2018.07.14

鏡掃除は汚れに合わせて効率よく!汚れ別の掃除方法まとめ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
鏡は身だしなみを整えたり、自分の健康状態を確かめるために必要ですが、知らずの間に汚れたまま使っていませんか?
 
鏡の掃除はコツさえつかめば簡単にできます。
 
毎日使うアイテムだからこそ、キレイに保っておきましょう。
今回は、鏡汚れの原因は?掃除方法は?汚れを防ぐには?についてまとめました。
 

鏡が汚れる原因とは!?

鏡掃除 
鏡はお風呂や洗面所といった水まわりや部屋でつかう全身鏡、メイクで使う化粧鏡など色々な場面で使いますが、汚れは大きく分けて2種類です。
 
■油汚れ(皮脂・手垢・化粧品など)
 
■水垢や石鹸カス
 
お風呂の鏡がくもって見えずらくなる原因が水垢。
水垢は水道水に含まれているミネラルが鏡に残ってウロコ状に結晶化したもの。
 
ミネラルの1つであるケイ素は、鏡を構成する物質でもあるので、時間がたつと同じ物質同士でくっついてしまい、どんどん水垢はガンコな汚れになってしまいます。
 
水垢以外の汚れは石鹸カスで、石鹸と水道水のミネラルが反応して白い粉末になったものです。 

鏡をピカピカにする掃除方法

鏡掃除 
鏡は汚れに合わせた掃除をすることが大事!
具体的な鏡の掃除方法をまとめました。
 
【水垢の汚れ】
 
お風呂や洗面台の鏡につきやすい水垢はアルカリ性の汚れなので洗剤は酸性のものを使いましょう。
 
身近なものでは、お酢や酸性のトイレ洗剤がありますが、特におすすめなのはクエン酸。
 
水垢の気になる部分にクエン酸をふりかけて少し時間をおいてからスポンジなどで拭き取るだけ。
これでよっぽどガンコな水垢でない限り、落とすことができます。
 
■クエン酸スプレーの作り方
 
水100mlに対して小さじ1程度のクエン酸を混ぜるのが基本の濃度。
汚れがガンコな場合はもう少し濃いめの濃度にしてもOK。
 
■ガンコな水垢に効果的なクエン酸パック
 
長年堆積したガンコな水垢にはクエン酸パックもオススメ。
クエン酸をふりかけて、サランラップやキッチンペーパー・新聞紙のような柔らかい紙を被せて置くだけ。
 
半日ほど置いたら水拭き→乾拭きでふいたらキレイに仕上がります。
 
■注意点
 
✔︎くもりどめ加工がされた鏡には使わない
酸性の液体はくもりどめ加工を壊してしまう可能性があります。
 
✔︎混ぜるな危険の洗剤に気をつける
特に塩素系の洗剤には要注意。
有害な物質が発生することがあり危険です。
 
✔︎金属部分にはつけない
酸性の液体は金属をサビの原因になるので、つけないように気をつけましょう。
 
【石鹸カス】
 
石鹸カスは酸性の汚れ。
なのでアルカリ性の洗剤で掃除するのが◎
 
中でも安価で鏡以外にも使い道が豊富な重曹がオススメ。
 
使い方はクエン酸と同じで、石鹸カスの気になるところにふりかけてしばらく置いてからスポンジや柔らかい紙で拭くだけ。
 
■重曹スプレーの作り方
 
水100mlに対して小さじ1が適量です。
重曹は水に溶けにくいので入れすぎには注意。
 
■ガンコな石鹸カスには重曹パック
 
パックもクエン酸と同じ方法でOK。
重曹スプレーをふりかけて、キッチンペーパーやサランラップを貼って時間をおいて拭き取るだけ。
 
■注意点
✔︎重曹は研磨作用があるのでゴシゴシしすぎると鏡に傷がつくので気をつけましょう。
 
【ホコリ汚れ】
 
リビングに置いた鏡や玄関の姿見汚れはホコリがほとんど。
ホコリ汚れは水拭きをしてから乾拭きをすること。
 
ふく時は左右に折り返してふくのではなく、左から右なら一方通行でふくことがコツ。
左右にふくと逆に汚れてしまう可能性があります。
 
布巾や布でも良いですが、マイクロファイバーやいらなくなったストッキングがあればよりキレイにふくことができます。
 
【皮脂汚れ】
 
洗面所やメイク用の鏡、姿見などにつきやすい手垢や化粧品の汚れは酸性なのでアルカリ性の重曹を使うのがオススメ。 
重曹水をキッチンペーパーに含ませてふいてから乾拭きするとピカピカになりますよ。
 
他には、新聞紙を使うのも効果的。 
新聞紙のインクは汚れを吸着する効果があるので、くしゃくしゃに丸めて軽くふくと皮脂汚れが落ちていきます。
取れにくい時は軽く湿らせると◎
 
■注意点
新聞紙のインクはプラスチックにつきやすいので、気をつけてください。
白いプラスチックを濡れた新聞紙でふくとシミになることがあります。 

鏡の汚れ防止法!

鏡の汚れ防止 
鏡をキレイに掃除したら汚れ防止もしておきましょう。
 
【毎日汚れを落とす】
 
水まわりの鏡は特に汚れやすいので、汚れ防止のために鏡についた石鹸やシャンプーは毎日洗い流しましょう。
それだけで石鹸カスの汚れはつきにくくなります。
 
【鏡は乾燥状態が◎】
 
水垢防止に一番効果的なのは鏡に水滴をつけたままにせず乾燥させておくこと。
浴室暖房乾燥機がついているなら、「乾燥」を使うと湿気を取り除けるので効果的。
 
鏡の汚れだけでなくカビも防止できます。
洗面所の鏡だとタオルを洗うついでにふいておくだけで、キレイな鏡を維持できますよ。
 
【柔軟剤でホコリ汚れ防止】
 
ホコリのつきやすい鏡は柔軟剤を使いましょう。
薄めた柔軟剤をタオルに染み込ませて固絞りしてからふくだけ。
 
柔軟剤は静電気防止の効果があるので、ホコリもつきにくくなります。 

汚れに合わせて効率よく掃除しましょう

 
どんな洗剤も万能ではないので、きちんと汚れの性質を知って掃除すると効率よくキレイにすることができます。 
鏡を掃除するポイントをまとめると、
 
✔︎水垢には酸性の洗剤やクエン酸
✔︎石鹸カスにはアルカリ性の洗剤や重曹
✔︎ホコリ汚れは水拭き→乾拭き
✔︎皮脂汚れはアルカリ性洗剤か新聞紙
✔︎ふくときは左右に動かさず、一方通行にする
 
です。
 
ぜひ参考にしてくださいね。



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