2018.08.02

ガスコンロを簡単キレイにする掃除方法★

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
キッチン周辺の掃除で汚れが落ちにくい場所の一つがコンロ周り。
 
ガスコンロが汚れているとキッチン全体が汚れて見えてしまいますが、焦げや油汚れがなかなか落ちないと掃除も億劫になってしまいますよね。
 
ですがガスコンロ周りの汚れもコツさえ知っていれば簡単にキレイにすることができます。
今回はコンロ周りを簡単に掃除をする方法をまとめました。
 

ガスコンロ掃除の基本

ガスコンロ
 
ガスコンロを掃除する前に、ガスコンロの構造やガスコンロにつく汚れ、掃除に必要な道具を知っておきましょう。
 

ガスコンロの部品と役割

 
ガスコンロで掃除をする部品は下記の4つ。
 
【トッププレート】

いわゆる天板のこと材質がいくつかあります。
 
■ガラストップ
 
現在の主流で、光沢があり高級感のある素材です。
強化ガラスなので傷がつきにくく、コーティングが剥がれる心配がありません。
 
ただ、ガラスなので重く、落としてしまうと割れる可能性もあるので注意しましょう。
 
■ホーロー
 
ホーローとは鋼板にガラス質をコーティングしたもの。
 
コーティングした材質なので、年数や傷がついたりするとコーティングがはげたり、サビの原因になります。
 
手入れをするときは傷がつかないように気をつけましょう。
 
ホーローはさらにコーティングが可能で、ガラス質をコーティングして強さと発色性をUPした「ガラスコート」やフッ素をコーティングした「フッ素コート」などがあります。
 
フッ素は水や油などを弾き、汚れを防いでくれますがコーティング力が弱く、傷つきやすく変色しやすいので注意が必要です。
 
【五徳(ゴトク)】
 
五徳は鍋やフライパンを置く台のこと。
 
ガスコンロの種類によっては、五徳の下に汁受け皿があるものと、ないタイプがあります。
 
汁受け皿がないタイプの方が天板がフラットになっているので掃除がしやすいです。
 
【バーナー】
 
バーナーは火を出す部分。
温度センサーや立消え安全装置が入っているものもあります。
 
バーナーの汚れをそのままにして置くと火がつかなくなったり不完全燃焼の原因になるのでキレイにしておきましょう。
 
【排気カバー】
 
ガスコンロの壁側にあるのが排気カバーです。
きちんと排気できるようにキレイな状態にしておきましょう。
 

ガスコンロの汚れとは?

 
ガスコンロの主な汚れは大きく分けて3つです。
 
【こげつき汚れ】
 
焦げつきは調理中のふきこぼれや飛び散った食材などに熱が加わり炭化したもの。
 
特にデンプンが多く含まれる食材は落ちにくいガンコな焦げになるので注意が必要。
 
【油汚れ】
 
調理のときに飛び散った油が原因。
 
最初はふけば落ちますが、そのままにしておくとベタベタし、なかなか落ちなくなります。
 
【食品汚れ】
 
食品や調味料がこぼれたものです。
すぐなら水拭きでも落ちる汚れですが、時間がたち熱が加わるとこびりつきます。
 

部位別!ガスコンロの掃除方法

ガスコンロ掃除
 
部位別に簡単で効率の良い掃除方法をまとめました。
 

トッププレートの掃除方法

 
天板の掃除には
 
✔︎キッチンペーパー
✔︎ラップ
✔︎食器用中性洗剤
✔︎重曹
✔︎クリームクレンザー
✔︎スポンジ
 
を材質に合わせて使い分けましょう。
 
とくに研磨剤が入っているスポンジやクレンザーは材質によって傷をつけてしまうので気をつけましょう。
 
【ガラストップの掃除手順】
 
ガラストップは掃除がしやすく楽チンです。
 
■必要なもの
 
・食器用中性洗剤
・布
・スポンジ
・クリームクレンザー
 
■手順
 
1、スポンジに洗剤or水を含ませて軽く汚れを拭き取ります
 
2、汚れが落ちない場合はクリームクレンザーを布につけて拭き取りましょう
 
3、乾いた布で乾拭きする
 
■注意点
 
クリームクレンザーは塗装剥がれや光沢を鈍らせる可能性があるので常用はしないこと。
 
【フッ素コートの掃除手順】
 
油や汚れをはじくので手入れは楽ですが、塗装が剥げやすいので気をつけましょう
 
■必要なもの
 
・食器用中性洗剤
・布
・スポンジ
 
■手順
 
1、中性洗剤と水をスポンジにつけ、汚れを拭き取る
 
2、乾いた布で乾拭き
 
【ホーローやステンレスの掃除手順】
 
耐久性があるので、クレンザーを使っても大丈夫です
 
■必要なもの
 
・クリームクレンザー
・スポンジ
・布
 
■手順
 
1、クリームクレンザーをスポンジにつけてこする
 
2、乾いた布で乾拭き
 
■注意点
 
スポンジは柔らかいものを使う
 

五徳の掃除方法

汚れやすいのに凸凹して洗いにくい五徳や受け皿は、拭き掃除とつけおき洗いのどちらかでキレイにしましょう。
 
■必要なもの
 
・重曹
・スポンジ
・布
・歯ブラシ
 
五徳の掃除には重曹が大活躍します。
 
拭き掃除には水100mlに対して重曹を小さじ1の重曹スプレーを、つけおきは粉のまま使いましょう。
 
■手順
 
【つけおき】
 
油汚れがひどい場合はつけおきが1番。
 
大きめのビニール袋かシンクにお湯をためて重曹を入れ、五徳をつけおきしておくだけ。
分量の目安はお湯1リットルに対して重曹大さじ6程度。
 
20分ほどつけおきしてから細かい部分を歯ブラシでこすればOKです。
 
重曹は水よりお湯の方が洗浄力が上がるのでこすり洗いはあたたかいうちにするのがオススメです。
 
【拭き掃除】
 
軽めの油汚れには重曹スプレーと布があれば大丈夫。
重曹スプレーを五徳にふりかけてから布で拭きましょう。
 
【サビ防止】
 
キレイにした五徳にサラダ油を塗っておくとサビを予防できます!
 

魚焼きグリルの掃除方法

 
掃除をおろそかにすると汚れだけでなくにおいもこびりついてしまうので要注意。
 
■必要なもの
 
クリームクレンザーor重曹
歯ブラシ
スポンジ

 
重曹は消臭効果もあるので汚れとニオイが同時にとれてオススメ!
 
■ガラス部分
 
ガラス部分は布に重曹水を染み込ませて拭きましょう!
 
■グリル本体(内部)
 
グリルにお湯をはって重曹大2を入れて20分ほど放置。
そのあとスポンジでこすります、
 
それでも落ちにくい場合はスポンジに中性洗剤を染み込ませて洗ってください。
 
重曹で油汚れを浮かせてから掃除するのが楽にするコツ。
 
■ニオイを防ぐコツ
 
1度キレイにした後は、できるだけニオイと焦げつきを予防しながら使うとその後の掃除が楽でいいですよ。
 
✔︎受け皿には重曹水を入れておく
 
魚を焼く前に、受け皿に入れる水に重曹を混ぜておきましょう。
 
そうすると調理しながら油やニオイを吸収してくれます。
重曹は体に有害な物質ではないので、調理中に使っても大丈夫です。
 
✔︎水なしのグリルにはアルミホイルを
 
水を入れなくても良いグリルの場合はアルミホイルを敷いておきましょう。
 
✔︎網が熱くなってから油を塗る
 
網が温まったら魚をおく前に油をひと塗り。
これだけで全然掃除の手間が変わります。
 

キッチン周りはコンロ掃除が鍵

 
キッチンをキレイにしておくにはガスコンロ周りをキレイにしておくことが鉄則!
ガンコな油汚れは重曹を使うと楽に掃除ができます。
 
落ちない時は重曹の洗浄力をUPさせましょう。
 
重曹は水よりもお湯を使ったほうがアルカリ性が強まるので、40〜60度程度のお湯を使って掃除してみてください。
 
傷がついてしまうのでゴシゴシとこするのはやめてくださいね。



シェア