2019.06.22

【リフォーム 】壁紙張り替えの費用で知っておきたい注意点

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
そろそろ壁紙を張り替えたい!と思った時、
 
どのくらい費用がかかるんだろう?
 
壁紙はどんな種類があって、何を基準に選べばいいんだろう?
 
という疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、壁紙を張り替える時に知っておきたいことや、目安の費用についてまとめました。
 

壁紙のクロスの値段が決まるポイント

壁紙リフォーム
 
壁紙のクロスは
 
・張り替える面積
・壁紙のグレード
・張り替える部屋
 
によって値段が変わります。
 

どんなグレードの壁紙にする?

 
壁紙はスタンダードとハイグレードの2つのグレードがあります。
 
このグレードによって費用が大きく変わります。
 

スタンダードクロス

 
1㎡あたり1000円前後
 
特徴やオススメの人
 
・費用を抑えたい人向け
・特別にこだわりのない人向け
・シンプルなデザインでOK
・100種類程度から選べる
 
スタンダードクロスは、
 
白・ベージュ・アイボリーなど定番カラーがメイン。
 
ですが、織物調、石目調、タイル、和紙風などのバリエーションがあり100種類ほどから選ぶことができます。
 
同じ色でも素材が違うと印象はガラッと変えることができますし、
 
飽きのこないデザインなのでリビングやダイニングなど、家族が長時間集まる場所によく使われています。
 

ハイグレードクロス

 
1㎡あたり1500円前後
 
特徴やオススメの人
 
・柄や色にこだわりたい人
・インテリアデザインにこだわっている人
・壁紙の機能性も求めている人
・数百種類から選ぶことができる
 
ハイグレードクロスは、色や柄がとても豊富。
 
バリエーションもスタンダードクロスの織物調、石目調、タイル、和紙風などの加え、
 
マテリアル調、レンガ調、コンクリート調などデザイン性の高いものがたくさんあります。
 
モダン、クラシック、エスニック、北欧など、インテリアデザインにこだわっている人でも
 
イメージにぴったりの壁紙が見つかるでしょう。
 
また、寝室や書斎の一面のみをハイグレードクロスにしてアクセントにする、
 
という張り方もオシャレな部屋になるのでオススメです。
 

壁紙の機能性はどうする?

 
一般的に防カビ機能は、スタンダードクロスにもハイグレードクロスにも付いています。
 
ハイグレードクロスにはそのほかにもいくつか機能性のある壁紙があります。
 
【防汚機能】
 
・キッチンの水垢
・油汚れ
・子どもの落書き
・タバコのヤニ
 
などは普通の壁紙だと1度つくとなかなか落ちませんよね。
 
防汚機能がついてると、そういった汚れが水拭きでも落としやすくなります。
 
【防キズ機能】
 
普通のクロスはキズがつきやすく、かつ1度キズつくと結構目立ちますよね。
 
坊キズ性能のクロスだと引っ掻いてもキズがつきにくくなっています。
 
特に子どもがいる家庭や、ペットを飼っている人は、汚れもキズもカバーできるのでとてもオススメです。
 

壁紙張り替えの費用面での注意

壁紙リフォーム
 
壁紙リフォームの費用の面で、気をつけたいことは5つあります。
 

「帖」は床面積の単位

 
壁紙リフォームではクロスの表示単位に注意しましょう。
 
特に、床と天井を同時に張り替える時は要注意。
 
例えば、「10帖で〇〇円」と書かれていても「帖」は床面積を表した単位なので
 
壁面のクロス代は一律料金ではなく、天井の高さによって変動する、という意味です。
 
そのため天井の高い家だと、想像よりも費用がかかる可能性があります。
 
見積もりの時に、床のみの料金なのか壁の張替え料金も入っているのかをきちんと確認しておきましょう。
 

㎡とmの違い

 
クロスの単位は
 
「㎡(平米)」と「m(メートル)」があります。
 
㎡(平米)は、そのまま1㎡の費用なのでわかりやすいのですが、注意するのはm表記の場合。
 
一般的な壁紙は横幅90cmのロール紙になっているため、
 
「壁紙1m」=100cm×90cmのことなので、0.9㎡(平米)になります。
 
これを10㎡を張り替えた費用に換算してみると
 
(例)
 
・1,000円/㎡のクロスを10㎡に張る→10,000円
・1.000円/mのクロスを10mに張る→12,000円
 
の差が出るようになります。
 

壁自体が傷んでいる

 
結露、カビ、穴など壁の傷みが下地に達している場合は、下地の補修工事が必要になります。
 
おおよそですが、6畳の部屋で3万円前後必要です。
 

築年数が経っている

 
家の築年数が30年を超えてくると、壁自体も劣化してくるので、下地処理が必要になります。
 
補修工事で済む場合は6畳で3万円前後ですが、下地を全て新しくする場合は約10万円ほど必要になります。
 

壁紙の単価に張替え費用が含まれているか否か

 
例えば、壁紙の単価が1000円/㎡で同じだったとしても、
 
壁紙の単価に張替え費用が含まれているか否かで費用は大きく異なります。
 
壁紙クロスの単価が安いからと選んだら施工費を別途で請求されてトータル費用が高くついた・・・
 
とならないよう、見積もりの際にきちんと確認してください。
 

リフォーム箇所別、目安の費用

壁紙リフォーム
 
部屋ごとのおおよその費用をまとめたので参考にしてください。
 

リビング、ダイニング、洋室など

 
リビング、ダイニング、和室、洋室などは、シンプルな色や柄の壁紙でOKという人もいれば、
 
ハイグレードクロスにして汚れ防止や消臭効果をつけておきたい、
 
という人もいるので費用はケースによって大きく変わるでしょう。
 
6畳・・・4.5万〜7万
8畳・・・5.5万〜9万
10畳・・・6.5万〜10万
12畳・・・7.5万〜11万
 

トイレや洗面所

 
トイレや洗面所は張り替える面積が小さいので壁紙のグレードによる費用差はあまりありません。
 
なぜなら、どれだけ面積が小さくても施工してくれる方の人件費は一定だからです。
 
よほどの事情がない限り、どこか別の部屋の張替えと同時に依頼し、人件費を抑えるとよいでしょう。
 
トイレや洗面所はカビや湿気がこもりやすかったり、汚れやすい場所なので
 
面積も狭いですし、防カビ機能、防汚機能のついたハイグレードクロスがオススメです。
 
トイレの張替え・・・3万〜5万
洗面所の張替え・・・4万〜5万
 

キッチン

 
独立型のキッチンかオープンキッチンなのかによって費用は大きく異なりますが、
 
基本的にキッチンは油汚れや水はねなどでとても汚れやすい場所なので、
 
できればハイグレードクロスにして、防汚機能をつけておくのがオススメです。
 
3.5畳・・・4万〜5万
4.5畳・・・5万〜6万
5.5畳・・・5万〜7万
 

まとめ

 
張り替える範囲が広くなったり、高機能な壁紙にするとどうしても高くなってしまいますが、
 
気になる箇所がいくつかあるならできれば同時に依頼した方が費用を節約しやすいですよ。
 
また、大手のリフォーム会社は作業自体は下請け会社に依頼することが多いので、どうしても割高になります。
 
できれば内装工事を専門に行っている地域の工務店に依頼した方が、費用は抑えられる傾向にあります。
 
ぜひ、いくつか相談に行き、見積もりを出してから検討してくださいね。
 



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