2018.12.12
インテリア・デザインのコツ「モダニズム・スタイル」にぴったりのアイテム

こんにちは
町の引越屋さんです。
モダン・スタイルの中でも様々な要素を含んでいる、いわばモダンの総称がモダニズム・スタイルです。
家具やアイテムの選択肢がたくさんあるのでシンプルながらに個性を演出しやすいスタイルでもあります。
今回はモダニズム・スタイルにぴったりのアイテムとコツを紹介します。
モダニズム・スタイル
(モダニズム・スタイルのイメージ)
モダニズムはクラシック(意味:古典的)に対抗して生まれ、1920年代〜現代まで続いているデザイン・スタイルの総称。
特徴は、
・機能性や合理性の追求
・無駄がなくシンプル
色も控えめなものが多く、ガラスや金属といったハードで光沢のある素材を取り入れるのが基本。
モダニズム(意味:現代的)のスタイルは多種多様で、
最小限のモノだけを持つミニマリズム・スタイル、工業製品をインテリアに用いるインダストリアル・スタイルなどもモダニズムに含まれます。
ガラスや金属の素材が多い=形や色もかっちりとしている、といった印象を与えがちですが、
カジュアルな雰囲気なものやユーモアを感じる温かさのある家具も増えています。
その証拠に、現代モダニズム(1960年代〜)ではプラスチック製の名品も数々生み出されていてシンプルながらに個性を出しやすくなっています。
クラシック・スタイルは装飾的ですがモダニズムはどのスタイルであっても装飾は抑え、シンプルにまとめるのがポイントです。
モダニズム・スタイルにぴったりのアイテム
(モダニズム・スタイルのイメージ)
モダニズムの初期は、ル・コンビュジエやフランク・ロイド・ライトなどの建築家が家具をデザインしていましたが、
1950年代以降はアメリカのイームズ、70年〜80年代にはイタリアやフランスからデザイナーが登場しています。
手がけた家具は一点だけで存在感のあるデザインが特徴的です。
そしてモダニズム・スタイルの定番は次の4つ。
・ガラスの家具
ガラスの透明感はモダニズムの良さを引き立てる定番の家具で、最近は加工や着色が昔より簡単になったため、
品質&機能ともに向上しています。
テーブルをガラスにするだけで部屋の印象が変わるのでオススメ。
・スチール
スチールはガラスと並んでよく用いられる素材で、シャープなのに耐久性が高いため様々な所に使われています。
加工もしやすいので、直線だけでなく曲線も美しく表現できます。
脚の部分がスチールになっているテーブルや、スチールパイプの椅子、テーブルランプなどが定番アイテムです。
・プライウッド
プライウッドとは、1-3mm程度に薄くスライスした木材を重ねて貼り合わせたもので、薄いため木材の中では加工がしやすいのが特徴。
椅子や机などによく使われています。
・プラスチック
プラスチックは現代モダニズムの象徴。
軽い、耐久性あり、加工しやすい、色のバリエーションが豊富ということで、様々な家具に加工されています。
モダン・デザインのコツ
(モダニズム・スタイルのイメージ)
モダニズムのインテリアはたくさんのタイプがありスタイルも豊富なので、様々なデザインを楽しむことができます。
なので、たくさん起きすぎてごちゃごちゃしてしまったり、まとまりがなくなってしまわないように
盛り込みすぎないよう要素をしぼり、空間に十分な余白を取っておくことがポイント。
素材・形・テイスト・デザインされた年齢など、アイテムのどこかに共通点を持たせるとスッキリ仕上がります。
巨匠の手がけた名作家具などは1点あるだけでとても存在感があり、空間に映えるので周りは抑制する・・・という風なバランスが大事。
多様性よりも統一感、量より質とバランスを意識してデザインすると良いでしょう。
余白のある空間で個性を演出する
モダニズム・スタイルを楽しむコツは、
・余白(空間)を楽しむ
・ガラスやスチールなどのハードな素材を取り入れる
・カラーを取り入れる時は、プラスチック製の家具で遊び心を
・名作家具は部屋に1点あるだけで映えるので周りは抑制する
です。
部屋の広さによっておける家具の大きさ・種類・数は変わりますが、
賃貸、分譲、一戸建てのどれでも手軽に楽しむことができますし、ネットでもたくさん売っているので探してみてくださいね。