2019.01.04

インテリア・デザイン「和と洋の融合!和モダン・スタイル」お勧めアイテムとデザインのコツ

こんにちは
町の引越屋さんです。
 
和モダンスタイルは、日本の伝統的なデザインを近代的にアレンジしたスタイル。
 
和のシンプルで温かみのあるデザインと、モダンのシャープで機能的な良さが融合しているため、
 
畳の部屋はもちろん、フローリングの部屋でも和を取り入れられるところがポイント。
 
今回は和モダン・スタイルのおすすめアイテムとコーディネートのコツをまとめました。
 

和モダン・スタイル

インテリア
 
障子や木の家具やエレメント、壺など日本の伝統的な様式やデザインをアレンジして、
 
モダンとMIXさせたのが和モダン・スタイルです。
 
西洋と国交ができ、西欧の文化が入ってきたときに、海外から入ってきたものを洋風、
 
日本の伝統的なデザインを和風と呼ぶようになりました。
 
そこから和風を洋風を意識した方向へ進化させ、和モダンが誕生しました。
 
海外のモダン・スタイルは日本の影響も受けているので、モダン・スタイルと和風は、実は近しい存在で、
 
他のモダン・スタイルで日本のデザイナーが誕生していますし、(特にミッドセンチュリー・スタイル)
 
そういった流れが和モダンにも影響しているので、和洋を融合したスタイルですが、他のモダン・スタイルと組み合わせても素敵なデザインになります。
 
特にエスニック・スタイルとナチュラル・スタイルとの相性が良いですね。
 
和モダンは
 
・直線的でシンプルな構図
 
・障子やグリッド(格子)のパターン
 
・畳

 
を使いながら、余白をたっぷりととった演出をするのがベース。
 
素材は木や和紙などの自然素材が中心ですが、それを人工素材で作り直したデザインもあるため、
 
シャープなものと柔らかいものの両方が混在しています。
 
色は白、アースカラー、日本の伝統色(紅色、うぐいす色、若葉色、瑠璃色、青紫など)が良いですが、
 
黒、赤といった明快な色も相性が良いので取り入れてもうまくまとまります。
 

和モダン・スタイルに合うアイテム

インテリア
 

日本の伝統を受け継いだ木製家具

 
和モダンの家具は木製が基本。
 
無垢〜プライウッドまで幅広くあり、デザインも日本の歴史を引き継いだ伝統的なもの〜欧米モダニズムを取り入れた斬新なものまで
 
様々なアイテムがあるので、好みの時代に寄せてデザインすることが可能です。
 
また、大正〜昭和時代の家具やヴィンテージやアンティークの和家具を使ってもおしゃれになります。
 
日本の職人のセンスを活かしたデザインの和モダンは和洋どちらにも使えるものが多く、
 
物を大事にする日本の風習を受け継ぎ、長く使えることをテーマにしている家具がたくさんあります。
 
また、和モダンは台やマットレスに布団を置くだけのベッドにすることもありますが、シンプルなローベッドだと
 
和洋のバランスが崩れることなく取り入れることができるので、応用範囲も広く自分好みのリラックス空間を演出できます。
 

和紙

 
和紙は和モダンの特徴的な素材。
 
定番の障子や襖以外にも、クロス、照明、パーテーション、ロールブラインドなどで使用され、一気に和の雰囲気を演出できるオススメアイテム。
 
障子は伝統的な格子も良いですが、縦横を様々な模様に組み合わせてもモダンらしさが出ます。
 
また、最近はカラー和紙もたくさんあるので障子の一部をカラー和紙に変えてもおしゃれになります。
 

座椅子

 
和モダンのインテリアにはベッドや椅子を取り入れる人も多いですが、畳や床に座るのは和ならではなので、ぜひ取り入れて欲しいのが座椅子。
 
少し高さのある低座イスという座椅子ならモダンなデザインが多いので、フローリングの床でも違和感なく使えるアイテムがたくさんあります。
 
畳の部屋はもちろん、和モダンスタイルの部屋は全体的に背の低い家具を選ぶと日本らしさが出てうまくまとまりますよ。
 

格子

 
格子とは障子の枠のように木を縦横に間をすかして組んだもので、日本の伝統的な模様。
 
よく欄間(らんま)として天井と鴨居の間に設けられていますが、パーテーションや間仕切りにも使われており、目が細かいほど上品な印象になります。
 
格子の間には和紙以外にガラスをはめてもレトロ感が出ておしゃれになりますよ。
 

和モダン・スタイルを楽しむコツ

インテリア
 
和のインテリアは畳や格子など直線的なデザインが多いので、空間全体を水平線&垂直線が交差するシンプルなデザインにすると
 
和とモダンをバランスよく取り入れることができます。
 
また、格子を伝統的な縦横の組み合わせを変化させ、模様を作るとモダンらしさがアップするのでオススメ。
 
素材はできるだけ自然素材のものを優先して使うようにして、和紙の質感やテクスチャーのちょっとした変化が伝わるようにすると上品なインテリアになります。
 
壁や天井はできれば白、家具にアースカラーや日本の伝統色(渋めの色がgood)を取り入れると良いでしょう。
 
明るい色は差し色として取り入れるのがおすすめ。
 
和の空間は余白がとても大事なので、目に見える収納はできるだけ少なくして見えないようにしておきましょう。
 
色や物の露出を控えた空間になっているのは、そういった場の方が着物や帯などの鮮やかなものが映えるから。
 
現代では着物で過ごす習慣はないので、その代わりに色彩豊かな布製品を取り入れるととても映えて美しく見えます。
 

伝統を活かしながらモダンと融合

 
和モダンは日本の伝統的な家具やアイテムとモダンのスタイリッシュで機能的な要素を融合させるスタイル。
 
和家具や和紙、座椅子などもモダンと組み合わせることでフローリングの部屋とも合わせられるので、賃貸住宅でも楽しむことができますね。
 
大きな和家具(タンスやテーブル)を揃えられなくても、木製家具と和紙を使ったインテリアや座椅子を組み合わせても和モダンな雰囲気を演出できますし、
 
ナチュラル・スタイルやエスニック・スタイルとの組み合わせもオススメ。
 
最近は和のゆったりとした空気感のある部屋で過ごす機会が減っていると思いますが、(特に賃貸住まいの方)
 
モダン・スタイルと組み合わせることでコーディネートの幅が広がり取り入れやすいので、ぜひ取り入れて見てください。
 



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