2019.09.12

【リフォーム】家の見た目を北欧風or南欧風にする7つのポイント

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
シンプルで洗練されたデザインのインテリアが人気の北欧風、爽やかで可愛いらしいデザインが特徴の南欧風。
 
このふたつは内装だけでなく、外壁リフォームでも人気の高いスタイルです。
 
日本風の住宅でも、選ぶ素材や色の組み合わせ次第で、北欧風や南欧風に変身させることが可能です。
 
今回は外壁リフォームで北欧風または南欧風に仕上げるポイントをまとめました。
 

外観を北欧風にする7つのポイント

リフォーム
 
北欧には、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドなどの国があり、
 
冬場は−30℃近くまで冷え込む地域です。
 
極寒の地域ですが、森や湖など豊かな自然に囲まれているので、
 
住宅は自然の風景に溶け込むよう、建材にも自然素材が多く使われています。
 
北欧風の住宅にするポイントは、白、アイボリー、ブラウンなどのナチュラルカラーと
 
木やレンガなどの自然な素材を組み合わせることです。
 

1、外壁はナチュラルカラーやレンガを使用する

 
北欧風の外壁にするには、ナチュラルカラーが基本。
 
ベースのカラーには、白、ベージュ、ブラウン、または淡いブルーやグレーなどを選びましょう。
 
少しアクセントを加えるなら、レンガや木材を使用するのも良いですが、
 
日本ではメンテナンスのことを考えると本物の素材を使用するよりも
 
レンガ調、木目調のサイディングを使用するのが無難です。
 
北欧風ではなく、本場の「北欧」の外観にこだわるのであれば、実は外壁で最も定番なのは原色に近い赤色です。
 
雑誌やテレビなどで真っ白な雪景色の中に、赤い壁の家が建っている風景を見たことのある人も
 
いると思いますが、この風景は北欧ならではの光景です。
 
この赤い壁は塗料ではなく、土に含まれる鉄を使用しているもので、
 
木材の耐久性をUPさせる効果があります。
 
日本の住宅で真っ赤な壁にするのは、立地によっては周囲から浮いてしまうこともあるので
 
難しいかもしれませんが、本格的な北欧スタイルに近づけるなら、少し落ち着いた赤色にすると良いでしょう。
 

2、ツートンカラーやアクセントカラーを使う

 
北欧風住宅にするには、1階と2階を違うカラーで塗るツートンカラーもおすすめ。
 
ナチュラルカラー同士を組み合わせるも良し、
 
少し冒険して片方を赤色にしてみるのも良いかもしれません。
 
また、1階をレンガ調、2階をナチュラルカラーという分け方もおしゃれで可愛らしい外観になります。
 
平屋のような1階建ての住宅であれば、外壁に使う色は1色にして、
 
窓枠や雨樋などの部位をアクセントカラーとして取り入れると良いですよ。
 
外壁を淡いブルー、窓枠を白という組み合わせや、
 
外壁を渋い赤、窓枠を白、などにすると一気に北欧風な外観になります。
 

3、屋根は勾配をつけて、屋根材は洋瓦がポピュラー

 
北欧の住宅は冬の積雪に備えて、屋根が勾配のある三角屋根になっています。
 
日本では北欧ほど雪の降る地域は限られていますが、三角屋根にするだけでオシャレな外観になります。
 
屋根の瓦は、日本住宅によく使われている重厚感のある和瓦よりも、
 
スタイリッシュでオレンジ、ブラウン、ネイビーなど、カラーバリエーションが豊富な洋瓦を使用しましょう。
 

4、玄関ドアは外壁にカラーや素材を合わせる

 
北欧の玄関はナチュラルな雰囲気にまとめるため、多くの家で木製ドアを選ぶか、
 
外壁の色に合わせて白、青、赤などのドアを選びカラーコーディネートしています。
 
日本の住宅は金属そのままの色か、黒っぽいドアが多いので、カラーのドアにするだけで
 
グッと北欧風の住宅になります。
 

5、予算があればウッドデッキを設置する

 
スペースと予算があれば、庭やベランダにウッドデッキを設置するのがオススメです。
 
外から見た時に、木のぬくもりを感じると一気に北欧らしさがアップします。
 
少々お金はかかりますが、設置するデッキによっては、洗濯物が干しやすくなったり、
 
庭やベランダでくつろぐスペースを作れるなど、快適な暮らしが手に入る利点もあります。
 
リアルな木を使って本格的なウッドデッキにしても良いですが、
 
耐久性や掃除の手軽さを優先するのであれば、アルミや樹脂でできたウッド調の素材を使っても良いでしょう。
 

6、玄関ポーチは自然素材を使う

 
玄関ポーチ、アプローチ、門柱などがある場合は
 
ぜひ、タイル、レンガ、漆喰、石畳といった自然素材を組み合わせてみてください。
 
自然素材は一つ一つ風合いが違うので、自然な模様やアクセントが生まれ
 
ナチュラルな印象を与えてくれます。
 

7、ガレージはビルトインガレージがおすすめ

 
家との一体感が出るビルトインガレージは、利便性がアップするだけでなく、
 
外観が一気に北欧風に近づきます。
 
建物の一部のスペースを大きく使って設置することにはなりますが、
 
ガレージの上をウッドデッキにする、庭先に突き出して設置するなど、色々な様式があります。
 
建物を支える部分が少なくなるので、耐震性がきちんと確保できない場合は設置できませんが、
 
車やアウトドアが好きな人にはとてもおすすめです。
 

外観を南欧風にする5つのポイント

リフォーム
 
南欧は、ギリシャ、スペイン、イタリアなど、地中海のリゾート地です、
 
夏は日差しが強く、乾燥しやすいので、断熱性の高い素材を取り入れ、遮熱する工夫がたくさんされています。
 
爽やかで可愛い雰囲気のデザインで、特に夏の暑さが厳しい地域で人気があります。
 

1、外壁は淡い色か白

 
南欧の夏は40℃を超える日もあり、非常に暑くなります。
 
そのため南欧の地域では春先に外壁に白い石灰を塗っておき、夏場の強い時期には日差しが反射するようにします。
 
そうすることで少しでも室内を涼しく保つのです。
 
南欧風の住宅にするには、外壁は明るい色を選びましょう。
 
真っ白は汚れが目立ちやすいので、オフホワイト、ベージュ、淡いピンクや黄色がおすすめです。
 

2、瓦はカラフルにする

 
南欧風の家はオレンジ、明るい茶色、赤などの暖色系のカラフルな瓦が特徴。
 
1色でも良いですが、オレンジと赤、茶色と赤など2色をランダムに組み合わせて配置すると
 
より一層南欧風の趣になります。
 

3、レンガやアイアンの格子を取り入れる

 
南欧風にするには、玄関ポーチや外溝をレンガや石造りにするのがおすすめです。
 
色は、屋根と同じように暖色系で揃えて統一感を出しましょう。
 
また、ワンポイントにアイアンの格子や建具を取り入れると日本風の家でもガラッと雰囲気が変わります。
 

4、オーニング(日除け)を取り入れる

 
オーニング(サンシェード)は、日本ではあまりまだ見かけませんが
 
簡単に言うと、ベランダ、バルコニー、ウッドデッキなどについている日よけのことです。
 
日差しだけでなく雨の侵入も防いでくれます。
 
簡単に取り付けられて、見た目がスタイリッシュになり南欧風の住宅になります。
 

5、ドアは木製

 
南欧風の家には、木製ドアがぴったり。
 
一般的なのは茶色のドアですが、明るいイメージにしたいならグリーンや白いドアもおすすめです。
 

まとめ

 
今回紹介した北欧風、南欧風の住宅は、
 
四季があり自然豊かな日本の気候にもぴったりです。
 
シンプルですが柔らかな雰囲気になるので、日本風の外観からガラッと変えたいという方におすすめです。
 



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