2020.02.22

【リフォーム】最近人気のドアを引き戸へリフォーム。どんな家庭にオススメ?

こんにちは
町の引越屋さんです。
 

最近は、スペースを有効的に使いたい、バリアフリーにしたい、自転車やベビーカーを出し入れする機会が多い、
 

などの理由でドアを開き戸から引き戸にリフォームする方が増えてきています。
 

引き戸は開口部が広くなるだけでなく、開閉が小さな力でできるので
 

お子さんや高齢者と一緒に住んでいる方に特に人気があります。
 

そこで今回は引き戸のメリット・デメリットや、開き戸と引き戸どちらがオススメ?などをまとめました。
 

引き戸のメリット・デメリットは?

リフォーム
 

引き戸には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
 

引き戸のメリット

 

引き戸は、開き戸のようにドアが開くスペースを確保しなくても良いので
 

空間を有効的に使うことができます。
 

ですので狭い場所でも収納スペースを確保しやすいメリットがあります。
 

玄関の場合だと、ドアを開き戸から引き戸に変更すると門を設置するスペースを確保することもできます。
 

また、開口部が大きいので車椅子やベビーカーなどを出し入れしやすく、
 

ドアの開閉に必要な力が少ないところもメリットです。
 

小さい子どもがいる家庭だと、開き戸の隙間に指を挟んでしまう事故が度々起こっていますが、
 

引き戸はそういった事故の心配がありません。
 

そして、引き戸にはガラス張りデザインもあるので、玄関を明るくしたい人にもお勧めできます。
 

【メリットまとめ】
 

・開口部が広いので、荷物や家具の搬入が楽
 

・ドアの開閉に必要な力が少ない
 

・子どもが指を挟む事故が起こりにくい
 

・玄関に光を入れやすい
 

引き戸のデメリット

 

引き戸は、開き戸と比較すると気密性や遮断性が低いので
 

プライベート空間を仕切るのには、あまり向いていません。
 

一つの空間を区切るために使用する方が向いていて、
 

例えば、洗面所と廊下、廊下とリビング、などの仕切りに使用するのがオススメで、
 

廊下とプライベートルームの仕切りにはあまり向いていません。
 

また、開閉時に開いている時間が長くなるので、部屋の空気を逃しやすく
 

外気の影響も受けやすくなります。
 

引き戸の中には、下にレールを敷かず、上から吊るして設置するタイプもありますが、
 

気密性はさらに低くなってしまいます。
 

また、ガラス戸のデザインを玄関に設置していると、ガラスを割られるなどの被害が発生する可能性があります。
 

ですので、玄関にガラスの多い引き戸を選ぶ場合は防犯対策をしっかりしておく必要があります。
 

【デメリットまとめ】
 

・気密性がひくめ
 

・プライベート空間を仕切るのに向いていない
 

・ガラス戸の多いデザインの扉を玄関に設置すると防犯対策が必要
 

引き戸と開き戸どちらがおすすめなのか?

リフォーム
 

昔は引き戸と開き戸を比べると、防犯性や断熱性が低いと言われていたのですが、
 

最近はどちらも性能に大きな差は無くなっています。
 

なので、機能性ではなく生活スタイル、家族構成、玄関の広さ、デザイン性などを優先して選ぶようにしましょう。
 

引き戸が特におすすめなのは、バリアフリーにしたい時です。
 

開口部が広いので車椅子も通りやすく、開閉が楽なので高齢者でも使用しやすいからです。
 

また、扉によっては開いた状態でロックして自動では閉まらないものもあるので
 

用途と場所に合わせて自動ロックの有無も検討しましょう。
 

引き戸は素材を考慮する

 

引き戸は、アルミやステンレスなどの金属製の扉と木製の扉があります。
 

金属製の扉の方が雨や風による劣化が少ないのでメンテナンスが簡単です。
 

木製の扉は表面に耐水性の塗装がされていますが、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
 

見た目で木製が良い!という方以外は、金属製の扉を選んだ方が後々のメンテナンス費用を安くすることができます。
 

断熱性については、木製の扉は性質上、断熱性があるので問題ありませんが、
 

金属製の扉は断熱材が入っているものを選ぶようにしましょう。
 

引き戸リフォームで気をつけること

リフォーム

 

ドアのリフォームはドアのサイズはもちろん、
 

既存のドア枠やサッシを取り外したり、ドアのスペースを拡張するかどうかで費用が大きく変わります。
 

既存のサイズより小さい扉に変更すると、壁を作らなくてはいけませんし、
 

逆に今より大きいサイズの扉にするなら、壁を壊さなくてはいけません。
 

そうなると30万〜ほど追加で費用が必要になることもあります。
 

また、引き戸はスライドさせるスペースを確保できなければいけないので
 

確保できていないと周辺の壁を壊す大掛かりな工事が必要になってしまいます。
 

ですので、開口部の広さを調整したり、壁をリフォームすることになると
 

平均して50万円程度の費用は必要になります。
 

ただ、既存のドア枠を使用し、開閉できるスペースが確保できている場合は
 

20万〜30万程度で施工することもできるでしょう。
 

まとめ

 

玄関や室内のドアを引き戸にするリフォームは、
 

開口部が広いのでベビーカーを出し入れしやすい、出かける時に玄関が広く使える、
 

指を挟んで怪我をするリスクが低い、などの理由から
 

特に小さい子どもがいる家庭で人気の高いリフォームです。
 

業者によって工事の仕方や提案が違う場合もあるので、リフォーム会社はいくつか回って
 

比較してから選んでくださいね。



シェア