2019.03.09

【リフォーム】失敗防止!キッチンリフォームの手順や注意点まとめ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

キッチンリフォームは費用、キッチンの形状や間取りを決めたりリフォーム会社を見つけたりなど
 

分からないことや悩むことがたくさんあると思います。
 

今回はキッチンリフォームを検討するときにの手順や注意点などをまとめたので参考にしてみてください。
 

キッチンリフォームで何を優先させる?

リフォーム
 

キッチンリフォームの相談をする際は、あらかじめ要望の優先順位を決めておくと話しやすいですよ。
 

そして、要望の優先順位をきちんと決めておくことはキッチンリフォーム成功の鍵です。
 

【価格】
・少しでも安くリフォーム する
・予算〇〇円以内で完了する
・価格よりも自分の要望を優先する
 

【収納】
・十分な収納スペースを確保する
 

【間取り】
・間取りを変更して動線を変える
・キッチンの形状を変更する
 

【機能性】
・食洗機やガスコンロを最新のものに変更する
 

【使い勝手】
・キッチンの広さを変更する
・システムキッチンの大きさを変える
 

キッチンリフォームの費用は?

リフォーム
 

キッチンリフォームの費用は価格幅が広いのですが、最も多い価格帯は50万〜150万円。
 

シンプルなシステムキッチンを元の配置から変えずに設置する場合、50万以内に収まるケースもありますが、
 

おおよそ100万円前後は必要だと見積もっておきましょう。
 

費用が高額になるケース

 

【ハイグレードなシステムキッチンにする】
 

システムキッチン自体をハイグレードなものにすると当然ですが費用が高くなります。
 

グレードの違いは主に素材の違い。
 

【キッチンの位置を変える】
 

例えば、壁側のI型キッチンを対面型やアイランド型のキッチンにリフォームすることになると、
 

排水管、排気管、電気配線、ガスなどの工事が必要になるため施工費が高額になります。
 

【キッチン周りの老朽化が進んでいる場合】
 

これは実際に工事を始めてみないとわからないのですが、キッチンを撤去してみると壁、床、配管などが傷んでいたため
 

追加で補修工事が必要になるケースもあります。
 

見積もりの時点では全て予測することはできないので、費用は余裕を持っておく方が安心です。
 

【キッチンを小さくするケース】
 

キッチンを現状より小さくすると、床や壁に隙間ができてしまうので、隙間を床材やクロスを貼って埋めます。
 

ですがその部分だけ新品になり色が合わないことが多いので、大抵はキッチン全体を貼り替えるのため費用がかさみます。
 

キッチンの形状はどうする?

リフォーム
 

キッチンの間取りや収納と同じくらい大切なのがキッチンの形状。
 

キッチンの形状は大きく分けて3種類あるので紹介します。
 

【I型キッチン】
 

最もスタンダードな形容のキッチンで、3種類の中では費用的に最もリーズナブル。
 

冷蔵庫、シンク、調理台、コンロと横一線の動線になるので、大きなキッチンにしすぎると移動距離が長くなり使い勝手が悪くなります。
 

大きなものでも250〜270cm以内のサイズに収めるのがオススメ。
 

また、I型キッチンは冷蔵庫をどこに置くかも大切なポイントで、その配置によって使い勝手が変わります。
 

【L型キッチン】
 

L型キッチンは動線が三角になるので、I型キッチンに比べて動線が短くなります。
 

その反面、設置にスペースがいるのでキッチン自体にも広さが必要。
 

設置スペースがいるので食器棚や収納棚を置く場合は事前にスペースを確保しておくことと、
 

L字のコーナー部分がデッドスペースになりやすいので、利用方法を考えましょう。
 

【対面型キッチン】
 

調理中でもコミュニケーションが取りやすいので最近人気が高まっています。
 

また、キッチンが完全に独立しているアイランド型も人気。
 

調理スペースの後ろに食器棚や収納棚を設置するスペースを確保しやすい点も人気のポイント。
 

壁型のキッチンから対面型に変更するときは、配管やガス、電気なども位置を変えなくてはいけないので費用がかかります。
 

構造上、調理スペースが狭くなりがちなのでギリギリの大きさで設置すると窮屈に感じるかもしれません。
 

キッチンスペースにゆとりをもって設置するのでダイニングスペースは狭くなりがち。
 

キッチンの配置や収納はどうする?

リフォーム
 

キッチンを新しくするなら、今以上に使いやすいキッチンにしましょう。
 

キッチンは調理の流れと動線を意識して配置すると使い勝手がよくなります。
 

キッチン内の動作は、食材を出す、洗う、切る、加熱、配膳が一連の流れ。
 

なので、
 

冷蔵庫→シンク→調理台→コンロ→食器棚(配膳)→シンク(食器洗い)→食器棚(片付け)
 

の動きがスムーズにできるように配置するのが理想的。
 

キッチンの寸法

 

キッチンの寸法は「キッチンの高さ」を自分の背に合うものを選びましょう。
 

高さの目安は、
 

「身長÷2+5cm」が理想的。
 

身長が160cmだと160÷2+5=85cmを目安にするとちょうど良い高さになります。
 

キッチンの収容量は?

 

キッチンリフォームと同時に収納量を十分に確保しておくと使い勝手がUP。
 

使いやすい収納とは、
 

・よく利用する物は目〜腰の高さ内に置いておく
・使う場所と物は近い位置に配置する
・よく使うものは、使ったあと収納しやすいようにする
・調理台にはなるべく物を置かずスペースを確保しておく
・収納スペースとはいえ物を詰め込みすぎず使いやすい量にしておく
 

ことが大事。
 

まずは使うもの使わないものに分け(断捨離)、物の総量を減らしましょう。
 

そのあとキッチンにおくのか?別の場所に置くのか?を決めて、キッチンに収納する物を全体的に見渡します。
 

物を全体的に見るとおおよそ必要な収納スペースも見えてきますよね。
 

収納はよく使うものは手が届きやすくしまいやすいところへ置くようにしましょう。
 

失敗しないリフォーム会社の選びかた

リフォーム
 

リフォーム会社はどこも同じようにも見えますが、会社によって得意な箇所や専門があります。
 

キッチンリフォームは、工事の難易度は高くない&システムキッチン本体価格がリフォーム費用の大半
 

というのが特徴なので、実勢とシステムキッチンをたくさん仕入れている業者を優先的に見ていくのが良いでしょう。
 

キッチンリフォーム の会社の種類と特徴

 

キッチンリフォーム会社は大きく分けると5種類あります。
 

・大手
・工務店
・リフォーム専門
・専門分野
・設計事務所
 

それぞれの会社の得意な分野と特徴を簡単にまとめました。
 

【大手リフォーム会社】
 

得意なこと:大規模なリフォーム
メリット :大手なので安心感がある
デメリット:費用が高くなりやすい
 

【工務店系の会社】
 

得意なこと:大規模なリフォーム
メリット :新築を建てる大工さんが行うことが多いため木工事系につよい場合が多い
デメリット:新築が主でリフォームを取り扱っている会社は少なめ。新築からリフォーム中心になった会社はオススメ
 

【リフォーム専門会社】
 

得意なこと:水回りや内装
メリット :多分野のリフォームに対応している、細かな部分の工事にも対応している、価格が安め
デメリット:キッチンリフォームに関しては最もオススメ、数社見積りをとること
 

【専門分野系リフォーム会社】
 

得意なこと:水回り、内装、外回り
メリット :各専門に特化しているので技術力が高い
デメリット:専門外の工事は費用がかかったり請け負ってもらえないことも
 

【設計事務所系リフォーム会社】
 

得意なこと:大規模なリフォーム
メリット :建築士やデザイナーの事務所なので、高いデザイン性のあるリフォームが可能
デメリット:設計が必要な工事は得意な反面、設計不要な案件は費用が高くなりがち
 

キッチンリフォーム単体であれば、まずは水回り専門のリフォーム会社に依頼するのがオススメ。
 

水回りを得意とする会社は、キッチンの取引が多いので仕入れ値が安い、水回りの工事が得意な職人が多いという特徴があるので、
 

費用を抑えつつ、工事もしっかりとした技術で行ってくれるケースが多いです。
 

キッチン以外にも広範囲で工事する場合は大手や設計事務所の方が得意な場合があります。
 

リフォーム会社の特徴

 

リフォーム会社を探すと大きく分けると5つの特徴があります。
 

どの会社の傾向が自分に向いているのか考えてみましょう。
 

1、品質の良いリフォーム会社→社長が元職人で経験が豊富だったり、会社独自で品質を保つ基準を設けていることが多い。
 

2、価格が安いリフォーム会社→リフォーム実績がそれなりにあり、販促費を抑えたりコンパクトな事務所で経費を抑えていることが多い。
 

3、デザイン力に優れているリフォーム会社→建築士やデザイナー、インテリアコーディネーターが在籍していたり、自社のショールームを持っている。
 

4、アフターサービスや保証が充実したリフォーム会社→地元密着型、独自のアフターサービスケア制度を持っている
 

5、実績のあるリフォーム会社→創業から年数が経っている、年間リフォーム件数が多い
 

リフォーム会社を選ぶ際に失敗しやすいポイント

 

【とりあえず近所のリフォーム会社に依頼する】
 

リフォーム会社が近所にあると何かトラブルがあった時にすぐ来てくれると安心ですが、近所だから良いというわけではないですよ。
 

キッチンリフォームを依頼するには、最低限3つのポイントは確認しておきましょう。
 

1、地域密着型であれば、3年以上の実績があること
2、リフォームを中心にしている会社かどうか
3、水回りのリフォーム実績が豊富かどうか
 

【家電量販店やホームセンターに依頼する】
 

最近は家電量販店やホームセンターもリフォームを請け負っていることが多く、何より低価格で施工できるのがポイント。
 

キッチンの設備交換のみのリフォームや新しいシステムキッチンを相談せず自分で決定して買う場合はオススメできます。
 

ただ、自分のライフスタイルにぴったりなプランを提案してもらいたい場合や、職人のスキルを重視する場合はリフォーム会社に依頼する方が良いでしょう。
 

【新築時に依頼した工務店に依頼する】
 

新築の工事をお願いした工務店は気心が知れていたり親しみやすいかもしれませんが、
 

新築を主にしている工務店は仕入れ値が高くなりがちでリフォーム費用が高くなりがち。
 

費用よりも以前の関係性を優先したい場合以外は、キッチンリフォームを得意としている会社に依頼する方が良いかもしれません。
 

【とりあえず大手に依頼】
 

とりあえず名の知れている大手のリフォーム会社に依頼するのもあまりオススメできません。
 

というのも、大手のリフォーム会社は全面リフォームのような大規模な工事を得意としていることが多いので
 

依頼しても実際の施工は下請け会社や関連会社が請け負うことになります。
 

もちろんキッチンのみのリフォームもできますが、必ずしも大手が良いというわけではありません。
 

キッチンリフォームの見積もり

リフォーム
 

リフォームを成功させるためには見積もりをしっかりととることが大事。
 

見積りをする前は、リフォームをしたい箇所と実現したいことを明確にしておきましょう。
 

見積りは実際にリフォームする家のキッチンで「現地調査」を行い、部屋やキッチンの大きさや配管の状態を確認します。
 

図面があれば採寸の時間が短縮できるので用意しておくと便利。
 

見積りは1社だけでなく2〜3社はお願いするようにしましょう。
 

【リフォーム会社に伝えるポイント】
 

・リフォームする場所
 

システムキッチン、床、壁など、どこまで工事する予定か?
 

・キッチンのグレード
 

どのメーカーのキッチンでも、シンプル、スタンダード、ハイグレードというように3つほどグレードが分かれています。
 

主な違いは使用している素材ですが、見積りを依頼した会社ごとにグレードが違うと比較しにくいので統一しておきましょう。
 

・現在の不満やリフォームの優先順位
 

今困っていることや、リフォームで実現したい内容、最初に述べた要望(費用、収納、間取りなど)の優先順位を伝えましょう。
 

せっかく何社か見積りをとっても話す内容が変わると比較できなくなるので、事前に決めておいてくださいね。
 

見積り時に注意するポイント

 

【追加費用の有無】
 

実際に工事を始めてみてから床や配管の修理が必要になることもあります。
 

この場合追加で費用がかかりますが、事前に100%予測するのは難しいのが現状。
 

追加で必要になりそうな可能性は見積もりの段階で聞いておきましょう。
 

見積もりが予算ギリギリなら、もう少しゆとりのあるプランへの変更も検討しましょう。
 

【必要な設備か再検討】
 

リフォームの失敗の多くはリフォームの不備より使い始めてから「思っていたのと違う・・・」というケース。
 

失敗に多いのは「食洗機や床下収納を取り付けたけど使わない」とか「キッチンが暗い」「キッチンが丸見え」などです。
 

特にキッチンの形状を変える場合はリフォーム前とガラッと変わるので想像しづらい部分もあります。
 

形状でいうとI型から対面キッチンに変更した場合に起こりやすいので注意しましょう。
 

リフォーム成功の鍵は会社選び

 

キッチンリフォームが満足のいく出来映えになるかどうかは自分に合うリフォーム会社を選べるかどうかがとても重要です。
 

事前にリフォームの優先順位や要望を整理しておいて、いくつか会社に相談と見積りをお願いしましょう。
 

相談しやすいリフォーム会社を選ぶのも大切なポイントで、しっかりとコミュニケーションが取れると
 

満足できるリフォームが実現しやすいですよ。
 



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