2019.07.24

【月1の掃除でOK】窓サッシの簡単な掃除法&カビの撃退方法

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
皆さんはこまめに窓サッシの掃除をしていますか?
 
ふと見ると黒い汚れがついていたり、ホコリや土が溜まっていませんか?
 
窓のサッシは外から入ってきた汚れと、家の中の汚れの両方が蓄積する場所。
 
ただ、汚れが溜まって頑固そうに見えても、窓サッシの汚れは意外と簡単に落とせるので大丈夫。
 
今回は、窓サッシを簡単に綺麗にする方法についてまとめました。
 

窓サッシってどんな汚れがつくの?掃除頻度は?

掃除
 
窓サッシにつく汚れは、
 
・土ボコリ
・砂
・排気ガス
・花粉
・室内のホコリや糸くず
・カビ
 
が混ざりあったもの。
 
カビ以外の汚れは、比較的簡単に落とせますが、カビは少々コツがいります。
 
カビは放っておくと、どんどん繁殖してガラス、カーテン、室内の壁、に広がったり、
 
アレルギーを誘発する可能性があるのできちんと対処しましょう。
 

窓サッシの掃除頻度はどのくらい必要?

 
窓サッシの掃除頻度は、
 
簡単な掃除は月1回。念入りな掃除は半年に1回。
 
(もちろん、できそうならこまめにやっておくのがベストです!)
 
意外と必要な掃除頻度は少なめなので、取り掛かりやすいのではないでしょうか。
 
念入りに掃除する時期は6月〜7月(花粉が飛び終わる時期)と
 
結露でカビが生えやすくなる冬場がオススメです。
 

窓サッシ:基本の掃除方法

掃除
 
カビ以外の汚れは、よほど頑固な汚れでない限り
 
・掃除機
・ブラシ(歯ブラシでも可)
・雑巾やスポンジ
 
があればOK!
 
では、手順を紹介します。
 

1、まずサッシの汚れを掃き出す

 
汚れた窓サッシをみると、いきなり水や洗剤を使って拭き掃除をしがちですが、
 
それはNG。余計に時間がかかってしまいます。
 
まずは乾いた状態のサッシに溜まったゴミ、ホコリ、砂をブラシで掻き出してください。
 
細かい部分は歯ブラシや爪楊枝を使うと綺麗にかき出せます。
 

2、掃除機で汚れを吸う

 
あらかたゴミを掻き出したら、掃除機の出番。
 
サッシに沿って掃除機をかけましょう。
 
この時、サッシが湿っていると掃除機が湿気を吸い込んでしまい故障の原因になるので、気をつけてくださいね。
 
窓サッシの掃除は晴れた日に行ってください。
 

3、雑巾やスポンジで拭く

 
ゴミを掻き出し、吸い取ったら、ようやく拭き掃除です。
 
窓サッシの汚れの大半は、ホコリや砂なので、前の2つの工程を行っていれば
 
特に洗剤を使わなくとも水だけで十分綺麗になります。
 
スポンジはなんでもOKですが、水だけで綺麗になるメラニンスポンジが特におすすめ。
 
雑巾がない場合は、キッチンペーパーでも代用可能です。
 
部屋の中に水が入り込まないようにサッシを濡らし、
 
スポンジでこすった後に雑巾やキッチンペーパーで拭けば完了です。
 
ここで水分が残るとカビの原因になるので、しっかり拭き取ってくださいね。
 
月に1回は、1と2のステップを。
半年に1回は、スポンジや雑巾を使って拭き掃除までを念入りに行いましょう。

 

窓サッシについたカビ撃退法

掃除
 
窓サッシは結露や湿気によって水が溜まりやすいので、カビが発生しやすいです。
 
上記で紹介した方法でも取れない、黒くドロッとした汚れは黒カビです。
 
黒カビは水や湿気を栄養分にして繁殖したカビなので、水をつけたスポンジだけでは落ちません。
 
別でカビに効く方法で掃除しましょう。
 
用意するものは
 
・重曹とクエン酸(or市販のカビ用洗剤)
・水
・雑巾や乾いた布
 
の3つです。
 
お子様やペットのいる家庭は、重曹やクエン酸などの人に優しい成分でできたものを使うのがオススメです。
 

まだカビが生えたての場合は重曹

 
まだカビが発生したばかりであれば、重曹のみでも大丈夫。
 
100mlのぬるま湯に対して重曹は小さじ1がベスト。
 
ちなみに、重曹は水には溶けにくく、お湯だと泡立ってしまうので「ぬるま湯」を使ってくださいね。
 
重曹水を窓サッシに振りかけて、乾いた布や雑巾でしっかりと拭き取ればOKです。
 
ただ、この方法はあくまで初期のカビに対してのみ。
 
重曹には除菌効果はないので、カビが繁殖し始めている場合はあまり効果がありません。
 

窓サッシのカビには重曹+クエン酸がベスト

 
窓サッシのカビ撃退には、重曹+クエン酸の組み合わせがベスト!
 
やり方もとても簡単です。
 
1、重曹とクエン酸を1:1で混ぜ合わせる
 
2、サッシのカビが気になる場所にふりかける
 
3、少量の水を垂らす
 
すると、重曹とクエン酸が化学反応を起こして発泡します。
 
この泡がカビを浮き上がらせてくれるのです。
 
30分ほど放置したら、雑巾で水拭きして泡を取り除き、乾いた雑巾で乾拭きして水分を取り除きます。
 
この時、水分が残ったままになるとまたカビが発生する原因になるので、しっかりと拭いてくださいね。
 
クエン酸の代わりにお酢でも良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、
 
お酢はカビの栄養になってしまうので、窓サッシの掃除の時は代用できません。
 

塩素系の洗剤は使うタイミングに注意

 
クエン酸と重曹で掃除をしてみても取れないとても頑固なカビの場合は、
 
市販のカビ用洗剤を使うしかありません。
 
ですが、「塩素系」と書かれている洗剤を使う場合は、タイミングに注意!
 
塩素系の洗剤は、アルコールや酸性と混ざると有毒な塩素ガスが発生してとても危険。
 
クエン酸をしっかりと洗い流した後なら大丈夫ですが、よく洗い流せているかわからない状態で
 
掃除をし直してはいけません。
 

カビの予防法

 
窓サッシのカビ予防には「エタノール」が最適。
 
エタノールは「無水エタノール」と水と混ぜ合わせた「消毒用エタノール」があります。
 
無水エタノールは濃度が約100%ととても高いのですが、すぐに蒸発してしまうので
 
窓サッシのカビを殺菌するには少々不向き。
 
無水エタノールを薄めたものが「消毒用エタノール」なので、窓サッシの殺菌にはそちらを使ってください。
 
無水エタノールを使う場合は、エタノールと水を4:1の割合で混ぜて使うとベストです。
 
使い方は、窓のサッシにエタノールをスプレーするだけ。
 
月1度の掃除の際に同時に行うだけで、カビの発生をかなり抑えることができます。
 

日頃の掃除機のついでに窓サッシも

 
窓サッシは汚れに気がついていても、掃除をするのは後回し・・・になっている人が多いのではないでしょうか。
 
水分や湿気だけでなく、ゴミやホコリもカビの栄養分になってしまいます。
 
できれば普段の掃除機かけの時についでに窓サッシのゴミも吸い取る習慣をつけていくと
 
窓サッシの掃除がとても楽になりますよ。ぜひ試してみてください。
 



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