2018.08.22

整理整頓のメリット!苦手な人の特徴や対策方法まとめ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
ものが散らかっていて汚い部屋よりも、整理整頓された部屋の方が気持ち良いですよね。
 
整理整頓が苦手な人はもしかすると手順を知らなかったり、モノを増やしやすい・捨てられないといった癖があるのかもしれません。
 
今回は整理整頓をするメリットや手順、整理整頓が苦手な人の特徴をまとめました。
 

「整理」と「整頓」は別!

整理整頓
 
「整理整頓」とひとまとめにしてしまいがちですが、整理と整頓は意味が違います。
 
【整理】
 
整理は不要なものと必要なものを区別する作業のこと。
 
いらないものは捨てて、物の総量を減らします。
 
【整頓】
 
整頓はものをいつでも取り出せるように見た目を整えることです。
 
無造作に放置するのではなく、秩序立てて配置します。
 

整理整頓のメリットと整頓できない人の特徴

整理整頓メリット
 
結論から言ってしまうと、整理整頓はしないよりもした方が良いです。
 
そこで、整理整頓をした時のメリットと整理整頓が苦手な人の特徴をまとめました。
 

整理整頓をするメリットまとめ

 
✔︎物を探す時間がなくなる
 
実は、整頓できていない部屋に住んでいる人は無意識的に膨大な時間をものを探すことに使っています。
 
探すことが当たり前になっていて気が付いていないだけで、ものを探すという作業は人の脳に大きな負担を与えストレスになっています。
 
整理整頓をしてものがスムーズに使えるようになると、時間の節約はもちろん、ストレスの軽減にも繋がります。
 
✔︎心身にゆとりが生まれ生活の満足度が上がる
 
整理整頓ができているとストレスが減り、時間にゆとりが生まれるので結果的に日常生活の質が上がります。
 
ものを整理整頓や片付ける力は自己管理能力や心の状態にも反映しています。
 
必ず当てはまるわけではありませんが、整理整頓をきっちりできる人の方が、仕事ができる・人間関係を良好に築ける・人生を楽しめているといった傾向があります。
 
✔︎集中力が続き、作業効率がUP
 
人は無意識でたくさんの情報を五感から得ています。
 
そのため部屋や机が散らかっていると、「今日の朝使ったコップが出しっ放し」「ペンを使った後しまい忘れている」「引き出しが半開きになっている」というような情報を無意識でキャッチしています。
 
ものが散らかっている空間にいるだけで脳に入ってくる情報量が増えるので集中力は散漫になってしまうのです。
 
なので整理整頓をすると集中しやすくなり結果的に作業効率が上がります。
 

整理整頓が苦手な人の特徴まとめ

 
整理整頓ができない人にはいくつかのタイプがあります。
 
【収納大好き!しまい込むタイプ】
 
しまい込むタイプの人は収納ボックスやクローゼットなどに”どれだけたくさん綺麗に仕舞えるか”というような思考になる人。
 
収納ボックスに入っているから大丈夫というように考え、どんどん物が増えて最終的には収納するスペースが無くなったり、同じものがいくつもあるというような事態になりがち。
 
見えていなくても物は存在していますよ。
 
【もったいない!いつか使うかも・・・で、捨てられないタイプ】
 
当たり前ですが、物を捨てられない人は増えていく一方です。
 
いつか使うかも、まだ使えるかも、予備があった方が安心、といった理由をつけて捨てるどころか増やしてしまう人も。
 
不要なもので溢れた空間で過ごしていることに一刻も早く気が付いて断捨離しましょう。
 
【めんどくさいから後で片付けるタイプ】
 
整理整頓が苦手ですぐに部屋が散らかってしまう人の大半が”後で片付けよう”という癖を持っているのでは・・・・。
 
使ったものはすぐ片付ける!が、理想ですがなかなかそれが習慣にならない人は「後で片付けるボックス」を作るところから始めてみましょう。
 
後で後でと言っているうちに放置されてどこに置いてあるかがわからなくなっていませんか?
 
ひとまずボックスに入れてみて、頻繁に使うなら場所を決め、滅多に使わないものであれば捨ててしまいましょう。
 
めんどくさいから後でいいやといった雑な扱いをしているものの中には本当は対して必要じゃない物も含まれていると思いますよ。
 

整理整頓できない2種類の脳内思考

 
大まかに分けると、整理整頓できない人の思考は2種類です。
 
【ものが増えてしまう思考】
 
ものがどんどん増えてしまう人の思考の特徴は
 
✔︎流行に影響されやすい
 
✔︎セールやお買い得になっているとつい買ってしまう
 
✔︎所有欲がわきやすい
 
こういう傾向があるとつい物を買ってしまうので整理整頓をすることが面倒になったり、空間に対して物の総量が多くなりすぎて溢れます。
 
【捨てられない思考】
 
ものが捨てられない人の思考の特徴は
 
✔︎物に対して理由付けをする癖がある
(壊れていない、不備がない、まだ新しいなど)
 
✔︎親のしつけ
(物を大事にしなさいというしつけが、物を捨ててはいけないに変換されているケース)
 
✔︎迷信やしがらみを気にする
 
✔︎捨て方を知らない
(断捨離の仕方を知ると◎)
 
捨てられない場合、当たり前ですがものが蓄積する一方なのでいつか物が溢れることになります。
 

整理整頓の5つの手順

整理整頓手順
 
整理整頓をスムーズに行うには5つのステップがあります。
 

整理整頓ステップ0:現状把握すらできていない

 
物が散乱してごちゃごちゃしていて、自分が何を持っているのか、どこに何があるのかも全くわからない状態。
 
いちいち必要になったものを探す必要があり、ない!と思い込み買ってしまうような状態のことです。
 

整理整頓ステップ1:実態が把握できる

 
まずはモノを全てだし、総量や何があるかを認識してください。
 
収納しているものや、とりあえずで押し込まれたものを「外に出す」ことが大事。
 
整理整頓は現状でどれだけのものを持っているかを把握するところからスタートします。
 

整理整頓ステップ2:分別する

 
ものを把握したら、必要なもの・不要なものを区別していきます。
 
「いる」「保留」「いらない」に分けてください。
 
あまり深く考えすぎず、悩んだらこのステップでは保留に入れておけばokです。
 

整理整頓ステップ3:断捨離

 
ステップ2で必要なものと不要なものを分けたら断捨離をしましょう。
 
「不要」に分別したものは即捨ててしまっていいので、このステップで断捨離するのは「いる」「保留」に分けたものたちです。
 
断捨離をしきって必要なものだけが残った空間が、整理できている状態です。
 

整理整頓ステップ4:収納して整頓

 
ここで初めて整頓に入ります。
 
整頓はただ闇雲に収納するのではなく、必要なものに秩序をつけること。
 
リモコンの置き場所、ハサミの収納場所というように物の定位置を決めます。
 
優先順位をつけ、使う頻度の高いものは取り出しやすいように場所や並びを工夫しましょう。
 

整理整頓ステップ5:ラベリング

 
ステップ4で概ね整理整頓はできていますが、もう少しレベルアップするなら、第三者の目線でもどこに何があるかがわかるようにラベリングをしましょう。
 
パッとみたときに判別できるようにするとものを探す手間が省け、収納するときにサッとしまえて便利です。
 

整理整頓でまずは気をつける3点

整理整頓注意
 
整理整頓が苦手な人は、ひとまず物が増えることだけは阻止しましょう。
 

買う前に「本当に必要か?」を自分に問いかける

 
安いから、流行っているから、何となく集めているから、というような理由でものを買ってしまう癖を見直しましょう。
 
整理整頓が上手な人は物の買い方もうまい人が多いです。
 
何となく購入するのではなく、物に対して自分基準でこだわりを決め妥協したりとりあえず買っておこうという理由では買わないようにしましょう。
 

ストックは過剰にしない

 
整理整頓できない人に多いのが過剰なストック。
 
特に日常で使う消耗品を「ないと不安」とたくさん買い込み収納場所がなくなるケース。
 
そんなにたくさん置いておかなくても生活できますよ。
 

きちんと定位置を決めておく

 
基本的にものは定位置を決め、使った後は決めた場所に直す癖をつけましょう。
 
最初は意識しないとできないかもしれませんが慣れると一気に日常のストレスが減ります。
 
そう思っても、定位置を決められず使った場所に戻せない億劫に感じる可能性の一つに「モノが多すぎる」があります。
 
無秩序で散らかり放題、モノも溢れている状態の中で定位置を決めるという秩序をつくるのは意外と難しいです。
 
物が少なくスッキリした状態だと、逆に散らばっているモノが目につくようになるので、定位置を決めるといった秩序もつくりやすくなりますよ。
 

整理整頓は習慣づけが大事

 
整理整頓が苦手な人は少しずつ習慣を変えていくことが大事。
 
理想としては一気にやってしまいたいかもしれませんが、一気に色々と変化させるのはストレスも大きくなります。
 
なのでまずは小さなところから意識づけすること。
 
使った食器はすぐ片す、ゴミはすぐ捨てる、などでも良いです。
 
小さな変化を積み重ねているうちに部屋は少しずつ綺麗になり、その中で「もっと整理整頓したい」「片付けをしたい」という風な前向きな気持ちを引き出していくことが大事。
 
整理整頓された部屋は本当に気持ちがいいので、ぜひ少しずつ意識してみてくださいね。



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