2019.05.05

【リフォーム】浴槽塗装で低価格でも新品同様に。特徴まとめ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

浴槽の傷、剥がれた箇所、サビや変色を綺麗にするために浴槽交換や浴室のリフォームを検討する方は多いのですが、
 

実は浴槽塗装という方法もあります。
 

浴槽塗装であれば比較的安価で工事の期間も短く済みますよ。
 

今回は浴槽塗装の種類や特徴、注意点などをまとめました。
 

浴槽塗装の特徴

お風呂リフォーム
 

浴槽塗装は交換やリフォームと比べた時、どのようなメリット、デメリットがあるのかまとめました。
 

浴槽塗装のメリット

 

【費用が安い】
 

浴槽の大きさ、塗装の種類、浴槽の材質にもよりますが、
 

大抵の浴槽塗装は5万〜15万円で施工できます。
 

ユニットバス交換・・・50万〜200万
浴槽交換・・・12〜50万
 

が相場になっているので、低価格で綺麗にすることが可能です。
 

【工事期間が短い】
 

浴槽塗装の期間は使用するコーティングの種類によって変わりますが、
 

大抵1日、長くとも3日で完了します。
 

ユニットバス交換・・・5日〜1週間
浴槽交換・・・1日〜1週間
 

お風呂は毎日使う場所ですが、工事期間の短い塗装のみで済ませられると日常生活にも支障が出ません。
 

【廃棄物が少ない】
 

ユニットバスや浴槽を交換すると、既存の設備は廃棄することになりますが、
 

浴室塗装は今の浴槽をそのまま使用するので廃棄物が出ません。
 

費用面も環境面にも優しいのは嬉しい点ですね。
 

【仕上がりは新品同様】
 

既存の浴槽を再利用しますが、傷、ヒビ、サビ、変色などは綺麗になるので
 

仕上がりは浴槽を交換と変わらず新品同様になります。
 

【デザインの変更もできる】
 

コーティングの種類や材質によってはカラーや質感を選べるので
 

お風呂の雰囲気をガラッと変えることも可能です。
 

【浴室のサイズにかかわらず施工できる】
 

在来浴室(タイル張りのお風呂)の中には、浴槽が据え置きではなくタイルに埋め込まれているタイプもあります。
 

そういうケースは浴槽交換の際、周囲のタイルを解体しなければいけないため、費用がかかります。
 

また、浴室の形状が特殊、広さが足りずユニットバスへ交換できないケースでも
 

浴槽を塗装して綺麗にすることができます。
 

浴室塗装のデメリット

 

【施工できる業者が少ない】
 

浴槽塗装は専門的な技術が必要になります。
 

現状ではまだまだ請け負っている業者は少なめなので、近所に依頼できる業者が見つからないケースもあります。
 

【浴槽の機能は変わらない】
 

新品同様に綺麗になりますが、浴槽そのものの機能性は向上しません。
 

追い炊き機能をつけたい場合や浴槽の材質を変えたい場合は交換が必要です。
 

コーティングの種類

お風呂リフォーム
 

浴槽塗装は大きく分けて2つのパターンがあります。
 

1つは、傷や変色を塗装で修理する【再生コーティング】
 

もう1つは、現状は問題なく使えている浴槽を傷つきにくくする【保護コーティング】です。
 

再生コーティング

 

再生コーティングは浴槽の劣化、汚れ、傷を修復する処理をしてから専用の染料を塗装することで、
 

新品同様の見た目にすることが可能です。
 

ユニットバスや浴槽を丸ごと交換するよりもグッと費用を抑えることができます。
 

保護コーティング

 

保護コーティングは、目立った傷や変色がない状態の浴槽を長く保つために行います。
 

再生コーティングは、「傷や変色の修復」
保護コーティングは、「傷や変色の予防」
 

になるので、今の浴槽の状態によって適切な施工を行いましょう。
 

保護コーティングで使われている材質は大きく分けると
 

・フッ素系樹脂
・シリコン系樹脂
・ガラス系
 

の3パターンがあります。
 

フッ素系樹脂

 

フッ素系樹脂は浴室コーティングの中では最もスタンダード。
 

そのため、取り扱っている業者が多いので依頼しやすいのが良い点です。
 

また、価格も安いので初めての方でも取り入れやすいのも良い点でしょう。
 

ただ、効果は撥水と防汚のみで持続期間も短いので頻繁なメンテナンスが必要になります。
 

【フッ素系樹脂の効果】
 

撥水、防汚
 

【持続期間】
 

3ヶ月〜2年程度
 

シリコン系樹脂

 

施工の特徴はシリコンを使用して他のコーティング材より厚めに塗装すること。
 

フッ素系樹脂よりも浴槽がより傷つきにくくなり、持続効果も長め。
 

最近増えている施工なので業者も多いので依頼先は探しやすいでしょう。
 

ただ、仕上がりは光沢が強くなり、施工前とは雰囲気がガラッと変わるので
 

事前に仕上がりのイメージをサンプルなどでしっかりと確認しておいてください。
 

【シリコン系樹脂の効果】
 

撥水、防汚、防傷
 

【持続期間】
 

2年〜5年
 

ガラス系コーティング

 

ガラス系コーティングは浴槽の表面にガラス膜を張ります。
 

撥水、防汚はもちろんですが、他のコーティングと比べて防カビ効果が高いため浴槽を清潔に保ちたい方や
 

コーティングの持ちも良いので、本格的に浴槽塗装を行いたい人にオススメ。
 

ですが、フッ素系樹脂やシリコン系樹脂に比べると施工が難しく取り扱っていない業者も多いので依頼先を探すのが
 

少し大変かもしれません。
 

【ガラス系コーティングの効果】
 

撥水、防汚、防傷、防カビ、耐熱、抗菌
 

【持続期間】
 

約5年
 

浴槽塗装はDIYせず業者に依頼するのがオススメ

お風呂リフォーム
 

塗料をホームセンターや通販で購入できたとしても、浴槽塗装は専門技術が必要な作業です。
 

特に塗料を塗る前の下地処理がとても重要で、知識のない状態で行うと
 

すぐ剥がれたり、水漏れを起こしたりといったトラブルにつながる可能性や
 

そもそも綺麗に塗れない可能性があります。
 

せっかく施工するならきちんと下地処理をして、問題を解決し、長持ちするよう業者に依頼しましょう。
 

業者を選ぶときは次の2点に注目してください。
 

実績のある業者を選ぶこと

 

浴槽塗装は実は専門知識と技術が必要な施工なので、まだまだ取り扱っている業者も少なめ。
 

だからこそ業者は実績を重視して選びましょう。
 

不慣れな業者だと手作業で塗っていく時に均一に塗れておらず仕上がりがイマイチ・・・になってしまったり、
 

特殊な染料が揃っておらず、材料の仕入れ値も料金も高くなってしまう・・・という可能性もあります。
 

アフターフォローのある業者がオススメ

 

浴槽塗装は元の材質や浴槽の状態によっては、丁寧に施工したとしてもすぐ剥がれてしまうこともあります。
 

そういったアクシデントに対応してもらえるよう、アフターフォローのある業者の方が安心。
 

任意で保証をつけれる場合は、できればつけておきましょう。
 

浴槽塗装は条件が合えば費用を抑えられてオススメ

 

お風呂の浴槽を綺麗にする方法は、
 

ユニットバス交換、在来浴室からユニットバスへの変更、浴槽交換などがありますが、
 

どれも20万〜200万程度と費用がかかってしまいます。
 

浴槽塗装はグッと費用を抑えられて期間も1日程度で終わるので、条件さえ合えばとてもオススメ。
 

ただ、塗装では補えない劣化や傷がある場合は大掛かりなリフォームも検討する必要があります。
 

現在の状態や使い勝手などを考慮し、業者の人と話し合いをして決めていきましょう。
 



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