こんにちは
町の引越屋さんです。
 

浴室の毎日開閉するので劣化しやすく、汚れもたまりやすい場所です。
 

では、浴室のドアにはどんな種類があり、交換するとしたらどのくらいの費用が必要なのでしょうか？
 

今回は浴室のドアを交換するときに知っていると役立つポイントや選び方、費用についてまとめました。
 

浴室のドアの選び方は？？

 

浴室のドアは主に
 

• 開き戸
• 折れ戸
• 引き戸

 

の３種類あります。
 

どのタイプのドアにするかは、次の2点を中心に考えましょう。
 

使う人のことを考える

 

例えば、
 

• 高齢者の方と一緒に住んでいるなら段差のないタイプ
• 子どもと一緒に住んでいるなら指を挟む可能性の低いタイプ
• 親子で一緒にお風呂に入るなら、ドアの開閉にスペースのいらないタイプ

 

など、ライフスタイルに合わせて浴室のドアを選びましょう。
 

掃除しやすいものにする

 

浴室は毎日使い、しかも湿度が高くカビや雑菌が繁殖しやすい場所。
 

こまめな掃除が必要なので、手入れしやすい構造のものを選びましょう。
 

また、ガビや汚れがつきにくい素材にしておくと掃除が楽で、清潔を保てるのでオススメです。
 

ドアの種類や素材を選ぶポイント

 

ドアの種類や素材にはメリット、デメリットがあります。
 

それぞれをまとめたので、ドアを選ぶ時の参考にしてみてください。
 

ドアの種類は？

 

先ほど紹介した、「開き戸」「折れ戸」「引き戸」のメリット、デメリットをまとめました。
 

開き戸のメリット、デメリット

 

【メリット】

 

• 子どもや高齢者の力でも開閉しやすい

 

【デメリット】
 

• ドア開閉にスペースが必要（車椅子のまま入浴する場合や、脱衣所が狭い場合は不向き）
• 入浴中に倒れてしまった場合、ドアが引っかかって開かない場合がある

 

折れ戸のメリット、デメリット

 

【メリット】
 

• 開閉スペースが少なくて良い
• ドア材が薄いため開けても開口部分が広い
• チャイルドロック付きのドアもある

 

【デメリット】
 

• 他のドアより故障しやすい構造
• 開閉に力が必要
• ドアやレールが掃除しにくい

 

引き戸のメリット、デメリット

 

【メリット】
 

• 開閉にスペースが不要
• 開口部分が広い
• バリアフリーにしやすい
• 脱衣所が狭くても使いやすい

 

【デメリット】
 

• ドア設置に引き込みスペースが必要
• レールの掃除がしにくい

 

ドアの素材は？

 

ドアの素材の多くは【樹脂パネル】と【ガラス】です。
 

ドアの種類と同じように、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
 

樹脂パネルのメリット、デメリット

 

【メリット】
 

• 衝撃に強い
• 値段が安い
• 軽くて丈夫
• 手入れが楽

 

【デメリット】

 

• ガラスに比べるとデザイン性に欠ける

 

ガラスのメリット、デメリット

 

【メリット】
 

• デザイン性が高くおしゃれ
• すりガラスや自動曇りガラスなど、プライバシーを守れる製品もある

 

【デメリット】
 

• 衝撃に強いガラスを使っていても割れる可能性はある
• 中が丸見えなのでプライバシーの問題もある
• 透明なので綺麗に保つためにコストや掃除の手間がかかる

 

浴室のドア交換の費用は？

 

浴室のドアを取り替えるには
 

• カバー工法の交換
• 外枠とドア交換
• ドアのみの交換

 

の３種類の方法があり、それぞれ目安の値段が異なります。
 

【最も一般的】カバー工法で交換した時の費用

 

カバー工法とは、
 

１、既存のドアを外す
２、既存のドア枠の上に新しいドア枠を取り付ける
３、新しいドアを取り付ける
 

方法のことです。
 

ドアの交換は使用し始めてから10年〜経ってから行うことが多いので、
 

既存のドアは製造中止になっていることがほとんどです。
 

そのため、ドアのみを交換しようとしても中々サイズが合いません。
 

かといって外枠ごと交換すると壁や天井の工事も必要になり、時間と費用がかかるので、
 

浴室の壁面や外枠に歪みや傷みがない場合はカバー工法で施工します。
 

【費用の目安】
 

開き戸・・・4万〜6万
折れ戸・・・6万〜8万
引き戸・・・9万〜11万
 

ドアの外枠とドアを交換した時の費用

 

ドアの周囲の壁や下地が傷んでいる場合は、ドアとドア枠だけでなく、
 

外枠ごと交換した方が良いでしょう。
 

壁や天井ごと工事するので費用や時間はかかりますが、
 

ドア、壁、床、天井、下地の全てを綺麗にできます。
 

【費用の目安】
 

開き戸・・・7万〜11万
折れ戸・・・8万〜12万
引き戸・・・13〜16万
 

ドアのみを交換する時の費用

 

ドアの外枠や下地がしっかりしていて、既存のドアがまだ販売されている場合はドアのみを交換することも可能です。
 

最も費用が安く、最近ではDIYで出来るようホームセンターでも販売されています。
 

ですがドア本体のみを交換すればOKなのか枠も交換した方が良いのかの判断が素人には難しいことと、
 

数ミリのズレで開閉がスムーズにできない、しっかりと閉められないというような不具合が起こるので
 

リフォーム会社に依頼した方が良いでしょう。
 

【費用の目安】
 

開き戸・・・3万〜5万
折れ戸・・・3万〜6万
引き戸・・・8万〜10万
 

交換時期によってはユニットごと交換するのもあり

 

浴室のドアを交換する理由は
 

１、ドアの劣化や破損
２、高齢者や介護する時に使いやすいようにする
 

が多くなっています。
 

ドア交換は約10万前後の費用がかかることも多く、
 

ドアの形状を変える（折れ戸→開き戸など）場合はさらに費用が必要なこともあります。
 

浴室を10年以上使っていて、全体的に劣化してきているならドアだけでなく浴室全体のリフォームも検討してみましょう。