2019.04.20

【リフォーム】おしゃれで使いやすい洗面所にする5つのポイント

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

洗面所は歯磨き、髭剃り、ヘアアレンジ、メイクをしたりと毎日使う場所だからこそ、
 

使い勝手のよさはもちろん、綺麗で快適な空間にしておきたいですよね。
 

今回は、洗面所をオシャレで使いやすい空間にするために知っておいて欲しい情報をまとめました。
 

使いやすい洗面所にする5つのポイント

リフォーム
 

使い勝手の良い洗面所にするために押さえておきたいのはこの5つ。
 

1、適切なサイズの洗面台を選ぶ
 

2、水に強い床材にする
 

3、明るい照明
 

4、コンセントの位置や数
 

5、洗面ボウルを選ぶ
 

では、順に紹介していきます。
 

適切な洗面台のサイズを選ぶ

 

洗面台はオーダーメイドのものもありますが、大抵の方は市販の洗面台から選ぶことになると思います。
 

寸法を合わせる時に見るべきポイントは4つ。
 

・間口(横幅)
・高さ
・奥行き
・洗面ボウルまでの高さ

 

です。
 

間口や奥行きは様々なサイズがありますが、高さは190cm前後で作られているものがほとんど。
 

なので、間口と奥行き、洗面ボウルまでの高さを主に見ていきましょう。
 

【間口】
 

間口のサイズは、50cm、60cm、75cm、90cm、100cm、120cmと幅広いですが、
 

主流は60cm、75cm、90cmの3つ。
 

設置するスペースのギリギリまで間口を大きくするとその分広々と洗面台を使えますし、
 

少し洗面台を小さくして左右に収納スペースを設ける・・・という選択もあります。
 

【奥行き】
 

奥行きは40cm〜60cmの物が多いです。
 

奥行きが大きい方が水ハネしにくく、使いやすいですがその分洗面所の空間を圧迫します。
 

水ハネが気になっていても現在の洗面所に狭さを感じているなら、無理に奥行きは大きくしないほうが無難。
 

洗面ボウルを深くすることも水ハネ対策になるので、そちらを検討してみてください。
 

【洗面ボウルまでの高さ】
 

洗面ボウルまでの高さは、75cm、80cm、85cmが主流。
 

明確な基準はありませんが、身長の約半分を目安にすると良いでしょう。
 

155cmの人なら75cm
165cmの人なら80cm
175cmの人なら85cm
 

を基準に、家族みんなが使いやすい高さを検討しましょう。
 

水に強い床材を選ぶ

 

洗面所では毎日水を使いますし、多くの家ではお風呂・脱衣所・洗面所が一体になっている間取りが多いので、
 

水に強い床材にしておかないと、黒ずみ・きしみ・カビが発生したり、早く劣化して床材が剥がれてきてしまいます。
 

オススメは塩化ビニール製で水に強いクッションフロアやクッションタイル。
 

クッションフロアはクッションタイルと比べると耐久性や質感は劣りますが、
 

安く簡単に張り替えられるので洗面所の床材人気NO.1です。
 

明るい照明

 

洗面所で身だしなみを整える人は、顔に影ができにくい照明を選んでおきましょう。
 

ベストなのは自然光!
 

・・・ですが、洗面所は自然光が入らない位置にあることが多いと思うので
 

その場合は自然光に近いLED照明にしておきましょう。
 

コンセントの数や位置

 

快適な洗面所にするためにとても重要なのが、このコンセントの数と位置です。
 

もちろん工事の内容によって変わりますが、一般的なコンセント増設費用は5千円〜2万前後。
 

洗面所は洗濯機、乾燥機、ドライヤー、コテ、髭剃り、電動歯ブラシなど電化製品を使うことが多い場所なので
 

後から「コンセントの数が足りない!」とならないよう必要な数や、使いやすい位置をじっくりと考えておきましょう。
 

洗面ボウルの選び方

 

洗面ボウルは、蛇口の下に設置してある湯水を受ける部分のこと。(洗面器と呼ぶこともあるそうです)
 

主に洗面台の上に載せるタイプ、埋め込むタイプがあり、素材は陶器、樹脂、ホーローなど様々です。
 

洗面台ごと交換するリフォームでも洗面ボウルは選べるものが多いので、ぜひこの機会に理想の洗面ボウルに取り替えておきましょう。
 

洗面ボウルの型

 

【置き型】
 

置き型は名前の通り、洗面カウンターの上に置いて使用します。
 

最も洗面ボウルのデザインを生かせる形状なので、独特なフォルムのボウル、焼き物製、ガラス製など、
 

こだわり派の方にオススメです。
 

また、天板部分に水ハネしにくいのでお掃除も簡単ですよ。
 

【埋め込み型】
 

埋め込み型は、洗面カウンターの部分に埋め込まれているため、スタイリッシュでスッキリとした印象になります。
 

洗面台の下にある収納は、ボウルが飛び出た部分だけ狭くなってしまいますが、
 

カウンターを広く使いたい人にオススメです。
 

【半埋め込み型】
 

置き型と埋め込み型のちょうど中間、洗面ボウルをカウンターに半分だけ埋めこむタイプです。
 

メリットも半々で、置き型より天板の高さを出せ、埋め込み型よりカウンター下の収納を確保できます。
 

【壁付け型】
 

壁付け型は洗面ボウルだけを直接壁に取り付けるので、最も省スペースで設置できます。
 

トイレやユニットバスでは壁付け型の洗面ボウルがよく使われています。
 

洗面ボウルの素材選び

 

洗面ボウルの素材は、陶器・樹脂・ホーローの3つが主流。
 

【陶器製】
 

陶器製は美しく高級感が出るため、洗面ボウルでは最も使用されています。
 

傷がつきにくく、手入れが楽、様々なメーカーから販売されているので選択肢が多いというのも人気の秘訣。
 

ただ、陶器はあくまでも焼き物なので強い衝撃を受けると割れてしまうため、その点は注意しておきましょう。
 

【樹脂製】
 

樹脂とはプラスチックのこと。
 

衝撃を受けても割れないというのが最も大きなポイントでしょう。
 

しかし、硬度は低いため細かな傷がつきやすいのが難点。
 

最初は表面にコーティングがされていますが、長期間使っているとそのコーティングが剥がれ、
 

細かな傷に汚れが染み込み目立つようになります。
 

割れないことは大きなメリットですが、見た目の美しさや高級感、日々の手入れの楽さを重視するなら陶器やホーローがオススメです。
 

【ホーロー】
 

ホーローとは鋳物の鉄の表面にガラス質を焼き付けた素材のことです。
 

傷がつきにくく、酸やアルカリにも強いのがポイント。
 

ただ、衝撃には弱く表面のガラス質にヒビが入るとそこから錆びてしまうので注意。
 

最近はホーロー製の洗面ボウルは減ってきているので、費用やデザインのバランスが取れた理想のものを見つけるのは
 

少し難しいかもしれません。
 

毎日使うからこそ快適に

 

実は、洗面所は毎日使う場所にも関わらず、キッチン、トイレ、お風呂など他の水回りのリフォームより後回しにされがちな場所なのです。
 

他の部屋はとてもこだわっていても洗面所はごく一般的なデザイン・・・という人も多いのですが、
 

家族みんなが毎日使う場所なので、快適に使える空間にしておいて損はないですよ。
 

洗面ボウルを変えたり、照明を変えるだけでもガラッと印象が変わるのでぜひ検討してみてください。



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