2018.09.08
家賃の相場!収入別の理想的な家賃と生活費率

こんにちは
町の引越屋さんです。
賃貸マンションやアパートに暮らすには家賃が必要ですよね。
暮らすために必要な経費ですが、どのくらいの金額が相場なのでしょうか?
家賃が高すぎても生活が苦しくなるし、安いと満足な部屋がみつからないかもしれません。
そこで今回は、収入に合わせた家賃の相場についてまとめました。
家賃の相場はいくら?
昔から、「家賃は収入の30%まで」と言われていますが、理想的な割合は25%〜28%。
家賃を具体的に表すと
・手取り20万なら5万6千円
・手取り25万なら6万2千円
・手取り30万なら8万4千円
首都圏や栄えている地域では家賃が高めなので、収入がある程度ないと満足な物件に住むことができない場合もありますが、28%を目安に家賃を考えると、自分の給与で十分な生活ができると言われています。
一人暮らしの家賃の相場は?
年収300万〜400万の社会人の一人暮らしの家賃は、平均5万〜6万円。
手取りが25万前後と考えると、だいたいの人が家賃が収入の25〜30%以内におさまる物件を選んでいます。
部屋の大きさはワンルームか1Kが多く、部屋の広さよりも収入とのバランスを考え家賃は抑えている人が多いようです。
生活費を考えて家賃を決定すること
良い部屋に住んだものの、生活費が家賃に圧迫されて食費はギリギリ、趣味も友達付き合いも我慢することになったら本末転倒。
ものすごい贅沢はしないにしても、快適には過ごしたいですよね。
そのためには自分の生活費が1ヶ月にどのくらい必要なのかを把握しておくこと。
必要なお金を確保して余ったお金を家賃にまわしましょう。
生活に必要なコストは
・光熱費(ガス・電気・水道)
・食費
・通信費(インターネット・スマホ)
・日用品(洗剤やトイレットペーパーなど)
・税金(市民税や保険料)
それに加えて、個人差のある出費が
・交際費
・洋服やコスメ代
・趣味にかけるお金
・習い事
などがあると思います。
大まかなデータですが、一人暮らしの人が家賃以外にかかる毎月の生活費は平均15万前後。
手取りが25万として、家賃6万+生活費15万=21万円
残りの約4万が貯金や予備費に回すと、ある程度快適な生活をしつつ貯金もできますね。
収入別の生活費目安
実際に暮らすときの家賃や生活費の金額は理想的な比率があります。
【家賃28%、食費18%、通信費&光熱費12%、保険料4%、交際費5%、服や美容代3%、趣味4%、貯金17%、雑費9%】
これを手取り別に計算したので参考にしてください。
手取り15万円の理想的な生活費
■家賃・・・4万2千円
■食費・・・2万7千円
■通信費&光熱費・・・1万8千円
■保険料・・・6千円
■交際費・・・8千円
■服や美容代・・・5千円
■趣味・・・6千円
■貯金・・・2万6千円
■雑費・・・1万4千円
手取り20万円の理想的な生活費
■家賃・・・5万6千円
■食費・・・3万6千円
■通信費&光熱費・・・2万4千円
■保険料・・・8千円
■交際費・・・1万円
■服や美容代・・・6千円
■趣味・・・8千円
■貯金・・・3万4千円
■雑費・・・1万8千円
手取り25万円の理想的な生活費
■家賃・・・7万円
■食費・・・4万5千円
■通信費&光熱費・・・3万円
■保険料・・・1万円
■交際費・・・1万3千円
■服や美容代・・・8千円
■趣味・・・1万円
■貯金・・・4万3千円
■雑費・・・2万3千円
手取り30万円の理想的な生活費
■家賃・・・8万4千円
■食費・・・5万4千円
■通信費&光熱費・・・3万6千円
■保険料・・・1万2千円
■交際費・・・1万5千円
■服や美容代・・・9千円
■趣味・・・1万2千円
■貯金・・・5万1千円
■雑費・・・2万7千円
女性は娯楽や服にかけるお金を増やし、自炊をして食費を抑える人が多いなど、男女差や生活スタイルによって違いはありますが、概ねこの金額を目安にするとバランスの良い生活を送ることができるでしょう。
数年後も支払える家賃を
現在では大手企業で働いていても、どんどん収入が増えていく保証はありません。
特に収入に対して、残業代やボーナスの割合が高い人は収入が変動することも考慮しておいたほうが良いですね。
なので家賃を決めるときは「数年後も、払い続けられるかどうか?」をきちんと考えましょう。
また、家賃は数千円の違いでも住む年数が長くなればなるほど大きく違ってきます。
たった3千円の違いでも5年間払い続けると、18万円!
家賃は1度住み始めると退去するまで必ず払わなくてはいけません。
自分の収入と求める生活水準を考えながら、慎重に決めてくださいね。