2018.04.15

【引っ越し】ダンボールの強度をUPする方法とサイズの選び方【荷造り】

こんにちは
町の引越し屋さんです。
 
引越しの時に多くの人が
めんどくささを感じるであろう荷造り。
 
家中の荷物をまとめるのは大変ですよね。
 
前回、荷造りをスムーズに進めるためのグッズと
荷造りのポイント【整理と仕分け】についてお話ししました。
 
今回はダンボールの選び方や詰め方のコツをお話しします。
 

ダンボールの強度をあげよう!

ダンボールの強度
 
ダンボールの強度・・・実は重要なポイント。
 
底が抜けて荷物が落ちて
大事な荷物が傷んでしまう・・・なんてことになったら大変ですし、
 
また詰め直すのも2度手間になってしまいます。
 

強度アップはガムテープの貼り方と種類!

 
引越しのダンボールはガムテープで閉じますよね。
 
たまに、ガムテープなしで底を互い違いに組んで
閉じようとする方もいらっしゃいますが、
 
それだと底が抜けてしまうので必ずガムテープを使って閉じてください。
 
ガムテープは「十時貼り」が基本!!
 
ダンボールを隙間なく綺麗に綴じて綴じ目に沿ってガムテープを貼り、
十時になるように、中央あたりにもう1本貼ってください。
 
この一手間で強度は格段にUPします!
 
パソコンや精密機器などを入れるときは十時貼りのクロスした部分に
合わせて「米」になるように貼るとさらに強度UP。
 
通常の荷物であれば十時貼りで十分ですが
強度を上げたい荷物の時だけ米貼りにしてみてください。
 
また、引越し業者に依頼するとダンボールと一緒にガムテープももらえることが多いですが
自分でもガムテープを用意して工夫すると強度を上げることができます。
 
ガムテープには「クラフトテープ」と「布テープ」があります。
多くの引越し業者からもらえるのはクラフトテープだと思います。
 
布テープは強度も粘着度も高いので使用すると
ダンボールの強度が上がりますが、
 
粘着度が強いので剥がしにくく、クラフトテープより高価という
デメリットもあります。
 
クラフトテープは布テープに比べて強度は下がりますが
安く、切れやすく、使いやすいという点があります。
 
基本的にはクラフトテープで良いのですが、
強度をあげたいときは布テープを使って使い分けるのがオススメです。
 

重さに注意!ダンボールの選択

 
当然ですが、ダンボールが重くなればなるほどが抜けるリスクも高くなりますし、
重くて運べない・・・なんてことにもなりやすくなります。
 
ここでポイントになるのが、入れるものに合わせて
ダンボールの大きさをチョイスするということです。
 
目安は、
 
・ダンボールS 本、食器などの少量で重いもの
・ダンボールM 台所用品、小物など
・ダンボールL 衣類、クッションなど軽量なもの
 
です。
 
詰める際も、ダンボールの片側のみが重くなったりしないように
バランスよくなるよう意識してみてくださいね。
 
梱包し終わったダンボールは
重いダンボールが下、軽いダンボールを上にして重ねてください。
 

荷造りのコツ

荷造りのコツ
 
では、実際に荷造りをするときのコツは?というのを紹介していきます。
 

「すぐ使うもの箱」を作る

 
荷造りは前回お話ししたように、
整理、仕分けをしっかりとして詰めていくのですが、
 
新居ですぐに使うもの、必要になるものは別で
専用の箱を作ることがポイントです。
 
引越し後すぐに必要になる可能性のあるものリストは
 
・お風呂用品(シャンプーやボディソープ)
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・掃除道具(雑巾、床ふきシートなど)
・ゴミ袋
・コップ、お皿(紙製品で OK)
・タオル
・ハサミやカッター(最低限の荷解き用)
 
などです。
 
すぐ使うものを入れた箱は側面、上面どちらにもわかりやすく印をつけて
新居でもその箱だけはすぐに見つけて開けれるようにしておきましょう。
 

普段使わないものから詰める

 
前もって計画的に荷造りを始めても、
いつも使うものを詰めてしまうと引越しまでの生活が不自由になります。
 
シーズンものの器具や衣類、普段使わないもの、
頻繁には開けない戸棚や引き出しの中のもの、
 
本、CDなどから詰めていけるようにしましょう。
 

仕分けをきっちりと

 
荷造りのポイントでお話ししたように、
荷造りは仕分けが重要。
 
リスト化をして箱の中身をしっかり把握しておくことと、
新居について運ぶ場所をダンボールにきっちりと書いておきましょう。
 
記載するときは、側面は必ず書いてください。
上面だけだと、積み重ねると見えなくなってしまいます。
 

ダンボールに詰めない方が良いものもある

 
重要な書類、印鑑、現金などの貴重品はダンボールには入れず、
自分で運ぶ方が安心です。
 
また、時間が遅めの場合や、長距離の引越しの場合は
引越しの当日から必要な下着や服、生活用品などを
 
旅行バックなどに入れて運ぶのも1つの方法です。
引越しで疲れていても、当日、翌日は生活できます。
 

壊れやすいものは外見から分かりやすく

 
壊れやすい荷物はパッと見でわかるようにしておきましょう。
 
工夫としては、
 
「ワレモノ」と箱に大きく書く
封を色付きのガムテープにする
 
などがオススメです。
 
また、当日の運び出しの時に「壊れやすいものが入っています」と
注意喚起することも重要です。
 

事前準備の必要な家電や機器に注意

 

冷蔵庫

 
冷蔵庫は前日までに中身を使い切ってコンセントを抜きます。
 
冷蔵庫が常温になると、溶け出した氷や霧が元で
雑菌が繁殖しやすくなるので水抜きや拭き掃除をしてください。
 
消毒用のエタノールがあるとなお良いです。
 
新居に運んだ際は故障防止のため、
2〜3時間経ってからコンセントを入れるようにしてください。
 

石油ストーブ

 
石油ストーブの灯油は完全に抜いてしまうか、空焚きをしましょう。
 

洗濯機

 
引越し前日までに水抜きが必要です。
 
ドラム式の洗濯機を使用している場合はドラムの固定ボルトも
必要になりますので用意しておいてください。
 

テレビ、オーディオなど

 
映像機器や音響の配線などが複雑になっている場合は
どこにつないでいたコードなのかを書いたシールなどを貼っておくと
 
新居でスムーズに配線ができます。
 
また、リモコンやコード類はまとめて同じダンボールに入れておきましょう。
 

まとめ

 
今回は荷造りのダンボールについてお話ししました。
 
ついうっかり詰め込みすぎて底が抜けてしまった・・・とならないように
気をつけてくださいね。
 
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