2018.10.17
整理整頓が楽になる!モノを無駄にしない選び方と使い方

こんにちは
町の引越屋さんです。
整理整頓をするたびに、大量にものを捨てている人や整頓してもなかなかスッキリしない人もいると思います。
また、整頓してもすぐに散らかってしまう人もいるでしょう。
買うものをしっかりと吟味して、買ったものは有効的に使うことが大事。
今回はモノを無駄にせず、上手な付き合い方や選び方をまとめました。
モノを無駄にしないために
モノを無駄にするとはどういう状態のことでしょうか?
不要なものを買ってしまった時に【無駄遣い】という言葉をつかいますが、そもそも買った時点で「これは無駄遣いだ」とわかっているものは、心の中で「いらない」と判断しているのに、あえて「買う」と判断して購入している品です。
そうではなく、ここでいう【モノを無駄にしている人】とは、買ったものを「もったいない」と言って溜め込み、使わない(使えない)状態にしている人のこと。
買う=ダメ、節約・倹約=良いといった話ではなく、買ったものを有効的に使わない・使いきれないことこそ【無駄の多い生活】です。
時には勢いで買ってしまうこともありますよね。
そういったモノを活かす工夫をせず放置してしまうと【無駄遣い】になります。
無駄にしないモノの付き合い方とは、
消耗品は「使い切る」、非消耗品は「使いこなす」こと。
例としては、
・無駄にストックしてしまいがちな消耗品は、適切な期間に使いきれる量を見極めて購入する。
・非消耗品は手入れをして長持ちさせる。
・非消耗品を不要に感じた時は他に有効的に使う方法はないか考える。
などです。
とくに、非消耗品はちょっと不自由になったぐらい、または持っていないと不自由になることがわかってから買っても遅くありません。
中には「一目見てどうしても欲しい」と感じるモノに出会うこともありますが、少しでも悩みを感じたのなら何か引っかかりがあるはず。
そういう時はきちんと自分が悩んでいる部分に目を向けて考える時間をとりましょう。
まずは一晩考えてみて、それでも欲しい時だけ買うようにするだけでモノを無駄にするのを減らせますよ。
なんとなーくで買ってしまうのではなく、1つ1つのモノの存在価値を確かめましょう。
モノの無駄をなくすコツ
食材を使いきる
食材を無駄にしないためには「使い切る」の一言に尽きます。
特に野菜はそのまま保存できるものと、調理(茹でる・蒸す・干すなど)が必要なものがあるので気をつけましょう。
例えば、
・余ったネギは小口切りor細切りにして冷凍保存
・ニンジンを細切りにして乾燥させる
・きのこ類はバラして冷凍
・ショウガを薄切りして酢漬け
・玉ねぎはみじん切りにして冷凍
など。
傷んでしまう前にきちんと保存しておくと、食材は無駄なく使いきれます。
また、便利で美味しいですが、加工食品はほどほどに。
ドレッシングや加工調味料は手軽ですが、あまって賞味期限が切れてしまう率の高い食材。
ドレッシングやソース類は、醤油・酢・砂糖・塩・オリーブオイル・ごま油・スパイス・味噌・ショウガなどを組み合わせると、自家製で作れるものが結構あります。
添加物が少ないので健康にもよく、調味料を無駄なく使い切れるのでとてもオススメです。
食材を無駄にしないコツ
■食材は、傷む前に加工するor保存に適した処理をする
■ドレッシングやソースは出来るだけ自家製で。
キレイをキープするスキルを身につける
服や部屋を長持ちさせるには、きちんと手入れをすることが必要不可欠。
衣類であれば、
・クリーニングを利用するのは必要最低限にする
・ビニールカバーのまま保存せず、通気性の良いカバーに付け替える
・コートは風通しを良くしてブラッシングをする
・アイロンは力を入れすぎない
などです。
クリーニングは仕上げはとてもキレイですが、生地への負担は大きい作業。
汚れたまま放置するぐらいなら、クリーニングに出したほうが良いですが、自分で洗濯できるものは自分で洗う方が服は長持ちします。
また、クリーニングに出すとついてくるビニールのカバーは通気性が悪いので、そのまま衣類を保管する時は通気性の良い衣類カバーに付け替えましょう。
部屋は「きれい」を保つことが大事です。
人はキレイな場所にいると「汚さないようにしよう」という心理になりますが、汚れている場所にいると「ちょっとぐらいいいや」と思ってしまいます。
汚れが汚れをまねき、あっという間に部屋は汚くなるのでこまめに拭き掃除をすることを心がけましょう。
拭くのはから拭きでOK
から拭きは「キレイになってるの?」と思いがちですが、表面の皮脂をとり汚れが尽きにくくなります。
大切なのはから拭きでしっかりと【磨く】こと。
とくに、鏡・ドアノブ・蛇口・照明・家具といった輝いているものは、できるだけ輝いた状態を保てるようにするだけでグッと印象が変わりますよ。
衣類や部屋をキレイにキープするコツ
■クリーニングに頼りすぎはNG。だけど汚れがこびりついた時は早急にクリーニングに出してシミ抜きを。
■衣類(特に冬物)は風通しを良くして、ブラッシングをする
■汚れたら定着する前にすぐにふく
■家はから拭きをして、磨く
■鏡や水回りなど輝きのある場所は、輝きをキープする
「良いもの」に触れる機会を増やす
ファッション、インテリア、料理、芸術などジャンルを問わず「センスのいい人」は、プロの手がけた完成度の高い仕事を見たり、触れたりすることでたくさんの情報を手に入れています。
たくさんの情報を取り入れると、モノを見極める目が養われて、自分の「好き」「似合う」「必要」なものが選べるようになり、逆に「無駄なもの」を選ぶことが減っていきます。
雑誌・ネット・街中で情報を得る時は、自分の好みのジャンルやブランドだけでなく【上質なもの】を見る時間を増やしましょう。
実際にその商品を買う・買わないではなく「高級なもの」「品のあるもの」「美しいもの」に触れることが大事。
衣類でいえば、最近はファストファッションが流行っていますが、その服のデザインの元はパリコレやミラコレといった、ちょっと一般的ではないハイランクなところから生み出されています。
上品だけど手軽に買うことができない価格帯のブランド、おしゃれなインテリアでつくられた空間など、見渡してみると身の回りには良いものが溢れています。
自分の目を養うことで、自分が本当にほしいものを見つけやすくなり、結果的に無駄が減ります。
自分の目を養うコツ
■買う買わないは別にして、高級な価格帯の商品を見たり情報に触れる
■映画やドラマなどをみる時に、インテリアやファッションにも注目してみる
■「センスがいい」と感じる人の発信情報は定期的に仕入れる
無駄の少ない生活=好き&似合うモノをたくさん見つけること
いくら整理整頓をしても、どんどんモノが増えていてはなかなか整頓できません。
モノが溢れている人は、きっと無駄なものもたくさん持っているでしょう。
無駄の少ない生活をするために大切なのは、自分が「好き」で「似合う」ものを見つけること。
・安いからとりあえず買う
・あまり似合わないけど、見た目が可愛いから(好きだから)買う
・あんまり好みじゃないけれど、似合うから買う
そういったものはたとえ、好みでも、似合っていても最終的にはあまり使わない「無駄なもの」になる確率大です。
やはり大事なのは自分の好みで、なおかつ似合うもので空間を満たすこと。
ただ買って終了ではなく、日常をより豊かにウキウキと過ごせそうだなと感じるものを選んで買いましょう。
そうするとモノが無駄になることも少ないですし、掃除や整理整頓もとても楽にすみますよ。