2019.11.05

【リフォーム】カーポートの交換・修理の費用は?積雪地域で気をつけることまとめ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
台風や雪などでカーポートが壊れてしまった場合、
 
修理にかかる費用や時間はどのくらいなのでしょうか?
 
部分的に修理すれば良い場合と、カーポート全体を交換しなければいけないケース
 
の見極めはどうすれば良いのでしょうか?
 
今回はカーポートのリフォームに関することをまとめました。
 

カーポートの修理に必要な費用

リフォーム
 
カーポート修理の平均的な費用と、修理方法をご紹介します。
 

屋根の修理や交換

 
屋根の波板やパネルは、ポリカ材やポリ塩化ビニル材などが使われていることが多く、
 
素材によって値段が変わります。
 
部分的に破損している場合は、その部分を含む1枚分だけを交換すれば良いですが、
 
既存の素材と同じものにしておかないと、見た目が少々不格好になってしまいます。
 
破損した原因が台風や雪などではなく、経年の劣化の場合は
 
その一部だけを交換してもすぐに他の箇所が破損してしまう可能性が高いので、
 
屋根の修理や交換ではなく、カーポートごと交換してしまった方が良いかもしれません。
 
パネル交換の費用の目安は、1枚あたり1万5千円〜3万5千円程度です。
 

支柱の修理や交換

 
カーポートの支柱を修理したり交換するには、一度屋根から解体し、
 
支柱の根本を掘り起こす必要があります。
 
また、支柱を修理・交換した後はもう一度屋根を組み立てなければいけないので
 
施工費用は8万〜20万円と少々高額になります。
 
ただ、既存の型が古く、交換するパーツが手に入らない場合は
 
カーポートごと交換する必要があります。
 

アルミサッシ枠の修理や交換

 
アルミ枠のみを修理したり交換するのは
 
パーツがまだ生産されている場合のみ可能な方法です。
 
その場合は1万5千円ほどで修理できますが、
 
サッシが曲がった時に屋根もダメージを受けていたり、交換パーツの生産が終了している場合は
 
カーポートごと交換しなければいけません。
 

カーポートを交換する

 
設置してから10年〜20年経っているなら、カーポート全体を交換した方が良いかもしれません。
 
カーポートは常に紫外線や雨に晒されているので、10年もすぎると
 
ひび割れ、変色などの経年劣化を起こします。
 
そうなると、現状の破損箇所のみを修理してもすぐに別の箇所が劣化によって
 
破損してしまうかもしれません。
 
そうなると費用がかさんでしまうので、10年以上経ち、劣化してきたカーポートは
 
最初から全体を交換することも候補に入れて検討してみましょう。
 
既存にカーポートを撤去して、新しいカーポートを設置する場合の費用は、
 
大きさ、性能、グレードによって変わりますが、
 
おおよそ1台用で20万〜40万、2台用で40万〜70万円ほどを考えておきましょう。
 
カーポートを交換するときは、家の環境に合わせて適切な物を選びましょう。
 
例えば、強風が吹きやすい地域や、積雪量の多い地域であれば
 
両側に柱のある両側指示タイプや、積雪量に合わせて選べる耐雪カーポートを
 
設置する方が安全ですし、あまり風の影響もなく雪も積もらない地域であれば
 
柱が片側のみの片流れタイプで価格を抑えることも可能になります。
 
一般的なカーポートは、耐積雪性能は20cm前後ですが、
 
耐雪カーポートになると〜50cmや、〜100cm、〜200cmなどの積雪に対応した
 
商品が販売されているので、地域の積雪量に合わせて選ぶようにしましょう。
 

意外と多い積雪によるカーポートの破損や事故

リフォーム
 
積雪のない地域では馴染みはありませんが、積雪する地域では、
 
積雪が原因でカーポートの破損や、事故が多発しています。
 
例えば、カーポートの屋根に積もった雪が、急に落ちて
 
通りかかった人にのしかかったり、
 
雪解け水が凍結してツララになり、それが落ちて怪我をする、などです。
 
また、カーポートの耐積雪量を超えると、雪の重みに耐えきれず
 
屋根の真ん中から破損して車が傷ついてしまった、というケースもあります。
 
積雪する地域に住んでいる方は、積雪量に見合ったカーポートを設置しておきましょう。
 

カーポートに雪が積もった場合の対処法

 
耐積雪のカーポートを設置しても、その積雪量を超えそうになる前には
 
雪を下さなければいけません。
 
その時、ホースやバケツで屋根に積もった雪に放水して
 
溶かそうと思う方もいらっしゃいますが、
 
降ってから時間のたった雪に対して水をかけるのはNG。
 
なぜなら、積もってからの間に外気に冷やされて雪が凍ってしまっているからです。
 
凍って重くなった雪に水をかけると、さらに凍結し重くなってしまいます。
 
凍ってしまった部分は焦らず、自然解凍するのを待ちましょう。
 
また、屋根の上に乗って作業をした方が効率が良さそうですが、
 
カーポートに積もった雪の足場は非常に不安定で、転落事故が何件も起きています。
 
カーポート自体も、人が乗って耐えられる重量設計にはなっていないので
 
カーポートの上に乗って作業することはやめてくださいね。
 
カーポートの雪下ろしをするときは、専用の「雪下ろし棒」を使うようにしましょう。
 

まとめ

 
カーポートが一部破損したり、劣化してきているのを放置すると
 
自然災害が起こった時に車や家を傷つけてしまうような大きな事故になりかねません。
 
できるだけ早く適切な方法で対処し、大切な車を守るようにしましょう。
 



シェア