2019.07.31

【外壁劣化を放置するのは危険】リフォームを検討すべき状態と最適な時期

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
家の外壁が汚くなって気がする、ひび割れてきた、築10年以上経つ、といった状態であれば、
 
そろそろ外壁リフォームを検討してみましょう。
 
今回は外壁のリフォームを検討する時期の目安や状態、工事を依頼する最適な時期はいつ?
 
などをご紹介します。
 

外壁リフォームは必要?不必要?

リフォーム
 
結論から言うと、外壁リフォームは「必要!」です。
 
大きな理由は2つ。
 
1、建物の劣化を防ぐ・守る
2、見た目を綺麗にする・気分転換

 
外壁は絶えず紫外線、雨、風にさらされているので外壁はどうしても劣化していきます。
 
外壁が剥げたまま放置すると下地が傷んでしまうので、そこから雨水や害虫が入り込んでしまい、
 
そうなると建物そのものが劣化し、建て直しが必要になることもあります。
 
建物を保護し、長く住むためには外壁リフォームは必要不可欠ですし、
 
10年ほど経つと外観も劣化してきて見栄えが悪くなってきます。
 
外壁の機能性を回復させるだけでなく、見た目も綺麗になるので
 
「引っ越した気分」「また家が好きになった」など大きな気分転換になります。
 
また、外壁リフォームは内装より大胆な模様にチャレンジしやすいですよ。
 

外壁リフォームを行う目安や時期は?

リフォーム
 
外壁リフォームの目安は約10年です。
 
見た目の目安としては、塗装が変色してきたらそろそろリフォームを検討し始めても良い状態です。
 
変色してからさらに劣化が進むと、外壁の表面に塗装の成分が粉状になって現れる「チョーキング現象」が発生します。
 
こうなると外壁の防水性や耐久性がどんどん低下してくるので、カビやコケ、ひび割れの原因にもなります。
 
チョーキング現象は自然に直ることはないので、外壁リフォームを行いましょう。
 
外壁工事の時期の目安になる状態を下記にまとめました。
 

外壁リフォームの目安になる症状

 

チョーキング現象

 
外壁に触ってみて手に塗装の粉がついていたら、チョーキング現象が起こっています。
 
チョーキング現象は塗装が劣化して、建物を保護する機能が低下している状態。
 
外壁全体がチョーキング現象が発生しているなら、工事を行いましょう。
 

塗装の剥がれやふくれ

 
外壁の塗装がふくれてきたり、剥がれてきたら外壁リフォームを検討しましょう。
 
塗装と下地の間に雨水が入り込んでしまうとひび割れの原因にもなり、外壁の保護機能を果たせません。
 

ひび割れや破損

 
外壁の表面に亀裂が走った状態のひび割れや破損がある場合は、早急にリフォームを検討しましょう。
 
ひび割れは浅い割れのチェッキングと、深い割れのクラッキングがありますが、
 
どちらも外壁の素材そのものが傷み始める前兆。
 
特にひび割れの深さが1mmを超えていると、水や虫が入りやすくなるので注意。
 
また破損している場合は、他の劣化状態とは違って外壁がむき出しになり、
 
耐久性、防水性ともに著しく低下した状態なので早急にリフォームが必要です。
 

外壁リフォームを行うオススメの時期は?

 
外壁リフォームがどのくらいスムーズに完了できるかどうかは、職人さんのスキルだけでなく、天候や気温にも左右されます。
 
外壁リフォームは乾かす時間が必要になるので、
 
雨の日には施工できなかったり、気温が低すぎる(5度以下)、湿度が高すぎる(85%以上)など、
 
塗装作業ができない条件がいくつかあります。
 
そういった条件を踏まえて、どの季節がオススメなのか?をご紹介します。
 

 
春は暖かな日が多く、適度な湿度な日が多いので外壁リフォームには適した時期です。
 
ただ、この時期は依頼が混み合うことが多いので早めにリフォーム会社に相談して予約しておくことが大事。
 
また、塗り直しを依頼する場合も混みやすいので、希望の日程が取れないこともあります。
 

 
夏は春に比べると少し湿度は高めですが、気温が高いので塗料が乾きやすいというメリットがあります。
 
注意点としては、外壁リフォーム中は窓を開けて換気することができないので、エアコンが必須です。
 
エアコンがない場合や、壊れていて動かない場合は熱中症の危険があるので、オススメできません。
 
夏は台風やゲリラ豪雨が多いので、予定より施工期間が延びる可能性を考慮しておきましょう。
 

 
秋は湿度が低く、気温も安定しているので春と同じく外壁リフォームにはオススメの時期。
 
台風が多く来る時期なので夏同様、予定より工事期間が延びる可能性を想定しておきましょう。
 
ただ、寒冷地は秋口からグッと気温が下がり5度を下回ることもあるので、
 
地域によっては依頼を受け付けてもらえないケースもあるようです。
 

 
冬は気温が低くなりすぎない、雪が降らないなどの条件があるため
 
工事ができる地域が限定されます。
 
気温がある程度上がり、晴れが続く日程が必要になるのであまり外壁リフォームには向いていない季節です。
 

地域別にオススメの時期は?

 
外壁リフォームをスムーズに行うには
 
・気温は5度以上
・湿度は85%以下
・晴れの日

 
という3つの条件が必要になります。(塗装を乾かす時間が必要なため)
 
ですので、住んでいる地域によって外壁リフォームに向いている季節は若干変わってくるでしょう。
 
【梅雨のある地域】
 
適切な時期・・・春
避ける時期・・・梅雨
 
【台風の多い地域】
 
適切な時期・・・春
避ける時期・・・夏や秋
 
【気温が35度を超える暑い地域】
 
適切な時期・・・春や秋
避ける時期・・・夏
 
【雪の降る地域】
 
適切な時期・・・初夏や夏
避ける時期・・・冬
 
もちろん、避ける時期でも請け負ってもらえるケースもありますが、
 
無理に塗装をして乾かしても塗料がしっかりと定着しないこともあり、劣化しやすくなる可能性があります。
 
暑すぎる地域が夏に向いていない理由としては、高温だと塗料に気泡ができやすいためです。
 
どの地域でも、最も工事しやすいのは「春」です。
 

外壁リフォームは時期をみて必ず行いましょう

 
外壁リフォームは本当に必要?と考える方もいるのですが、10年を目安に検討してみましょう。
 
塗装が剥げたり、外壁にヒビがはいっていると雨水や虫が入り込んだり、
 
建物の耐久性が下がり劣化スピードが早まってしまいます。
 
工事の時期も春や秋は混みやすく希望通りの日程を確保できないこともあるので、早めに相談へ行ってみてください。



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