2019.05.16
【リフォーム】浴室のタイル張り替え。タイルの選び方や費用の目安
こんにちは
町の引越屋さんです。
お風呂のタイルがはがれたり、ヒビが入ったまま放置していると床や壁に水漏れをしたり、
柱や床下など建物の基礎部分が痛む、カビが生えてきてしまうなどの可能性があるので早めにリフォームをしましょう。
今回はお風呂のタイルを選ぶ時のポイントや費用についてまとめました。
お風呂のタイルを選ぶ時のポイントは?
お風呂でタイルを使用する部分は主に壁や床ですよね。
それぞれに選ぶポイントがあるので紹介します。
お風呂の床タイルを選ぶ時のポイント
お風呂の床は素足で触れる場所なので、肌触りが良い、滑りにくいといった点を考慮して選びましょう。
滑りにくいものにする
タイルには「適正表示」というものがあります。
お風呂の床タイルを選ぶ時は、適正表示が浴室向きになっているか必ず確認してください。
特に高齢者や子どもの浴室内の転倒事故がとても多いので、同居している場合は材質には十分に注意して選びましょう。
また、「浴室にも屋外にも使えるタイル」もありますが、
そういったタイプはより滑りにくくするために表面がザラザラとしていることがあります。
浴室に対応していたとしても、日常使いの浴室にはあまり向いていないので、実物を見てから選ぶ方が良いでしょう。
肌触りの良いものにする
滑りにくさを重視していると、意外と見落としがちになるのがタイルの肌触り。
いくら滑りにくくても表面がザラザラ、デコボコしていると素足で歩いた時痛みを感じるかもしれません。
屋外だとサンダルを履けば良いですが、浴室のタイルは滑りにくく、かつ肌触りの良いものを選びましょう。
お風呂の壁タイルを選ぶ時のポイント
お風呂の壁は掃除がしやすく、汚れがつきにくい点を考慮して選びましょう。
掃除がしやすいものを選ぶ
お風呂の壁は水垢やカビがつきやすいため、掃除のしやすさは重要なポイント。
表面がつるっとしているタイプや、大判で目地の少ないタイプがオススメです。
吸水性の低いものを選ぶ
お風呂のタイルは水を吸収しにくいものの方がオススメ。
吸水性が高いと床がいつまでも乾かず、ジメジメとしてしまい汚れやカビのもと。
換気をした時にカラッと乾きやすいタイルを選びましょう。
壁と床タイルのカラーは統一するのがオススメ
お風呂の壁と床タイルは、落ち着いた雰囲気にするためにも単色or同系色でまとめるのが一般的。
もし全く異なるカラーを組み合わせるなら、壁よりも床の方が暗いトーンになるようにするとまとまりが良くなります。
タイルは色、形、材質のバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。
ぜひ、自分好みのデザインになるよう色々と吟味してみてくださいね。
お風呂のタイル張り替えに必要な費用は?
お風呂のタイルは、
タイルの表面が数カ所欠けている、ひび割れている程度なら部分補修、
タイルが浮いている、またはすでに割れている場合は張り替えがオススメです。
特にタイルが浮いたり割れている場合は、そこから水が侵入して下地が劣化する原因になるので、できるだけ早く対応しましょう。
壁や床のタイルを剥がしてみた時にすでに下地が傷んでいた場合、浴室全体をリフォームした方が良いケースもあるので、
そういった点も考慮してリフォーム会社の人とよく相談してみてください。
表面が少し欠けている、ヒビが入っている程度であればDIYで張り替えることも可能です。
ただ、下地までヒビが入っている場合は水漏れを起こすことがあるのでリフォーム会社に依頼した方が無難。
全面を張り替える場合はリフォーム会社に依頼しましょう。
なぜならタイルを均一に素早く張る作業は専門的な技術が必要で、初心者には難易度が高め。
リフォーム後に長く使うために下処理もしっかり行う予定であればプロに依頼した方が良いでしょう。
費用の目安
・壁一面張り替え・・・10万〜12万
・床一面張り替え・・・6万〜7万
・壁や床の一部を補修・・・3万〜
実は全面的に張り替えても、数枚を補修する工事でも金額的には大きな差はありません。
というのも、リフォーム会社に依頼すると工事の規模に関わらず人件費がかかるからです。
壁の張り替えの方が床よりも高めになっているのは、壁の方が施工が難しいからです。
工事期間の目安は全面張り替えの場合は2〜3日、一部補修の場合は1日です。
費用を抑えるならモザイクタイル
費用を少しでも抑えたいならモザイクタイルを検討してみてください。
モザイクタイルは工事の手間が少なく済むことが多いので、同じタイル工事でも1000円〜2000円ほど安くできたり、
材料費も3000円ほど安く抑えられます。
ですので、モザイクタイルのデザインが気に入ればトータルで5000円前後安く張り替えができるかもしれません。
使い勝手とデザイン性のどっちも大事
お風呂のタイルは、
・滑りにくい、掃除しやすいといった機能性
・好みのデザインを見つける
の両方が大事。
何よりタイルはデザインやカラーバリエーションが豊富なのが大きな特徴。
最近は目地の少ない大判タイルや、冷えにくいタイルなど、
これまでタイルの欠点だとされていた点をカバーしているものがたくさん販売されています。
リフォーム会社に依頼するのが理想的ですが、表面のひび割れ程度であればDIYも可能なので
現在気になっている点があるならぜひ検討してみてください。