるので
 
基本的にサンルームへリフォームすることは多くの場合、不可能です。
 
勝手にリフォームするとトラブルになるので
 
管理規約を確認したり、事前に管理人へ聞いて見ましょう。
 

湿度管理ができるようにする

 
サンルームの失敗として多いのが
 
暑すぎる、寒すぎる、湿気がこもって結露がすごい
 
の3つです。
 
サンルームをどの程度活用するかにもよりますが、
 
換気、エアコン、床暖房など、空調設備を設置したり
 
遮熱ガラス、二重さっしなどを使って部屋の湿度を適切に保てるようにしておきましょう。
 

床の断熱対応をしっかりしておく

 
サンルームは基本的に日当たりの良い場所に設置すると思うので
 
直射日光がたくさん入ってきます。
 
特に夏場は強い日差しになるので床も高温になりがちです。
 
熱くて直に足をつけられない!ということにならないように
 
断熱材を床材として使用しておくのがおすすめです。
 

まとめ

 
サンルームを増設する場合は、建築基準法のことも含め
 
どのような使い方をするのかを考えておきましょう。
 
洗濯物を干すのであれば奥行きや湿気対策、
 
子どもやペットが遊ぶスペースにするのなら床材が熱くor冷たくなりすぎないものを使う、
 
家庭菜園を楽しむなら床の一部をコンクリートやタイルにしておく、などです。
 
また、きちんと日差しが入り込むかどうかも調べてもらいましょう。
 
陰になっている時間が長かったり、西日しか入らないのであれば、
 
せっかくのサンルームの機能性が十分に発揮できません。
 
サンルームの増築は経験が豊富な業者に依頼することが重要なので
 
複数の会社を訪ねて相談と見積もりをお願いしてくださいね。
 



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