こんにちは
町の引越屋さんです。
 
北欧スタイルはモダニズム・スタイルが北欧で広まりそのまま定着したデザインですが、
 
日本での人気も非常に高く、たくさんのアイテムが販売されています。
 
美しいフォルムのデザインと自然を生かした家具は日本でも親しみやすくて取り入れやすい物が多く、
 
色使いも優しいので飽きのこないインテリア・デザインです。
 
今回は北欧スタイルの特徴的なアイテムやコーディネートのコツをまとめました。
 

北欧スタイル

 
北欧で広まったモダニズム・スタイルは、
 
・装飾を省いたシンプルで洗練されたフォルム
 
・天然木や自然素材を使用した家具
 
・控えめな色彩を基本としつつも、ファブリックは色彩豊かで大胆な柄物
 
が特徴で、優しさや温かみのある素材と、洗練されたデザインの家具が混ざり合っていて、
 
「北欧スタイル」として現在でも根強い人気を保っています。
 
北欧スタイルが広まったのは、モダニズムやミッドセンチュリースタイルと同時期ですが、
 
自然に恵まれた北欧地域で、木の家に住む人たちが長い冬を快適に過ごすための工夫や、
 
良いものを長く使い続ける伝統が、洗練されたデザインと自然素材との融合を生み出したと考えられています。
 
有名なデザイナーも数多く誕生していて、
 
デンマークのハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセン
 
スウェーデンのエリック・グンナル・アスプルンドやブルーノ・マットソンなどが特に有名です。
 
美しいフォルムや、天然素材を生かした優しい雰囲気が日本人の好みにも合いますし、
 
シンプルなので北欧スタイルをベースにして他のモダン・スタイルと組み合わせて楽しむのもオススメです。
 

北欧スタイルにオススメのアイテム

 
・洗練された照明
 
照明を変えるだけで部屋の印象は大きく変わりますが、北欧スタイルでは特に重要。
 
中でもポール・ヘニングセンがデザインしたものが不動の人気アイテムです。
 
・木の家具
 
北欧スタイルの家具は木の良さを生かしながらも、無垢材、合板成形と多様。
 
美しいフォルムに作られているのでシンプルながらも、個性のある家具が多く実用性もバッチリです。
 
ハンス・J・ウェグナーのデザインした椅子やテーブルは、北欧家具のシンボル的な存在として今でも多くのファンがいます。
 
・ファブリック
 
北欧スタイルはシンプルなデザインのものが多いですが、ファブリックは色彩豊かで元気なイメージの柄物がたくさんあります。
 
空間のアクセントにしたり、部屋全体をカラフルな印象に変えたりと、使い方はざまざまです。
 
日本では、
 
「マリメッコ」「アルテック」「ポラス・コットン」「カウニステ」「リサ・ラーソン」などが特に有名ですね。
 
・デザイン性の高いキッチン雑貨
 
キッチンウェアや生活雑貨でもデザイン性の高いものや、カラフルなアイテムが多いのが北欧スタイル。
 
「イッタラ・アラビア」「ダンスク社のホーロー鍋」「ラブアン・カンクリ」などが有名。
 

北欧スタイルを楽しむコツ

 
北欧スタイルは家具や照明のデザイン性を楽しむためにも、部屋全体はシンプルにして物は少なめにすると良いでしょう。
 
木の家具が映えるように、壁は白かミントグリーンのような淡い色にするとより一層雰囲気がでます。
 
少し物足りなさを感じたところに、カラフルなファブリックや小物を取り入れていくとバランスよく仕上がりますよ。
 
北欧スタイルの小物は豊富な色を活かし、一色に絞らずマルチカラーを楽しむのもおすすめで、
 
ファブリックをパネルに見立てて壁に飾るのも北欧スタイルの定番の小物使いです。
 
ですが、たくさん置いたり乱雑におくとごちゃごちゃした印象になり美しさに欠けるので、配置や取り入れる柄、色には工夫が必要。
 
日用雑貨やキッチンアイテムもデザイン性が高いだけでなく、機能も優れているので部屋だけでなく、キッチンやダイニングも北欧スタイルに統一するもの良いでしょう。
 

北欧スタイルは日本でも大人気ゆえ、取り入れやすい

 
北欧スタイルは日本でも人気が高いので、家具、ファブリック、日用品など、様々なアイテムが手に入りやすく、
 
コーディネートを楽しみやすいスタイルといえるでしょう。
 
ブランド名はわからなくても、アイテムを見ると「あー！見たことある」となる物がたくさんあると思います。
 
白や優しいカラーを基調にして、美しいフォルムの照明と木の素材を生かした家具を配置し、
 
そこにカラフルなファブリックを足していく、のが北欧スタイルの基本コーディネイトです。
 
他のモダン・デザインとも合わせやすく相性も良いので、個性を演出しやすいインテリア・デザインですね。