2019.10.20

【寒さ対策】正しい重ね着の組み合わせで、簡単ぬくぬく防寒!

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
冬の寒さが厳しくなると重ね着をしたり、カイロを使ったりして
 
防寒をすると思いますが、ただ服を重ねる防寒だと、いくら着ても
 
まだ寒いと感じる人もいると思います。
 
今回は、重ね着の効果を最大限に発揮した服の選び方をご紹介します。
 
室外はもちろん、部屋着でも取り入れることができるので参考にしてください。
 

寒さ対策〜上半身編〜

寒さ対策
 
上半身の防寒で必須な重ね着ですが、効果的に防寒をするなら
 
肌に近い服から、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤー
 
という3つの役割を果たす服を選ぶことが大事です。
 

ベースレイヤー(下着)

 
ベースレイヤー(肌着)では保湿と発汗機能が重要です。
 
室外に特化した服装で出かけると、少し室内に入っただけで汗ばんでしまうことってありますよね。
 
そういった理由で、意外と冬場も汗をかいているものです。
 
そのときに汗を吸わない下着を着ていると、汗が冷えてしまい、身体を冷やしてしまいます。
 
下着や肌着は綿素材が多いですが、綿は水分を吸収しやすく、乾きにくい性質を持っているので
 
実は防寒という視点で見ると不向きな素材なのです。
 
最近は、色々なアパレルショップで保湿性が高く、発熱(発汗)効果のあるインナーが
 
たくさん販売されているのでチェックしてみてください。
 

ミドルレイヤー

 
ミドルレイヤーは下着と上着の間に着る服で、保湿と防寒機能の高いものがおすすめ。
 
外の寒気をシャットダウンして、アウターとの間に空気の層を作ることが一番の役割になります。
 
羽毛を使った衣類は空気を含みやすいので、最近は「インナーダウン」として、
 
下着とアウターの間に薄いダウンジャケットを着る人も増えていますよ。
 
また、ユニクロなどでも安く購入できるフリースも保湿性・防寒性が高いのでおすすめです。
 
動きやすさ重視ならフリース、機能性を重視するなら薄手のダウンジャケットを選ぶと良いでしょう。
 

アウターレイヤー

 
アウターレイヤーは名前の通り、アウター全般のことです。
 
ミドルレイヤーでしっかり防寒と保湿ができているので、どちらかというと
 
防水や防風機能の高いものが良いでしょう。
 
自分の身体にぴったりフィットするサイズより少しゆとりがある方が、
 
空気がたくさん含まれるので保湿力がアップします。
 
また、透湿機能(外の空気は遮断して中の湿気を放出する機能)が高いものを選ぶと、
 
衣類の中が蒸れにくく、汗をかいても快適に過ごすことができます。
 

寒さ対策〜下半身編〜

寒さ対策
 
寒さ対策で重要なポイントは下半身です。
 
何故なら、身体の中にある血液は重力の影響で、普段は約70%が下半身に集中しているからです。
 
そのため、上半身ばかり暖めていても、身体全体はなかなか暖まりません。
 
冬場はしっかりと下半身の寒さ対策をしてましょう。
 

パンツの下に防寒着を着用する

 
しっかり防寒!といっても、下半身は上半身のように着込むことはできません。
 
ですので下着の上にレギンス、フリースパンツ、裏起毛のパンツなどを重ねて履きましょう。
 
最近は、防寒性が高くても薄手でスーツやデニムの下にも履けるタイプのものが
 
たくさん販売されています。
 
靴下を重ね履きする方もいますが、人によっては血行が悪くなるので、
 
多くても2枚までがベスト。
 
女性ならレッグウォーマーなどを活用しても良いでしょう。
 
スカートの下に重ね履きをすることは難しいので、その場合は
 
デニール数の高いタイツや、裏起毛のタイツを着用しましょう。
 

靴には防水スプレーを振っておく

 
冬場に雨や雪の予報が出ている場合は、レインシューズを履くか、
 
防水スプレーを振るようにしておきましょう。
 
足元が冷えると、下半身や上半身をどれだけ対策していても体感温度が一気に下がり
 
なかなか身体が温まりません。
 
冬場のシューズでは、やはりムートンブーツが保湿性抜群で暖かいですが、
 
雨や雪には弱くすぐに濡れて染みてきてきてしまうので、
 
天候に合わせて使い分けてみてください。
 

寒さ対策〜番外編〜

寒さ対策
 
上半身、下半身の防寒意外にも、知っていて役立つ防寒方法があります。
 

3首をあたためる

 
3首とは首、手首、足首のことでこの3つをきちんと防寒しておくと
 
身体全体が冷えにくくなります。
 
【首の防寒】
 
人は首をしっかりとあたためるだけで、体感温度が4度近く変わると言われています。
 
なので、タートルネックやマフラー、ストールなどで首周りをしっかりとあたためてください。
 
【手首の防寒】
 
手首は手袋や手首ウォーマーを使って防寒しましょう。
 
最近は手袋をしたままでスマホを操作できたり、
 
指の部分だけが露出できるようになっている手袋が増えているので
 
以前ほど手袋をしている最中のスマホ操作にストレスを感じないはずです。
 
【足首の防寒】
 
足は、レッグウォーマーやデニール数の高いタイツを履いて防寒しましょう。
 
先にも書きましたが、靴下は物によっては血行が悪くなるので
 
できれば違う方法で防寒するのがベストです。
 
室内であれば膝掛けも足首〜足全体があたたまるのでおすすめです。
 

体内を温める一押し食材は「生姜」

 
身体を中から温めると、一気に体感温度が上がります。
 
そのときに一押しなのが生姜です。
 
ハニージンジャー、生姜紅茶、生姜湯など、飲み方はいろいろありますが、
 
長時間外にいる予定の日は、熱いお湯で生姜入りの飲み物を作り、魔法瓶に入れて
 
身体が冷え切る前にこまめに飲んでおくと、身体がポカポカとしてあたたかいまま過ごせますよ。
 

まとめ

 
防寒対策は外で過ごす時はもちろん、家にいるときの服装にも取り入れてみてください。
 
重ね着はただたくさん着込むだけではなく、
 
汗は速乾で水分が服の内側にこもらないようにし、その上で空気の層を作ることで防寒効果が発揮されます。
 
ですので、フリースなどはアウターとして使うよりも、ミドルレイヤーとして活用する方が
 
本来の機能性を発揮できるわけです。
 
家の中できちんとあたたかい格好で過ごせると電気代の節約にもなりますよ。



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