2018.12.22
インテリア・デザイン「猫脚、天蓋ベッドが映えるシャビーシック・スタイル」のオススメコーディネイト

こんにちは
町の引越屋さんです。
猫脚、天蓋ベッド、レースがたくさん使われたファブリックは日本では「姫系」と呼びますが、
このようなアイテムをたくさん取り入れつつ、上品でエレガントな雰囲気を演出するスタイルがシャビーシック・スタイルです。
このスタイルは童話の中の「お姫様」を連想させるアイテムをユーズド感のあるアイテムと混ぜ合わせているので、
気取りすぎず温かみのあるデザインに仕上がります。
今回は、シャビーシックスタイルにオススメのアイテムとコーディネートのコツをまとめました。
シャビーシック・スタイル
シャビーシック・スタイルは、
「みすぼらしい、使い古された」という意味のシャビーと
「上品、洗練された」という意味のシックを組み合わせたデザインのこと。
特徴は、
・ベースはクラシックでヨーロピアン調
・エレガント
・温もりを感じるクラシックな家具
で、とくに日本ではフランス風のフレンチ・シャビーシックが人気です。
フレンチ・シャビーシックをもう少し日本風に砕いて言うと「姫部屋」を想像するとわかりやすく、
・基本の色は白
・家具やエレメントは白か味のある色、内装は木がメイン
・猫脚の家具
・ベッドに天蓋
など、古典的なディティールのロマンティックなアイテムをメインにするスタイルです。
シャビーシック・スタイルにオススメのアイテム
・白を基調としたデザイン
このスタイルの最大の特徴は白を基調としてまとめること。
ですが、大理石や新品で輝いた綺麗な家具で揃えずに、少し使い込んだ感じに仕上げましょう。
床や壁、家具は白い木の家具がおすすめ。
また、壁を白にするとしても、わざと表面を傷つけてユーズド感を出したり、
つけ消し加工や、チョークでペイントをしたりしてDIYするとグッと雰囲気が出ます。
・ロマンティックな家具
猫脚、コンソール・ドレッサー、神殿の柱のような溝が掘られた椅子など、シャビーシック・スタイルの家具はどれもクラシックな雰囲気。
いわゆる「姫系」と呼ばれるフェミニンな家具もこのスタイルに含まれます。
・ファブリックとドレープ
ファブリックは部屋の雰囲気に合わせて、白かパステルカラーにしましょう。
レース、フリル、刺繍、ドレープ、天蓋などをふんだんに使ってゴージャス感を出すのがこのスタイルの特徴。
・シャビー雑貨
クラシック・スタイルとの違いは、シャビーシックでは塗料が剥げたり錆びたりしている、さびれた感のあるものを取り入れること。
鉄・ブリキ・ホーローの雑貨は経年感が出やすく雰囲気作りにもってこいです。
花を飾るなら生花よりドライフラワーをラフに束ねたもの、鏡ならアルミフレームではなくブリキで凝ったデザインのフレームのものを選びましょう。
シャビーシック・スタイルのコツ
シャビーシック・スタイルはユーズド感を取り入れながらも、ゴージャス、上品、エレガントといった印象を与えるデザインに仕上げること。
フェミニンなスタイルなので、家具や雑貨は曲線や丸みのあるものを選び、カーテンやベッド、ソファなどのファブリックはふっくらとボリュームのあるものにすること。
より雰囲気を出すなら、色を真っ白ではなく少しグレーに近い白を取り入れてみましょう。
白でまとめても良いですが、有彩色を取り入れるならグレー味のある濁色系の淡い色orパステルカラー。
ユーズドアイテムを使いながら、気品のある部屋にできればデザイン成功ですね。
シャビーシック・スタイルはどっぷりはまり込むこと
モダン・スタイルは一つのデザインでまとめずに、他のモダン・スタイル組み合わせることも多いのですが、
シャビーシックはどっぷりとこのスタイルでまとめてしまったほうが上手くいきます。
非常に個性的なので好き嫌いはきっぱりと分かれるぶん、好みならとことんやりきってしまいましょう。
・色は白が基調
・ユーズド感のある家具や雑貨(わざと表面に傷をつけても◉)
・家具の素材は木を使うと雰囲気が出やすい
・小物は鉄、ブリキ、ホーローなどを取り入れても良い
・猫脚、天蓋といった姫系アイテムとも好相性
・ファブリックはレース、フリル、ドレープを取り入れふんわりとボリュームをだす
上記のポイントを押さえて揃えるとシャビーシックらしさのあるフェミニンで気品のあるデザインにできるので参考にしてくださいね。