2020.02.05
【リフォーム】節水トイレでエコ&光熱費節約!節水トイレの注意点は?
こんにちは
町の引越屋さんです。
最近、環境への配慮や光熱費の節約のために、トイレをエコリフォームする人が増えています。
そこで今回はトイレのエコリフォームの内容や、
節水トイレのメリットやデメリットをご紹介します。
トイレをエコにするリフォームとは?
トイレのエコリフォームとは主に
・トイレ自体を節水トイレに交換する
・トイレに手すりを設置したりバリアフリーにする
・トイレの床や壁に断熱材をいれる
などの方法があります。
節水型トイレとは
既存のトイレを節水型のトイレに入れ替えるだけで、
水の使用量や光熱費をおさえることができます。
節水トイレは汚れにくく、汚れてしまっても汚れが落ちやすく作られているので
日々の掃除が楽になるというメリットもあります。
バリアフリーリフォーム
高齢者や小さな子ども、車椅子を使用している方などと同居している場合
入り口の段差をなくしたり、手すりを設置するリフォームが必要になることもあるでしょう。
出来る限り1人で排泄出来る環境を整えることは、本人の自立を促したり
自尊心にも関係しているので優先度の高いリフォームといえるでしょう。
床や壁に断熱材をいれる
トイレは日当たりのよくない場所に作られていることが多いので、
冬は寒く、夏は風通りが悪くムシムシとした環境になりがちですが、
床や壁に断熱材をいれるだけで、トイレ内の温度を一定に保つことができます。
特に高齢者の方は冬場の急激な気温の変化でヒートショックを起こしてしまうこともあるので、
断熱材を設置するリフォームはそういった危険性も予防することができます。
最近建てられた住宅では断熱材が設置されていることも多いですが
築年数が古い家では全く入っていなかったり、数が少なく
十分な断熱効果が得られていないかもしれません。
節水トイレのメリット・デメリット
最近増えてきている節水トイレですが、
どんなメリット・デメリットがあるかをまとめました。
節水トイレのメリット
光熱費が節約できる
節水トイレの最大のメリットは水道の使用量を減らせるので
結果的に水道代を節約できることです。
トイレの型によって多少は変化しますが
1年で1万円〜1万5000円ほど節約できると言われています。
トイレの耐用年数は約10年なので、約10万〜15万円ほど
水道代を節約できる計算になります。
また、節水トイレは同時に節電機能もついているので
便座の温度調節にかかる電気代も年間5000円ほど節約できるといわれています。
掃除が楽になる
節水トイレは少量の水で流せるよう、通常のトイレよりも
表面がつるつるした素材でつくられています。
ですので、汚れがつきにくく、ついても簡単に落とすことができるので
掃除が楽になります。
節水トイレのデメリット
トイレがつまりやすい
節水トイレは1度に使用する水が少ないため、
通常のトイレよりつまりやすいというデメリットがあります。
つまらせないようにするには、1度に大量のトイレットペーパーを流さない、
トイレットペーパー以外の紙を流さないなど、
トイレの基本的な使い方を守るようにしましょう。
どうしても詰まる場合は少しだけ水の量を増やす設定にしてみてください。
節水トイレの水量を増やしても十分節水と節電できます。
水圧が弱いと節水トイレを設置できないケースもある
節水トイレ(タンクレストイレ)は、水圧が低いと設置できないケースもあります。
水圧が弱いと洗浄力が低下するだけでなく、つまりやすくなってしまうからです。
また、水圧が弱いとウォシュレットの勢いも落ちてしまいます。
排水の種類によっては設置できない
トイレの排水管には床に設置する床排水と
壁に這わせて設置する壁排水があります。
古い住宅では配管が節水トイレに適していなかったり、
配管が古くなっていてまずは高圧洗浄で内部をきれいにしてからでないと
トイレを設置できないケースもあります。
まとめ
環境や水道光熱費を考えてトイレをエコリフォームする方は増えてきています。
節水トイレのトラブルの大半は、トイレをつまらせてしまうことで、
修理をするとなると節約できるであろう1年分近い費用がかかってしまいます。
また、設置にも15万〜30万程度の費用がかかるので
トイレの使用頻度や基本的な使い方を守れるかどうかを考慮して
検討してみてくださいね。