2018.09.05
洗濯機の掃除方法!月1掃除で清潔に

こんにちは
町の引越屋さんです。
洗濯機は見た目は綺麗でも裏側は汚れがたまりやすく、カビや雑菌がたくさん繁殖しています。
洗濯機が汚れたままだと、衣類からにおいが取れなかったり、せっかく洗った衣類にゴミやカビを付けてしまうので定期的に掃除をしましょう!
今回は洗濯機の掃除方法をまとめました。
洗濯機掃除に使う洗剤は3種類から選びましょう
洗濯機の主な汚れは【カビ】
洗濯機の中は【湿度・水分・ゴミ(養分)】とカビが繁殖しやすい条件が揃っています。
なので掃除をしていないとあっという間にカビだらけになってしまいます。
洗濯槽掃除に使える洗剤の種類をまとめました。
塩素系クリーナー
塩素系の洗剤は強い殺菌効果があり、雑菌と一緒にカビを分解・除去してくれます。
ですが、パッケージに「混ぜるな危険」と注意書きがされているように、酸性の物質混ざると有害ガスが発生するので取扱には注意が必要!
酵素系クリーナー
塩素系クリーナーはパッケージに【塩素系漂白剤】【過酸化ナトリウム】と表記されています。
強い発泡力があり、その泡がカビを剥がしてキレイにしてくれます。
塩素系クリーナーを使った掃除方法は「つけおき」。
そして排水の前に浮いた汚れやカビ、ゴミを取り除く作業が必要なので、洗濯中に蓋を開けれない洗濯機には使えません。
ドラム式や二層式の洗濯機には使えないことがあるので買う前によく確認をしましょう。
殺菌・抗菌力は塩素系の方が強いですが、カビの洗浄力は高く、衣類へのダメージが小さいのと洗剤っぽいにおいが少ない利点があります。
重曹
塩素系や酵素系と比べると、洗浄力は落ちますが体に優しい成分なので安心・安全です。
酵素系と同じように、浮いた汚れをとる作業が必要なので、途中で蓋を開けられる洗濯機でないと使えません。
脱臭効果もあるので、汚れをためないように小まめに掃除しているなら、安全面や価格も踏まえて一番オススメ!
洗濯機洗剤を選ぶポイント
洗濯機掃除は年に1回の場合
洗濯槽は一年に1回、大掃除のついでという場合、洗濯機は非常に汚れています。
汚れがひどいときは、【酵素系クリーナーで2回、その後塩素系クリーナーで1回】掃除してください。
洗浄力の強い酵素系でしっかり汚れを落とし、塩素系で殺菌してピカピカにしましょう。
洗濯機掃除は半年に1回の場合
半年に1回のペースでも、洗濯槽には汚れが相当たまります。
なので、【酵素系クリーナーで1回、塩素系クリーナーで1回】掃除しましょう。
洗濯機の掃除は月1回の場合
毎月洗濯槽を掃除していると、汚れはあまりたまりません。
なので【酵素系クリーナーか重曹のどちらかで1回】掃除すればOKでしょう。
基本は重曹で掃除をしておいて、3〜4ヶ月に1回は塩素系クリーナーや塩素系クリーナーを使うのもアリですね。
洗濯機掃除の手順
洗濯機の掃除をするときは、洗濯槽とそれ以外の取り外せるパーツをキレイにしましょう。
洗濯機を効率よく掃除できる手順をまとめたので参考にしてください。
洗濯機の掃除手順1、パーツを洗う
洗濯機の取り外せるパーツは、
■洗剤投入ケース
■ごみ取りネット
■乾燥フィルター
■排水フィルター
の4つです。
歯ブラシがあると細かい部分もキレイにできますよ。
糸くずフィルターの掃除
糸くずフィルターは本体からはずして、溜まっているゴミをティッシュで取りましょう。
汚れているなら、重曹水に30分ほどつけ置きして歯ブラシでこするとキレイになります。
ごみ取りネットの掃除
ごみ取りネットは、頻繁に中のゴミを捨てておけばそんなに汚れません。
もしカビが生えてしまった場合は、
重曹水に30分ほどつけ置きして歯ブラシで擦り洗しましょう。
乾燥フィルターの掃除
乾燥フィルターは、乾燥機を使たびにキレイにすること。
まず、綿状のふわふわしたゴミを取り除きます。
取れにくい場合は、かたく絞ったタオルで優しくふき、目詰まりしているときはぬるま湯で洗ってしっかり乾燥させてください。
本体側も綿状のゴミをとったら、かたく絞ったタオルで拭いておきましょう。
排水ホースの掃除
排水ホースは汚れがたまると、ヘドロ状になり悪臭や詰まりの原因になるので注意!
排水ホースを本体から外したら、十分に浸せる大きさのバケツや桶に重曹水と排水ホースを入れ、1時間ほどつけ置きしましょう。
なかなか落ちないときは、4時間ほどおいてしっかり汚れを浮かせること。
洗濯機掃除の手順2、洗濯槽
塩素系のクリーナーを使う方法
塩素系のクリーナーは汚れやカビを分解してしまうので、ゴミを取る作業が不要で楽チン。
クリーナーを入れて回すだけなので、手軽で良いですね。
■手順
1、お湯を満水までためる(40〜50度がオススメ)
2、クリーナーを洗濯槽に入れる
3、洗濯槽洗浄コースで回す(ない場合は標準コースでOK)
※ドラム式の洗濯機はお湯をためてから、蓋を開けれないので先にクリーナーを入れて、洗濯槽コースを回す機種が多いです。
使用方法はクリーナーの説明書きをよく読んでくださいね。
酵素系クリーナーや重曹を使う方法
酵素系のクリーナーや重曹を使った掃除は半日かかるので、時間配分には注意してください。
■手順
1、ごみ取りネットを取り外す
2、お湯を満水までためる(40〜50度がオススメ)
水でも効果はありますが、重曹はお湯の方が溶けやすいです。
3、洗剤を入れる
クリーナーは規定量、重曹は1カップを洗濯槽に入れてください。
4、洗濯機を標準コースで回して放置
5分ほど回したら、排水前に洗濯機を止めて5時間放置しましょう。
※汚れがひどい洗濯槽に酵素系クリーナーを使うと泡が溢れてしまう場合があります。
そのときはバケツや洗面器をつかって水位を減らしてください。
5、もう一度洗濯機を回してゴミを取る
放置したら再度5分ほど洗濯機を回します。
沈んでいたゴミ・カビが浮くので、網やネットで取り除いてください。
根気のいる作業ですが、そのまま排水すると洗濯機をつまらせてしまうので頑張りましょう。
6、すすぎ→ゴミ除去を繰り返す
あとは、洗濯機を回す→ゴミ除去をゴミが浮かなくなるまで繰り返します。
目に見えるゴミを取り終わったら、ゴミ受けネットをつけて、洗い〜脱水を一通り回します。
7、ゴミ受けネットのゴミを捨てて完了
取りきれなかったゴミがネットにたまるので、それを捨てたら終了です。
乾燥させるために、しばらく洗濯機のふたは開けておきましょう。
洗濯機をキレイに保つ方法や注意点
洗剤や柔軟剤は適量を守る
衣類の汚れがひどいから、しっかり香りをつけたいから、といった理由で洗剤や柔軟剤を増やすのはNG。
洗濯槽内に洗剤が残り、カビの原因になります。
洗濯物はできるだけ早く干す
洗濯が終わったらできるだけ早く干すようにしましょう。
干すのを忘れて、洗濯物から生乾きの匂いがしてしまったという経験のある人もいると思いますが、それは雑菌が繁殖している証拠です。
洗濯機の蓋は開けておく
カビや雑菌は湿気があるとどんどん繁殖してしまうので、洗濯機の蓋はできるだけ開けておいて換気しましょう。
乾燥機能を使う
洗濯機に乾燥機能がついている場合、定期的に使っておくと、洗濯槽が乾燥できるのでカビや雑菌対策になります。
普段使うことがなくても、洗濯槽を乾かすために利用してください。
洗濯機の掃除はこまめに
洗濯槽の理想的な掃除頻度は月1回です。
乾燥フィルターやゴミ受けネットは使うたびにゴミやホコリを取りましょう。
排水フィルターは2〜3ヶ月に1回掃除すれば大丈夫です。
洗濯槽は月1回は掃除をして清潔に
洗濯槽が汚れていると、衣類をカビや雑菌と一緒に回してしまうので、せっかく汚れを落としてもカビが付着したままになります。
カビはアレルギーやアトピーの原因にもなるので要注意。
全く掃除をしていない状態からだと、塩素系と酵素系のクリーナーの両方を使ってもなかなか落ちないかもしれませんが、3ヶ月ほど続けていると見違えるほどキレイになりますよ。
洗濯機はこまめに掃除をして清潔に保ちましょう。