2018.04.27

【断捨離】実はただ捨てるだけじゃない!断捨離の本当の目的と真意

こんにちは
町の引越し屋さんです。
 
引越しは家中の物を荷造りして運びますが、その時にぜひオススメしたいのが「断捨離」です。
日頃から習慣的に行うのが理想なのですが、引越しは断捨離をする絶好のチャンス。
 
荷物が減ると引越しも楽になりますが、それだけではないすごい効果が断捨離にはあります。
 
実はモノを捨てることや片付けることは「断捨離」の表面的な行動にしかすぎません。
断捨離の本来の目的や効果はもっと奥深いのです。
 
今回は、断捨離とはどんな意味があるの?についてまとめました。
 

断捨離とは?

断捨離
 

断捨離の目的

 
断捨離という言葉は聞いたことあるけれど、「モノを捨てる」「モノを片付ける」以上の意味はわからない、
という方は多いと思います。
 
世間でも、
断捨離=モノの片付け、捨てるには勇気がいるものを思い切って処分してスッキリする
という印象が強いと感じています。
 
ですが断捨離の真の目的は、モノを片付けて捨てることだけでなく、
 
モノが溢れて窮屈になっている人生に流れを生み出し、仕事や人間関係を変化させていくことです。
 

断捨離が目指す生き方

 
衣装ケース、食器棚、押入れ、冷蔵庫・・・家の中に溢れている必要ない「ガラクタ」は
 
実は今の自分にとって不要な価値観、概念、自分を責める気持ち、自分への否定など、
 
マイナス思考や感情が視覚化しているものです。

 
そういうモノを手放すことでしがらみを解き、
抑え込んでいた感情や本音を自由に表現したり、自分らしさを発揮することにつながります。
 
感覚が研ぎ澄まされ視野が広がり、あるがままで自然な状態で生きる、つまり
 
【自分らしく生きる】
これが断捨離で得られる素晴らしい生き方です。
 
日常生活の中で起こるトラブルや悩み、仕事や人間関係などで感じるストレスやもやもやした気持ちを抱えたときに重要なのは
 
「自分の心を自分で晴らす力」、マイナスの出来事をプラスに変えていくことです。
 
そういった力があると日常生活や人生って楽しくなりそうですよね。
 
断捨離の考え方や捉え方は、トラブルやストレスを生み出しにくくする、
または、そういった問題が生まれたときは自分で取り払っていく力をつけることにつながります。
 
自分のコンディションを整えたり自分の気分を良くすることをただ意識するだけでなく
可視化されたモノを通して体感し、取得していける方法が断捨離です。
 

断捨離で新陳代謝

 
私たちは食べ物を食べると、栄養を吸収して消化し、排泄します。
これが新陳代謝であり、生命のメカニズムです。
 
入れたら出す、出したらまた入ってくる
というシンプルなことですが、このシンプルさがとても重要で、
 
この流れ(新陳代謝)を活発にすることが人生を良くする秘訣です。
新陳代謝が活発になる=本来の自分らしさを取り戻し、飛躍につながるからです。
 
入ってくるものは、必ずしも「モノ」とは限りません。
知恵、アイデア、人脈、出会い、転職、結婚、離婚という形で表れることもあります。
 

足し算の生活から引き算の生活へ

 
現在の私たちの生活は、「足し算」で構成されています。
 
情報もモノもどちらも溢れていて、便利な反面、物理的にも精神的にも疲弊しやすくなっています。
 
だから溢れている情報やモノをどう保存するか?効率よく使用できる保管方法は?
というように、収納や整理はどうするのが良いのか?という方向性でした。
 
そのため、今持っている情報やモノが自分にとって必要なのか?不要なのか?には
 
注目することなく保存・保管が優先され、気がつかないまま結果的に過剰、ムダが生まれています。
 
最近では最低限のモノだけで暮らしたいと思う人や
モノを持たない「ミニマリスト」という生活スタイルを送る人もいて、
 
捨てる、減らす、不用意に入れない、いう人は増えてきていますが
 
とりあえず持っておく、もったいない、という収納やモノに主導権がある状態から抜け出せない人も多いのが現状。
 
その一方、断捨離はモノを絞り込む「引き算」の考え方です。
 
断捨離は「断つ」「捨てる」「離れる」という全て引き算の言葉で構成されています。
 
モノを取り込み、溜め込むことが半ば反応的になっている私たちは引き算をする意識をもつことが大事です。
 
そういったことを踏まえると
 
入ったら出す、出るから入ってくるという新陳代謝を意識することが大切で、
断捨離は捨てるという行動だけの話ではなく、断捨離を進めると結果的にモノが少なくなる!
 
ということですね。
 

まとめ

 
今回は断捨離の本当の意味について紹介しました。
 
ただただ捨てる、というイメージが世間では浸透していますが、
断捨離の目的を意識して取り組むと全然違う結果が生まれるのではないでしょうか。
 



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