2019.08.14

【外壁の掃除】外壁はどうやって掃除すればいい?手順と綺麗を保つ対策法

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
外壁が汚れたり、カビやコケが生えてきたときは
 
早めに掃除をした方が良いのでしょうか?
 
それとも次のリフォームまで待っても良いのでしょうか?
 
また、掃除が必要ならどうやって綺麗にしたら良いのでしょうか?
 
今回は外壁掃除の必要性の有無と、掃除方法についてまとめました。
 

外壁掃除は必要?次のリフォームまで待ってOK?

リフォーム
 
まず、外壁が汚れたり、カビやコケが発生したときは
 
早めに掃除が必要!です。
 
外壁の見栄えが悪くなるのはもちろんですが、外壁の劣化にもつながりますし、
 
外壁の素材によっては、汚れたりカビ・コケがつくと機能性が低下してしまう塗料もあります。
 
また、次のリフォーム時期まで放置しておくと、本来の耐久年数よりも短い期間で剥がれてきたり、
 
カビが繁殖して建物の下地を傷めてしまう可能性もあるので、
 
数年に一度、または外壁リフォームの合間に一度は掃除することをオススメします。
 

外壁を綺麗にする掃除方法

リフォーム
 
外壁の掃除は
 
・自分でブラシや高圧洗浄機を使って掃除する
・業者に頼む

 
の2択です。
 
洗浄はあくまでも次の外壁リフォームまでの期間を長くさせたり、
 
外壁の耐久性を保護するために行う作業。
 
なので、費用面だけでなく外壁の塗装が傷まないように作業を行うことも大事なポイントです。
 

自力で外壁掃除をする方法

 
自分で外壁掃除をすると、とにかく費用が安く済む、というのが最大のメリットです。
 
ただ、非常に時間と労力が必要なのと、不慣れだと汚れが十分に落とせないので
 
とにかく安く済ませたい!という方のみオススメな方法です。
 
自分で掃除をする場合はまず最初に道具を揃えましょう。
 
必需品は
 
・ブラシ
・ホース

 
です。
 
それ以外にも
 
・バケツ
・スポンジ
・ゴム手袋
・外壁用の洗剤
・高圧洗浄機

 
などがあると便利でしょう。
 
自分で外壁掃除をする時にかかる費用は、
 
掃除道具と水道代を合わせて3000円〜2万程度を目安にしてみてください。
 

自力で外壁を掃除をする手順

 
まず、高い位置に登り、ホースを使って壁を水洗いをするところからスタート。
 
汚れが頑固な場合は高圧洗浄機を使ってください。
 
ホースや高圧洗浄機を使うと水や汚れが飛び散るので、周囲に汚れては困るものは置かないようにしてくださいね。
 
高圧洗浄機は汚れは落としやすく、掃除時間も大幅に短縮できますが
 
機材自体が高価なことや、動作時の音が大きこと、水圧によっては塗装が剥がれる可能性がある、
 
などのデメリットもあります。
 
ですので高圧洗浄機は、
 
「外壁を手洗いするほどの労力はないけど、業者に依頼するよりコストを抑えたい」
 
という人にオススメします。
 
ある程度水で汚れを落としたら、それでは落ちなかった汚れを洗剤をつけたブラシでゴシゴシしていきましょう。
 
洗剤は研磨剤の入っていないものを選ぶようにしてください。
 

塗料に合わせた掃除方法

 
自分で掃除を行う場合は、現在の外壁の素材も考慮してみてください。
 
【外壁の素材がサイディングの場合】
 
サイディングは表面に塗装がされているので、強い水圧やブラシでこすると
 
塗装が剥がれやすくなり耐久性を下げてしまいます。
 
ブラシを使うなら柔らかいものにするか、スポンジを使うようにしましょう。
 
洗浄機を使うときは水圧は低くして使ってください。
 
【外壁の素材がモルタルの場合】
 
モルタルも表面に塗装されているので、柔らかいブラシかスポンジを使ってください。
 
モルタルは外壁素材の中でもひび割れを起こしやすいので、
 
ホースや洗浄機で水をかける前に割れているところがないか確認してから作業しましょう。
 
ひびが入った状態で水をかけたり、洗剤を使って掃除をしてしまうと
 
ひびの隙間に洗剤や水が入り込んでしまって、さらに建物の劣化が進んでしまいます。
 
また、万が一ひび割れをしていた場合はまずは補修を行いましょう。
 
【外壁の素材がタイルの場合】
 
タイルは他の素材と違って表面が硬いので、
 
少々ブラシでこすっても、洗剤を使っても、強い水圧で洗っても大丈夫です。
 
ただ、使う洗剤の種類によってはタイルがくすんでしまうことがあるため、
 
目立たない場所で試してからにしてください。
 

外壁の汚れを業者に依頼して綺麗にする場合

 
業者に頼む最大のメリットは、
 
とにかく手軽に汚れが綺麗になることです。
 
もちろん、プロに依頼するわけですから洗剤やこすりすぎによる外壁の劣化も起こりません。
 
ただ、業者に依頼すると足場を設置して洗浄することが多いので綺麗になる反面、
 
足場を設置する費用も必要になります。
 
足場を設置しないケースで5万〜、足場を設置すると10万〜程度費用がかかります。
 

外壁の掃除を業者に依頼する時に気をつけたいこと

 
【業者選びは慎重に】
 
外壁洗浄で一番気をつけたいのは、外壁を傷つけないこと。
 
せっかく綺麗にしているのに塗装を劣化させてしまっては意味がありません。
 
他社と比べて費用が高すぎるor安すぎる場合は、なぜその価格なのか?をきちんと調べてみましょう。
 

なぜ外壁にコケが生える?

リフォーム
 
最後に・・・
なぜ外壁にコケが生えてしまうのか?という理由ですが、原因は4つあります。
 
1、太陽の光が当たらない面は湿気がたまりやすい
 
特に北側は湿気がたまりやすく、コケが育ちやすい環境になっています。
 
2、自然に囲まれた環境に家が建っている
 
コケは、コケの胞子が外壁に付着して繁殖していきます。
 
そのため、都会よりも山に近く自然の多い地域に建っている家の方がコケが生えやすくなります。
 
3、外壁がデコボコしている
 
外壁がデコボコしているとその分、水分もたまりやすくなり、湿気によってコケが繁殖しやすくなります。
 
4、外壁の塗装がすでに劣化している
 
実は、自然に囲まれていても、外壁がデコボコしていても、塗装がきちんとしていればコケはあまり繁殖しません。
 
年月が経ち、外壁の塗装が劣化してくるにつれ、表面を保護する機能性が落ちるのでコケが生えやすくなります。
 

外壁にコケを生えにくくする3つの方法

 
1、外壁に密接して物を置かない
 
コケは風通しの悪い湿気の多い場所で繁殖します。
 
そのため外壁に密接して物は置かないようにしておきましょう。
 
2、デコボコの少ない外壁を選ぶ
 
デコボコの多い外壁にするとどうしても湿気がたまりやすくなります。
 
外壁洗浄の手間や頻度を少なくしたいなら、平らな素材(モルタルやサイディングなど)を選ぶと良いでしょう。
 
3、外壁リフォームを定期的に行う
 
外壁の塗料が劣化してくるほどコケも生えやすくなるので
 
使用している塗料の耐久年数に合わせて外壁リフォームを行いましょう。
 
汚れやコケは白っぽい色ほど目立つので、気になる場合は茶色やグレーなど濃いめのカラーを選ぶと良いでしょう。
 

まとめ

 
外壁掃除は、外壁リフォームの合間に1度は行っておきたい作業。
 
見栄えが良くなるだけでなく、塗装の耐久年数をキープする効果もあります。
 
狭い範囲の汚れやコケであれば自分で洗浄しても良いですが、できれば業者にお任せする方が安心。
 
最近は汚れやコケに強い塗料もあるので、リフォームの際にそういった機能性のある塗料を選んでおくのも
 
外壁掃除の手間を軽減させる方法です。
 



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