2019.04.04

【リフォーム】トイレリフォームの費用相場と必要日数は?

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

トイレの寿命は約10〜15年前後。
 

そのころに黒ずみ・黄ばみ・臭いなどが気になりだしたらそろそろ交換のタイミング。
 

ただ、壊れてからリフォームすることになると焦って自分にぴったりのリフォームができないかもしれません。
 

今回はトイレリフォームの費用についてまとめました。
 

トイレのリフォームは失敗例も多いので、早めに吟味して計画しておきましょう。
 

トイレリフォームのタイミングは?

トイレリフォーム
 

「トイレの水が一回で流れない」「トイレが臭う」「床が濡れている時がある」などは
 

ほうっておくとトイレが詰まったり、水が逆流・・・などのトラブルになりかねません。
 

10年以上たったトイレで下記のようなトラブルが起こり始めたら、そろそろリフォームを検討しても良いかもしれません。
 

・洗浄時にトイレと床、トイレと便器から漏水する
・便器の外面、内面などにひび割れや欠損がある
・便器内にあまり水がたまらない
 

・タンクにひび割れや欠損がある
・給水管接続部から漏水している
 

・便座にひび割れ、欠損、歪みがある
・便座が変色している
・ウォシュレットが正常に作動しない
・便座暖房が異常に熱い
・洗浄水の温度が温かい、冷たいがまちまち
・便座作動時に異臭、異常音がする
 

こういった状態を放っておくと、
 

床や廊下への漏水、ケガ、感電、火災といったトラブルにもつながります。
 

汚物を含んだ水が漏水した場合は、トイレだけでなく廊下や他の部屋の衛生面も心配になるので出来るだけ早めに対応しましょう。
 

トイレのリフォーム費用は?

トイレリフォーム
 

トイレのリフォームは分類すると
 

・改修
・内装
・バリアフリー
 

に分けることができます。
 

手洗いカウンターを設置したり、電気工事や基礎工事が必要かどうかによって費用は変わりますが、
 

和式→洋式への交換やトイレの増設といった複雑な工事でない限り、
 

トイレリフォームの費用は設置するトイレ本体のグレードが最も費用を変動させる要素になるでしょう。
 

改修工事の目安の費用

 

トイレの改修工事は主に、便器や便座などトイレ本体の交換や水漏れを修理します。
 

トイレの交換費用は便器のグレードによって変動します。
 

トイレのグレード

 

便器には
 

・便座と便器を別々に選ぶタイプ
・便座と便器が一体になったタイプ
 

があります。
 

便座と便器が一体になったタイプは
 

・タンクあり
・タンクなし
 

の2種類があります。
 

もちろん性能にもよりますが、大抵の場合
 

便座と便器を別々に選ぶタイプ

便座と便器が一体になったタイプ(タンクあり)

便座と便器が一体になったタイプ(タンクなし)
 

の順に高価になっていきます。
 

タンクありとタンクなしは機能面ではあまり違いがなくデザインの違いなので
 

トイレをすっきりとさせたい方は検討してみると良いですね。
 

また、便器のグレードは3種類に分類できます。
 

【シンプルなタイプ】
 

ウォシュレットや便座暖房などがついていない最もシンプルな型。
 

価格は5万〜10万前後です。
 

【スタンダードなタイプ】
 

ウォシュレット、便座暖房、脱臭機能などがついた型。
 

価格は10万〜20万前後。
 

【ハイスペックなタイプ】
 

ウォシュレット、便座暖房、脱臭機能に加え、全自動洗浄、除菌機能、フタの自動開閉機能といった機能が追加された型。
 

価格は20万〜30万前後。
 

水漏れ修理の費用

 

トイレの水漏れは床フランジ(便器と床をつないでいる部分)を交換すると大抵の場合修理できます。
 

ただ、便器と床の間から水漏れしているとその周辺の床材も傷んでいることが多いので、その場合は床材も張り替えておきましょう。
 

目安の費用は、
 

床フランジのみ:2万〜4万
床フランジのみ+床材:6万〜9万
 

トイレの内装工事の費用

 

トイレの内装は主に天井、壁、床などを張り替えます。
 

汚れが飛び散ってこびりついてしまい、掃除をしても不潔な感じがする場合は内装のみをリフォームしても良いですね。
 

床材の張り替えは便器はそのままで出来るケースと、一度取り外すケースがあるのでリフォーム会社とよく話し合ってください。
 

内装工事は使用する材質によって価格が大きく変わりますが、便器の取り外しが必要なタイル材などを選ばない限り、
 

大抵2万〜6万程度でリフォームできます。
 

トイレをバリアフリーにする費用は?

 

トイレのバリアフリーは、ドア交換、手すりの設置です。
 

【ドアの交換】
 

ドアは体を移動させずに開閉できる引き戸や折れ戸へ交換します。
 

引き戸は引き込み部分のスペースが必要になりますが、少しの力で開閉ができます。
 

折れ戸は指を挟んでしまう可能性がありますが、狭いスペースでも設置できます。
 

それぞれメリット・デメリットがあるので家の間取りに合わせて交換しましょう。
 

目安の価格は
 

引き戸:10万〜20万
折れ戸:10万〜18万
 

【手すりの設置】
 

手すりはI型とL型があります。
 

取り付ける部分の壁面の下地がしっかりしていればそのまま設置できますが、
 

補強が必要であれば板で補強してから取り付けます。
 

おおよその費用は
 

I型:補強なし1万〜3万、補強あり4万〜5万
L型:補強なし2万〜4万、補強あり5万〜6万
 

トイレリフォーム自体は1日〜2日で完了


 

トイレリフォームの工事自体はおおよそ1日、長くても2〜3日もあれば完了します。
 

おおよその期間は、
 

【改修工事】
・ウォシュレットや便器交換・・・2時間程度
・洋式→洋式のトイレ交換・・・1日
・和式→洋式のトイレ交換・・・2日〜3日
・排水管の工事・・・1日〜2日
・床フランジ、床材交換・・・1日
 

【内装工事】
・トイレ交換+内装・・・1日〜2日
・天井、壁、床の張り替え・・・1日
 

【バリアフリー】
・ドア交換・・・1日
・手すり設置・・・2時間程度
・手洗い設置・・・1日〜2日
 

和式→洋式へのトイレ交換や大規模な配管工事がない限りトイレリフォームの施工時間は1日あれば完了します。
 

ただ、トイレ本体をメーカーに発注しなければいけないこともあるので、相談に行ってから工事完了までは
 

2〜3週間程度かかると思っていた方が良いでしょう。
 

故障する前にリフォームを

 

トイレは水漏れを起こしてしまうと、トイレ以外の部屋の衛生面も影響が出てしまいます。
 

また、トイレが汚れていたり暗い雰囲気になっていると家全体もどんよりとした空気に・・・。
 

工事自体は数時間〜1日程度で完了するものが多いので、「調子が良くないな」「雰囲気を明るくしたいな」と感じたら、
 

ゆとりを持ってリフォーム会社へ相談へ行ってみてください。



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