2019.03.13

【リフォーム】工事後に気づくキッチンリフォームの失敗9選

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

デザインや間取り、素材などをじっくりと考え「理想のキッチンが完成した!」と楽しみにしていたのに、使い始めてみるとイマイチ使い勝手がよくない、
 

光の入り具合や収納スペースがイマイチだったという失敗例が実は結構多いもの。
 

せっかくリフォームするなら後悔のないようにしたいですよね。
 

そこで今回はキッチンリフォームに多い失敗例を9つまとめたので参考にしてください。
 

キッチンリフォームに多い失敗9選

リフォーム
 

失敗例で多いのは、間取りやレイアウト、収納スペース、費用面です。
 

収納の使い勝手がよくない(食品庫や床下収納)

 

キッチンリフォームで人気や満足度の高い収納がキッチンパントリー(食品庫)。
 

常温保存できる食材や調味料、キッチン周りで使う小物をまとめて収納できるので料理好きな人はぜひ検討してほしい収納です。
 

ですが、奥行きを深くしすぎると奥においた食品の賞味期限が切れたり、購入したことを忘れて同じものを買ってしまったり・・・という話をたくさん聞きます。
 

収納しているものを一目で見れる大きさにしておくか、収納や整理整頓を工夫しましょう。
 

そして失敗例の多い収納が床下収納で、有効活用している人ももちろんいますが「設置しなくてよかった」「あまり使わない」という声も多いようです。
 

理由としては、出し入れの際に屈むのが億劫、通路が狭かったりキッチンマットやフロアマットの下敷きになるため出し入れ作業がしにくい
 

などがあります。
 

少しでも収納スペースを増やしたいと設置する人も多いのですが、意外と床下収納は引き出しや棚ほどの利便性がないため
 

頻繁に使うものの収納には向いていません。
 

滅多に使わないものをしまっておいたり、自宅で漬物や味噌をつける人にとってはすごく便利ですが、保管していたことすら忘れてしまうケースも多いので、
 

何故床下収納を設置したいのか?という目的はよく考えた方が良いかもしれません。
 

食洗機が不要だった

 

キッチンリフォームで成功例、失敗例ともに多いのが食器洗い乾燥機。
 

片付けが簡単になったという人も多い反面、食器が入りきらない、汚れが落ちにくいといった理由であまり使わない人もたくさんいます。
 

食洗機は手洗いでは届かないところまで綺麗に洗えますが、焦げや口紅などは綺麗に落ちづらい汚れ。
 

「付けて良かった」「いらなかった」との意見が多いので、自分のライフスタイルを振り返って必要かどうか考えてみてください。
 

調理・作業スペースが狭い

 

例えばI型キッチンからL型キッチンにリフォームした場合、動線が短くなり90度に動くだけでよくなりますが、
 

コーナー部分をうまく使わないとデッドスペースが発生します。
 

また、シンクを大きくしたりコンロの数を増やしたら調理スペースが狭くなり、結果的に使い勝手が悪くなるこもあります。
 

I型、L型、対面式などどんなキッチンの形状でもシンクやコンロを広くすると料理スペースは狭くなりますが、
 

利便性を考えると45cmほどは調理スペースを確保できるようにしましょう。
 

床や壁の素材が油や汚れに弱かった

 

キッチンは汚れやすく、素材によっては油でツルツルになりやすいもの、汚れの落ちにくいものがあります。
 

床が滑りやすくなる素材(タイルなど)を使う場合は滑り防止のためキッチンマットが必須。
 

マットを使わずにいたい場合は、滑りにくく掃除しやすい素材を選びましょう。
 

<リフォーム費用が想像以上に高額になった

 

キッチンリフォームは少し位置を移動させるだけでも費用が高額になりがち。
 

というのも、キッチンは水回りの工事が必要なので作業が複雑になりがちで、少しの移動でも大掛かりな移動でも
 

あまり費用差のないケースもたくさんあります。
 

ちょっと移動させたら便利で快適なキッチンになると思って見積りをお願いしたら、想像以上の金額になることもあるので見積りはきっちりとお願いしましょう。
 

光が入りすぎるor足りない

 

キッチンはできれば明るくしたい、自然光がたくさん差し込む位置にしたいと思う人は多いのではないでしょうか。
 

ですがいざ大きな窓を設置したり、日当たりの良い位置にキッチンを移動してみると
 

夏場暑すぎる、西日が強すぎるなどで食材が腐りやすかったり、長時間調理することが苦痛に感じるケースも多いんです。
 

だからキッチンリフォームはデザインも重要ですが、日差し、気温、風通しなどの環境をしっかり整えること。
 

もし日差しが強すぎる場合は、冷房や日除けで調整できるようにしておきましょう。
 

また、窓があっても光をうまく取り入れられないと明るくなりません。
 

思ったよりもキッチンに光が入らず暗い・・・とか、窓の前にしか棚や冷蔵庫をおけず光が入らない・・・という
 

失敗例もあるので窓を設置する場合は採光に詳しい業者に相談したり、家具の設置場所を決めておきましょう。
 

理想通りの場所に家具や家電が置けない

 

ゴミ箱をおくスペースがない、食器棚をおくスペースがない、冷蔵庫を買い換えるとき通路が狭く運び出しができない
 

というように自分の理想通りのレイアウトができないという失敗例もあります。
 

特に忘れやすいのがゴミ箱の設置場所や冷蔵庫や棚が通れる広さの通路の確保。
 

家電製品は大体10年ほどで寿命が来るので買い換えることになるので、その時に通路が狭く移動させることができないととても困ります。
 

リフォーム前よりキッチンが狭くなった

 

広いキッチンにしたい、ゆったりと調理できるキッチンにしたいと思いリフォームしてみると、前より狭くなった!というケースが実はあります。
 

最も多いのがI型キッチンから対面式キッチンにリフォームした場合。
 

対面式キッチンはI型キッチンより設置するためのスペースが必要なので、同じ面積内で対面式に形状を変えると動けなくなってしまいます。
 

キッチンのレイアウトは、冷蔵庫、シンク、調理スペース、コンロ、食器棚などの動線を踏まえて決める必要があり、
 

ギリギリの面積で対面式キッチンにすると調理スペースや棚の設置スペースだけでなく、通路そのものが狭くなり行き来がしづらくなります。
 

通路のスペースは1人で使う場合は90cm、2人で使う場合は120cmほど確保しておくのが理想的です。
 

コンセントが足りないor位置が悪い

 

キッチンは使用する家電が多いためコンセントの確保は大切なポイント。
 

リフォームに合わせて家電をおく場所を変えたら程よい位置にコンセントがない、コードが届かないなんてことも。
 

延長コードで対処できる場合もありますが、家電の近くにコンセントがある方が見た目がスッキリしますよね。
 

もし必要であれば工事の時にコンセントも増設しておきましょう。
 

対面キッチンにしたら臭いや人目が気になる

 

調理中でも会話がしやすい対面キッチンや、数人で調理しやすいアイランド型キッチンは最近人気の形状ですが、
 

ダイニングとキッチンが一体型になっているからこそ起こるデメリットもあります。
 

それがキッチンの煙や臭いがダイニングの方まで漏れたり、ダイニングの音がうるさいといったことにストレスを感じる人もいるという点です。
 

また、特にアイランドキッチンは全体が丸見えなので、玄関やリビングからの視線が他の形状のキッチンより気になりやすいことにも注意が必要。
 

調理した後や食事の後にすぐ片付ける場合は気にならないかもしれませんが、小まめに片付けたり掃除する時間が取れない人には
 

あまり向かない形状かもしれません。
 

アイランド型キッチンは収納スペースを確保しにくいので、整理整頓が得意でない場合も散らかりやすいので注意。
 

費用を優先しすぎたらアンバランスになった

 

これもキッチンリフォームで多い失敗なのですが、システムキッチンや設置設備の性能にはこだわって費用をかけた代わりに
 

床や壁などは安いものにしてコストを抑えたら、全体のバランスが悪い仕上がりになった・・・というケースです。
 

また、システムキッチンのみを交換する場合は同じ大きさのものでなければ変更した分の床材の貼り替えも必要になるので
 

思った以上に費用がかかるというケースもあります。
 

キッチンリフォーム の場合、床、壁、収納棚なども同時に交換することも多いので全体のバランスをきちんとイメージしておきましょう。
 

キッチンリフォーム要望と仕上がりバランスを考慮すること

 

キッチンリフォームをするときは、
 

・価格
・収納スペース
・間取りやレイアウト
・設置設備の機能性
・使い勝手
 

の優先順位を考えることが大事ですが、工事後の完成したキッチンをイメージしてみることもとても大事。
 

理想のキッチンに自分のライフスタイルを組み合わせて、リフォーム会社とよく話し合ってみてくださいね。
 



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