2020.02.26

【リフォーム】断熱・床の張り替え・シューズクローク。人気の玄関リフォーム

こんにちは
町の引越屋さんです。

 

玄関のリフォームは、ドアの付け替え以外にも色々あります。

 

その中でも今回は、床の張り替え、シューズクロークの設置、ドアの断熱リフォームをまとめました。

 

玄関の床張り替えリフォーム

リフォーム

 

玄関扉の内側(土足で使用する部分のこと)を土間といい、

玄関扉の外側(屋根付きの部分)をポーチと呼びます。

 

玄関は家の印象にとても影響しているので、

土間とポーチを張り替えるだけで家の雰囲気がガラッと変わります。

 

土間とポーチのデザインを揃えると統一感がでて、

スッキリとした印象になります。

 

玄関の床素材にはどのようなものがあるかまとめました。

 

コンクリート

 

コンクリートは玄関の床材で最も一般的です。

 

コンクリートは作る工程で、
砂利や砕石を露出させたデザインにしたり、真っ平にしてツルッとした見た目にすることもできます。

 

他にも、石、ビー玉、土などを混ぜ込むことで色々なデザインにすることができます。

 

天然石

 

高級感を出したいときは、大理石や御影石などの天然石を使うと良いでしょう。

 

一戸建てだけでなく、マンションのエントランスや玄関にも使用されています。

 

石の性質によって汚れやすかったり、熱や酸に弱かったり、
ぬれると滑りやすいなどの特性があります。

 

天然石を使用する場合はそういった弱点を補う加工を
表面に施すと良いでしょう。

 

大理石の特徴

 

大理石は玄関スペースで特に人気がある天然石です。

 

特有のマーブル模様が高級感をだしてくれ、白っぽい色が空間を広く見せてくれます。

 

ひやっとした触感なので夏場は涼しく感じるでしょう。

 

ただ、冬場は非常に冷えるので断熱対策が必要になります。

 

性質的にシミになりやすく、酸に弱いので掃除をするときは使用する洗剤に注意しましょう。

 

タイル

 

タイルはデザインや色が豊富なので、和風・洋風・モダンなど
様々なテイストの家にもピッタリのものが見つかるでしょう。

 

また、価格も安いものから、こだわったものまで幅広くあるので
予算にも合わせやすい素材です。

 

大きさも豊富で、10cm角〜60cm角ぐらいまで揃っているので玄関の広さに合わせて選ぶことができます。

 

玄関のスペースにゆとりがあるなら、大きめのタイルを使用すると高級感がでるのでおすすめです。

 

玄関スペースが狭い場合はタイルの大きさよりも、好みの柄や色を優先して良いでしょう。

 

タイル張り替えで気をつけること

 

1、タイルの色

 

玄関は土・泥・埃・雨水などで汚れやすい場所なので
汚れが目立ちにくいベージュ、グレー、カーキ、オークルなどの色を選ぶと
日々の掃除が楽になるかもしれません。

 

逆に汚れが目立ちやすいのは白や黒など、明暗がはっきりしている色です。

 

2、表面の加工

 

タイルは表面がツルッとしていて、特に水に濡れるとすべりやすくなります。

 

玄関用のタイルは表面をザラザラにして滑りにくくする加工がされていますが、
念のためサンプルをみたり、業者に確認するようにしましょう。

 

3、タイルの掃除方法

 

タイルは素材や表面の加工によって、手入れの方法が違っています。

 

玄関は汚れやすいので水拭きで簡単に汚れが落ちるものを選んでおくと
手入れが楽になります。

 

4、デザイン

 

エントランス、玄関ポーチ、土間を同じデザインを選ぶと家の統一感がグッと増して
お洒落な印象になります。

 

特に玄関スペースが狭い場合は、同じデザインにした方が空間を広く感じるようになります。

 

シューズクロークを新設するリフォーム

リフォーム

 

シューズクロークは玄関に設置し、土足のまま出入りする収納スペースです。
 
マンションでは作り付けの下駄箱のみ設置されていることが多いですが、
最近の戸建て住宅では初期から設置されていることが多くなっています。

 

靴以外にも、傘、ベビーカー、ゴルフバック、自転車、子どものおもちゃ、ペットの散歩道具などを
玄関に置いておきたい人にむいています。

 

シューズクロークを設置するには、歩くスペースや内部に棚を作ることを考えると、
幅は70cm前後は確保しておかなければいけません。

 

既存の玄関につくると土間の部分をシューズクロークに作り変えることになるので
土間のスペースが狭くなってしまいますが、現在、玄関に靴や道具が散乱しているのであれば
シューズクロークをつくるとスッキリ収納できるようになります。

 

基本的な工事内容は、既存の下駄箱の解体、壁のつくりかえ、棚の設置、壁紙張り替え、
ドアの取り付けになり、費用は50万円前後が相場です。

 

玄関ドアの断熱リフォーム

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家の暖かい空気の約50%は玄関や窓からでていってしまっています。

 

壁や屋根に断熱材を入れていても、玄関から暖かい空気が逃げ、
外の冷たい空気がはいってきては、十分な効果が得られません。

 

最近の新築住宅はもともと玄関ドアが断熱されていることもありますが、
昔からある住宅では断熱材が入っていないことも多いようです。

 

家の断熱性が上がると、家が温まるだけでなくエアコンの節電効果も有ります。

 

「断熱」ときくと夏は暑いのでは?と思う人もいますが、
夏場は家の冷えた空気が外に逃げて、外気の暑い空気が入ってきてしまうのを防ぐ効果があります。

 

家の断熱性を決めるポイント

 

玄関ドアの断熱性は次のような要素で決まります。

 

【ドアの素材】

 

断熱性の高い素材:樹脂、木材、銅板など
断熱性の低い素材:アルミなどの金属

 

【ドアの断熱材の有無】

 

ドア本体に断熱材が入っているとその分断熱性はあがります。

 

断熱材に厚みがあるほど効果があります。

 

【玄関ドアの機密性】

 

ドアがピッタリとしまり、隙間がないほど断熱性が高まります。

 

築年数の経っている家は機密性が下がって断熱性が低くなってしまっていることがあります。

 

【ガラスの有無】

 

玄関ドアのガラスからも熱は逃げてしまいます。

 

断熱効果を高めるには、二枚のガラスの間に空気の層を設けている複層のガラスを使用しましょう。

 

まとめ

 

玄関は「家の顔」ともいわれ、家全体の印象にも大きく影響しています。
また、風水的にも玄関周りをきれいに整えておくと運気がUPします。



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