2018.11.27
断捨離で習慣が変わる。ミニマリストの生活が快適な理由まとめ
こんにちは
町の引越屋さんです。
ミニマリストの人は「モノを捨てて人生が変わった」「生活が快適になった」と言います。
モノは便利だし私たちの生活に欠かせないのに、どうして捨てる=快適になるのでしょうか。
調べてみると、ただモノが少ない=幸せというわけではなく、モノを捨てることによって自分自身が変化するからだということがわかりました。
今回は、ミニマムな暮らしをしている人が快適な暮らしを得た理由についてまとめました。
ミニマリストが日常生活を楽しめる理由
快適な暮らし:掃除をした「結果」が嫌いな人はいない
「掃除が嫌い」「掃除が面倒」と言っていても、掃除をしてキレイで清潔な部屋を見てイライラする人はいないし、不機嫌になる人もいませんよね。
キレイな空間は誰しも好ましいもの。
「どうせすぐ汚くなるし」「すぐ散らかるし」という気持ちが、「明日でもいいや」と行動を妨げ、あっという間に汚部屋へ・・・。
人は今自分のいる環境に馴染んでいく生き物。
散らかった部屋に住んでいるときは、掃除は1週間に1回でもいいか、まだ汚れていないからいいかと後回しにしがちだった掃除も、モノが少なくスッキリとした空間に住んでいると、
「こまめに掃除しよう」と自然に思うようになるので、キレイな部屋がキープできるようになります。
快適な暮らし:モノを減らすと自分のことを好きになれる
なぜモノを減らすと自分を好きになることにつながるの?と思うかもしれません。
モノが多く散乱した部屋にいて「掃除は面倒」「片付けも面倒」「ちょっとぐらい汚れててもいい」と、いわゆる「ズボラ」な生活は楽かもしれませんが、心理的には自分自身や環境を「コントロールできていない」状態。
これを、モノを減らして家事にかかる手間を小さく楽にして、簡単に完了できるようにすると「掃除しよう」「片付けよう」といった行動へのハードルが下がり、自分がやろうと思うタイミング通りにすることができるようになります。
この感覚がとっても大事!
自分の生活状態や環境をきちんと「コントロール」しているという実感を感じることで、自信がつき、自分のことを好きになれるのです。
自分に自信があり、好きな人は生活の質が上がるだけでなく色々なことにも「やってみよう」と挑戦しやすくなります。
きっかけは断捨離や掃除といった小さなことでも、長い目で見ると大きな成果を得ることができるのです。
快適な暮らし:面倒くさがりという性格はナイ
気が強い、神経質、ポジティブ、ネガティブ・・・etc。
人の性格は様々ありますが、「面倒くさがり」という性格は存在しません。
掃除が面倒に感じる大きな要因は「めんどうに感じる環境」を自分自身が作り出しているから。
掃除機をかけるにしても、床に散らばったものを片付け、さらにたくさんの家具を避け、物を退かしながら・・・となると、面倒に感じるでしょう。
【掃除の労力やめんどくささ>キレイで清潔な空間】になっているのです。
言い換えれば、掃除をする手間やめんどくささを考えたら、ちょっとぐらい不潔な部屋でも良いかなと思っている証拠。
でも、モノを減らしスイスイと掃除機をかけれる環境を作っておけば、掃除はほんの数分とちょっとの労力で終了します。
掃除を「めんどくさい」と感じず、むしろ毎日掃除を習慣にできるような環境をきちんと整備しておくことが大事ですね。
掃除を習慣化するには?
毎日掃除をすることが習慣になれば、部屋が汚れたり散らかったりすることは、まずないでしょう。
習慣とは人が持っている自動的な行動の一つで、言い換えれば「当たり前」のことをさします。
例えば、歯を磨くという行動は私たちにとって当たり前で習慣になっている行動です。
「歯磨きめんどくさいなー」と思っても、歯を磨かない方が色々と気になって仕方がないでしょう。
それは、歯磨きは習慣で自分にとって当たり前のことなので、磨かないとモヤモヤとしてしまうのです。
人は習慣になっていないことはしなくても気にならないし、逆に習慣にしてしまえばその行動は苦痛なくすることができます。
そして、習慣化するために必要なのは「頑張るぞー!!」という意志ではありません。
意志を頼りに習慣化しようとしても、100%に近い確率で失敗します。
習慣化に大切なのは、「環境」と「報酬」です。
習慣化するための環境
習慣化したい行動へのハードルを限りなく低くすることが大事。
例えば、「棚の拭き掃除をする」を習慣にしたいと思っていても、毎日棚の上に散乱しているモノを退けるところから始めていると、
1モノを退ける、2退けた場所を拭く、3置いていたモノを戻すという手順が必要になりハードルが非常に上がります。
モノが乗っていなければ、拭き掃除は1の手順だけで完了できますよね。
そして、拭き掃除に必要な道具はすぐ取り出せる場所に直し、「出してしまう」動作が極力簡単にできるようにしましょう。
習慣化するために報酬
ここでいう報酬とは、掃除を習慣化して得たい「成果」と小さな達成感です。
掃除を習慣化すると「キレイな部屋」、「自分の環境をコントロールしている」という感覚、「自分の誘惑に負けず約束(掃除をする)を守った」という達成感ややりがい、などを【報酬】として得ることができるでしょう。
人は苦しいことはやりたくありませんが、気持ちの良いことは繰り返し行いたくなります。
習慣をつくるときは、
・その行動をするとどんな報酬(結果)を得ることができるのか?
・その行動を習慣化して、どんな暮らしを手に入れたいのか?
といった成果と目的を明確にしておくとうまくいきますよ。
断捨離で習慣をかえ、ミニマムな暮らしへ
ミニマムな暮らしをしている人がなぜ快適に過ごせているのか?についてまとめましたが、答えは「習慣」が変わるから。
そのきっかけの一つが断捨離です。
今回は、
・掃除の「結果」が嫌いな人はいない
・モノを減らすと自分を好きになれる
・めんどくさがりの性格とサヨナラできる
・習慣化する確率をあげる方法
といったことを紹介しましたが、どれもきっかけはモノを減らしただけ。
日常の生活の質を上げたいなと思っている方は、ぜひ断捨離にチャレンジしてみてください。