2018.10.06
整理整頓と収納。収納のコツをおさえてキレイに整頓

こんにちは
町の引越屋さんです。
整理整頓は、不要なものと必要なものを区別して物の量を減らし、取り出しやすく配置すること。
そのとき役立つのが「収納術」です。
無造作に放置せず、秩序立てて配置して見た目を整えるためは、収納スキルをUPさせることが大事!
今回は整理整頓に役立つ収納のコツをまとめました。
整理整頓と収納
整理整頓で大切なのは【収納を簡単にすること】。
1つの物をとるときに、収納場所の扉を開け、収納ボックスを開け、さらに箱を開け、保存容器を開け・・・・と手順が多いとしまうのが面倒になったり、どこに何をしまったかがわからなくなるのでオススメできません。
【物は2ステップ以内に取れるようにする】が理想。
漫画なら押入れ→収納ボックスという手順で取れるようにしたり、本棚に直接しまうなどです。
また、整理整頓の前に【断捨離】をしておくとさらに効果的。
モノが少ないほど収納は楽!
【断捨離でモノを減らし整理整頓で秩序をつくる】というのが快適な空間をつくりだすのに最適な方法です。
整理整頓で役立つ収納のコツ
整理整頓のコツ:入る量だけ持つ
整理整頓=できるだけたくさんのモノをおさめる・・・ではありません。
大事なのは、空間に収まる以上の量は持たないこと。
本格的な断捨離の捉え方にある「収納不要な量までモノを減らす」まではいかなくとも、空間に適切な量までは減らしましょう。
収納スペース以上のモノがあるといくら収納術を駆使しても、キレイな空間や使い勝手のよい空間にするのは難しいです。
モノを減らすコツは
■価格やブランドに惑わされず、自分の好みのモノを選ぶ
■今の自分の価値観や生活スタイルに合うものを選ぶ
■必要以上のストックは持たず、必要になってから取り入れる
を意識すると、生活の質が上がり、結果的に仕事や人間関係も良い方向へ変化していきます。
整理整頓のコツ:ミニマリストになる必要はない
最近は、断捨離がブームになり、モノを最低限しか持たない【ミニマリスト】という暮らしをする人も増えています。
モノは少ない方がいいという考え方が浸透していますし、モノが溢れてごちゃついた部屋に住んでいる人と、スッキリしている部屋に住んでいる人では、ストレスや時間のゆとりが違うのも事実。
ですが、モノ=悪ではありません。
モノの置き場所や量をコントロールできない状態になってしまうのが良くないだけで、現代の暮らしは、ある程度のモノを持つことや手に入れることで便利さや生活の充実度がUPすることも多々あります。
そのときに大事なのが【自分が心底大切に思えるモノ】を取り入れること。
「安いから」「流行っているから」「あったほうが便利そう」といった基準で選んでいては、モノが増えても気持ちは満たされません。
自分のお気に入りだけを残す、手に入れるようにしていると、結果的にモノは減り、【ミニマリストよりは持っているけれど無駄はない】空間になっていきます。
整理整頓のコツ:引き出しは丸見えがオススメ
整理整頓はパッと見たときにモノが見えていることが大事。
見えていないと何があるか忘れてしまい、どれぐらい持っているかわからなくなるからです。
引き出しを開けたときに丸見えになっていると、モノをしまった場所を覚えておく必要がないので「どこにしまったかな〜」と探しまわる手間がはぶけ、二重で買ってしまうミスも減ります。
引き出しの中を適度に分類して、必要ならトレイなどで区切って使うとわかりやすくなりますよ。
衣類はかけて収納する
知らない間に増えやすいモノの1つが【衣類】。
シーズンごとに新しい服を追加しているとあっという間に増えてしまい、よく見ると似たようなモノがたくさん・・・・なんてことも。
そこでオススメなのが、そのシーズンに着る服はハンガーにかけて収納すること。
そうすれば、
■どれぐらい服を持っているか一目でわかる
■どんな服を持っているか一眼でわかる
■服をたたむ手間がはぶけ、たたみシワも入らなくなる
とたくさんのメリットがあります。
洗濯をした後のたたむ作業が面倒・・・と感じる人にはぜひ試してもらいたい収納法です。
整理整頓のコツ:空間の余白を意識する
整理整頓=びっちりとモノを収める・・・ではありません。
キレイに収納するには【空間の余白を大事にする】ことがとても大事。
逆にいうと、少々散らかっても余白がたっぷりあると乱雑な印象にはなりません。
まずは断捨離や整理整頓の方法を知り、今の自分の【当たり前】を疑ってみること。
本当に必要なモノだけ残し、空いた空間はそのまま余白としておいておきましょう。
余白が十分にあるとモノの出し入れもしやすく、ゆとりが生まれやすいです。
整理整頓のコツ:よく使うものは取り出しやすさにこだわる
頻繁に使う食器やカバン、調味料などは【取り出しやすさ】を重視すること。
収納棚の手前に置く、よく使うもの専用の引き出しをつくる、手をあげたりしゃがんだりせずに出し入れできる高さにしまう、などです。
ストレスなく使えるように工夫して収納すると、部屋が散らからずにキレイな状態を保ちやすくなります。
整理整頓のコツ:分類はおおざっぱに
整理整頓で失敗しやすいのが【細かく分類しすぎる】こと。
「コード類」「文具」「コスメ」ぐらいのおおざっぱな分類で十分です。
細かく分けると収納が複雑になり、2ステップで取り出せなくなったり収納場所が分散しがち。
分類を細かくすることよりも、【一か所にまとめておく】ほうが整理整頓では大事なコツです。
整理整頓のコツ:好きなものを見せる収納に
モノを配置して空間を美しく使うコツに、【見える場所にモノを置くのは空間の1割まで】というのがあります。
物が10個あるなら、見えない場所に7個、扉やガラスから見える場所に3個、テーブルや棚の上に1個という割合で収納するのがベスト。
なのでディスプレイ用のアイテムを買うのも良いですが、【見える場所には自分のお気に入りを飾る】のがとてもオススメ。
ティーカップや食器が好きなら、普段使い用はシンクや食器棚の見えないところへしまい、お気に入りの品はガラス戸から見える場所へ、毎日使うティーセットは棚の上に整頓して並べるなどです。
そうすれば空間を美しくみせながら、自分の好きなものに囲まれた生活ができますよ。
整理整頓のコツ:用途の決まっている物はひとまとめに
例えば、スキンケアやシャンプーのまとめたお泊まりセット、海外に行ったときに使うコンセントプラグなどは日常生活では使いませんが、旅行に行くときには必要です。
ダイビングをするなら防水バックやダイブコンピューター、ログ、マスクなどが必要ですが、普段の生活では使いません。
こういった旅行や趣味で使うものは、普段は必要なくとも忘れると不便なことが多いですよね。
そういう【たまにしか使わないけれど、そのときに忘れると困るもの】はひとまとめにしておくと便利ですよ。
旅行グッズはスーツケースにしまっておくと忘れ物をしなくて済むし、収納スペースも節約できます。
整理整頓はちょっとしたコツでグッと簡単に
整理整頓をより効率よくするには、収納のコツをふまえてしまうこと。
今回は、
・モノは収納できる量だけ持つ
・モノ=悪ではないので闇雲に捨てる必要はない。自分に最適なモノを厳選する
・引き出しの中は丸見えにする
・衣類はかけて収納
・空間の余白を大事にする
・よく使うものは取り出しやすさを追求!
・分類はおおざっぱでOK
・見せる収納はお気に入りを飾る
・用途の決まっているものはひとまとめに収納
というのを紹介しました。
少し意識するだけで、整理整頓がグッとはかどるので試してみてくださいね。