2018.07.25
キッチン掃除のコツ!排水口やシンク周りを簡単に掃除する方法
こんにちは
町の引越屋さんです
キッチン周りは水垢や汚れが溜まりやすく、放っておくとにおいの原因にもなります。
特にシンクや排水溝は常にキレイにしておきたい!だけど手間はかけたくないという人は多いはず。
今回は、簡単で、毎日でもできるキッチン周りの掃除方法をまとめました。
キッチン周りの掃除のポイント
キッチン周りをできるだけ効率よく掃除するために知っておきたいことをまとめました。
【洗剤はクエン酸と重曹でOK】
洗剤といえば、シンク用・コンロ用・水回り用・・・・などたくさんの種類がありますが、汚れはたった2種類の洗剤を用意すれば落とすことができます。
その2つが「クエン酸」と「重曹」です。
この2つはスーパーやドラッグストアで安価で手に入るだけでなく、人体に有害な物質ではないので食べ物を扱うキッチン周りでも気にせず使うことができます。
また、キッチン周りだけでなく家中の掃除に使えるので、トイレ用・住居用・お風呂用など使い分ける必要がないので収納もコンパクトになりますよ。
【キッチン掃除に必要な道具】
クエン酸
重曹
布や付近
スポンジ
歯ブラシ(あれば)
■クエン酸スプレー
水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜる。
■重曹スプレー
水(できれば40℃〜60℃のお湯)200mlに重曹小さじ2を混ぜる。
【汚れは大きく分けると2種類】
汚れは大抵、酸性かアルカリ性に分けることができます。
そのため、酸性の汚れにはアルカリ性洗剤(重曹)が効き、アルカリ性の汚れには酸性洗剤(クエン酸)で落とせます。
お風呂、キッチン、リビングなど場所ではなく汚れの性質に合わせることが大事です。
場所別!キッチン周りの具体的な掃除の方法
では、キッチンの場所別に掃除方法をまとめて紹介します。
シンク周り
シンク周りはこまめに掃除をしていても汚れがたまりやすい場所。
1日の終わりにささっとキレイにしておきましょう。
■シンク周りの汚れ1「水垢」
水垢は水に含まれるミネラルやカルシウムが結晶化したもの。
アルカリ性の汚れなのでクエン酸が効果的。
放置しておくと堆積してこびりつくので気をつけましょう。
クエン酸スプレーをふりかけてスポンジでこすればOK
落ちにくいときは15分程度おいておくか、ペーパータオルやラップでパックしてから擦ってください。
■シンク周りの汚れ2「石鹸カス」
石鹸カスは洗剤と水のミネラルが混ざって堆積したもの。
見た目は水垢に似ていますが、酸性の汚れなのでクエン酸では落ちません。
重曹を使って落としましょう。
方法は水垢と同じで、重曹スプレーをふりかけてスポンジでこするだけ。
範囲が広い場合には重曹を粉のままふりかけて30分程度おいてから流してもキレイになりますよ。
■シンク周りの汚れ3「ヌメリ」
ヌメリは菌が繁殖している証拠。
食材カスが1番の原因で、排水溝や三角コーナーに多く発生します。
ヌメリはクエン酸+重曹を両方使ってキレイにしましょう。
排水溝のヌメリ
排水溝のヌメリはにおいや詰まりの原因にもなるので、こまめな掃除が必要!
クエン酸と重曹を使えばバッチリ落とせます。
方法は簡単。
1、排水溝のゴミを取り除き、重曹を粉のままふりかける
2、その上からクエン酸をふりかける
3、ぬるま湯をかけて30分放置
4、洗い流す
ぬるま湯をかける工程でブクブクと泡が立ちますが、重曹・クエン酸・水が反応した「炭酸」の泡なので心配いりません。
洗い流す前に気になるところは歯ブラシやスポンジを使ってこすりとればピカピカになります。
排水溝だけでなく三角コーナーも同時にやってしまえば手間も省けますね。
放置する時間は長すぎると固まってしまって逆効果になるので、30分を目処に流してください。
ステンレスのサビ
ステンレスのサビの大半は、金属の鍋や缶詰といったサビやすい性質のものを置いていたときに起こる「もらいサビ」です。
また、タワシや硬いスポンジでこすって傷ができ、ステンレスをおおっていた酸化被膜が剥がれるとサビは発生しやすくなります。
他には塩分の高い食べ物(味噌汁や醤油)を付着したままにしておくのもサビの原因です。
軽度のサビは粉のまま重曹をふりかけると落とすことができます。
ガンコなサビはサビ用のクレンザーを使うか、重曹と水を2:1で混ぜて作った重曹ペーストを使ってみてください。
冷蔵庫の掃除
冷蔵庫は食材カスやこぼれたカスなどで想像以上に汚れているので、こまめに拭き掃除をしておきましょう。
重曹スプレーをしてふき取ると大抵の汚れは落ちますし、重曹は体に優しい成分なので冷蔵庫に使っても安心。
においが気になる場合は、粉の重曹を容器に入れておいておくだけで消臭剤の効果があります。
キッチン周りの床や壁
キッチンの床や壁も重曹スプレーがあればキレイになります。
重曹は汚れを落とすだけでなく、消臭効果&研磨作用があるのでピカピカになります。
キッチン掃除で気をつける8つのポイント
✔︎汚れの種類や素材に合わせた洗剤を使うこと
油汚れ・石鹸カスには重曹、水垢にはクエン酸、カビにはクリーナーなど汚れの性質に合わせて効果的な洗剤を使いましょう。
✔︎アルミ製品に重曹(アルカリ性洗剤)は使わない
アルミ製品に重曹を使うと化学反応で黒ずんだり腐食の原因になるので気をつけましょう。
✔︎掃除用のスプレーは適量を守る
重曹やクエン酸でスプレーをつくるときは適量を守りましょう。
薄すぎると汚れが落ちにくくなり、濃すぎると溶けずに残ったり塗料を剥がしてしまう原因になります。
✔︎落ちにくい汚れは力任せではなく、つけおき
ガンコな汚れがあるとついつい力一杯こすりたくなりますが、それは傷をつけてしまうのでNG。
吹きかけてラップやキッチンペーパーをかけてパックして汚れに洗剤を染み込ませましょう。
✔︎掃除が手軽になる環境設定をする
掃除道具はすぐに取り出せる位置に配置しておくとこまめな掃除を習慣にしやすいです。
また、手間を省くために不要なものは潔く捨てて、物を置きすぎないようにしておくのも大事。
✔︎汚れは放置しない
汚れを放置するとこびりついて掃除が大変になります。
汚れたら即拭きとる!洗う!だけでキッチンの状態は大きく改善します。
✔︎排水溝や三角コーナーのゴミは毎日捨てる
ゴミはヌメリやにおいの原因なので毎日捨てること。
そのあとに熱湯をかけると殺菌作用やヌメリ防止になって効果的です。
✔︎ついで掃除を心がける
例えば、三角コーナーのゴミを捨てるついでに排水溝のゴミも捨てる、調理台をふくついでにシンク周りもふくなど「ついでに」できることは一緒にやってしまうと効率がグンと上がりますよ。
キッチン周りはこまめに掃除をして清潔に
キッチン周りの掃除はクエン酸か重曹のどちらかを使えば大抵はキレイにすることができます。
特にシンク周りや排水溝はにおいの原因になるので毎日掃除をするのが理想的。
手間がかからないように掃除道具はすぐ手の届くところにおいて、毎日のキッチン掃除を習慣化してしまいましょう!